人間というのは生きている上で
何かの義務のもとに成り立っているのが
倫理論の主要である。
その中でも倫理論の中では
カントの義務論があります。
今回はカントの義務論について
紹介していく中で問題点なども
紹介していこうと思います!!
カントの義務論とは?
カントの義務論は簡単にゆうと
「絶対誰でも無条件で守らないといけない
変わらない道徳」というものが存在していて
平等に人間はそれを守らなければいけない
ということが根底にある!
この普遍的というのは社会の中で
これをしないとおかしくなるという
ところが基準にある。
「人を殺めてはいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
などと人間が当たり前のように知っている
ことなのですが、これが当たり前に
破られるようなことがあれば人間社会は
全く成り立たなくなります!
カントの義務論 2
二つ目のカントの義務論の内容は
「人間を単なる手段として利用
することはしていけない」という
物です。
簡単にいうと人を自分の利益のため
だけに扱ってはいけないということ
です。こうゆうことを認めてしまうと
弱肉強食がもっと広がってしまう
というのが考えられるから
人間社会として成り立たないと
いうのもわかるかと思います!
カントの義務論 3
三つめは「自律の原則」である。
自律とは自分で正義を守ることである。
例えば最近では問題になってる、
「飲酒問題」を例にとりだしてみます。
お酒を飲んだ後に店から家から帰るとき
に車を運転したいという気持ちはありますよね?
しかし。法律で禁止されてるしアブナイという
理由でお酒を飲んで車を運転してはいけない
と思っているようじゃダメなんです。
自律の立場では「お酒を飲んだから運転しない」と
思わないと自律にはなっていないという
ことですね!
カントの義務論の問題点とは?
さて今まではカントの義務論というのを
紹介してきましたが、何か変に
感じたことはありませんか?
それがあなたが思うカントの義務論の
問題点になるのですが、僕が思う
問題点も紹介しておきますね!
カントの義務論の中の
行動規律というのは今の
現代では厳しい原則が強すぎて
理想論というのが強すぎるんです。
人間の優しさなどをすべて抜いて
感情論をすべて抜いているために
逆に人間から離れているというのが
このカントの議論の問題点だと
考えることができます!!
例えば人に襲われている人を
匿って隠している場合、
その人に嘘の居場所を教えることも
カントの義務論の中では、
ダメだとされているんです!
カントの義務論は倫理論のなかで
主要な部分と考えられていますが
少し理想論にこだわりすぎて
倫理観から離れているような気がします!
カントの義務論をつかう場面は?
カントの義務論は理想論が強いと
紹介してきましたが意思決定をする中で
カントの義務論は大きく重要な点を
見据えているのも重要なことである!
企業がリストラをすることにしては人間性の
原則から言えばダメとされています。
(利益を上げるために人間を手段
として扱ってはいけない)
というものの対象になるが
解雇をしなければ企業というのは
業績不振となり会社がなくなってしまう
ということを考えればある程度
認められてもいいのではないかとも
わかりますよね?
カントの義務論は全部を守ろうとすると
確実におかしくなってしまいます。
ですが意思決定の中で、道徳的に
あっているかどうかを確認するには
使えるものになります!
最後に
今回はカントの義務論について
紹介してきましたがどうでしょうか?
こうゆう思想にはすべて認めるのではなく
疑問をもつことも大切ですよ!