初節句とは、子供が生まれて初めて迎える節句のことをいいます。
女の子は、桃の節句(3月3日)
男の子は、端午の節句(5月5日)
これらの行事ってなんとなくイメージできるけど、具体的に何をどうすればいいのか悩むものですよね・・・
これからお子様が初節句を迎える人や、迎える人をお祝いする人に
是非読んでいただきたいです♪
Contents
初節句のお祝いの男の子には何をする?
参考元:https://kosodate-blog.info/archives/614
端午の節句は5月5日のこどもの日に行われる行事です。
男の子の健やかな成長と立身出世を願う日です。
この行事を紐解いてみると、
古代中国では、5月は物忌みの月とされ、
邪気や悪霊を祓うために菖蒲湯(しょうぶゆ)に入ったり、
菖蒲酒を飲んだりする習慣がありました。
端午の節句は、「菖蒲の節句」とも言われ、
香りが強く薬効効果もあるので、
厄を祓うとされる菖蒲で無病息災を願ったのです。
この風習は日本に平安時代に取り入れられました。
宮中から鎌倉の武家社会へと広がり、
「菖蒲(しょうぶ)」が「尚武(しょうぶ)」や「勝負(しょうぶ)」に通じることから、
菖蒲で兜を作るなどして、
「勝負に負けずにたくましく育つように」という願いが込められるようになりました。
端午の節句では、鎧兜、武者人形、鯉のぼりなどを飾ります。
江戸時代、庶民は幟(のぼり)を立てられなかったので、
かわりに鯉のぼりをあげるようになりました。
やがて、紙の兜や人形を飾るようになり、これが武者人形などに発展していったのです。
最近の家庭には、五月人形が主流です。
家具の上におけるコンパクトなサイズの飾りもあるので、
置く場所の雰囲気に合わせて選ぶことができます♪
一般的には、春のお彼岸(春分の日を中日として前後3日間を合わせて7日間)があけた頃から飾りはじめ、
5月5日が過ぎたら、あまり遅くならないうちにしまいましょう。
具体的にやることは?
あくまでも参考までに♪
①上記でもお話しした、鎧兜、武者人形などの現在でいう五月人形や鯉のぼりなどを飾る
②菖蒲の花を用意して、
・菖蒲を玄関に飾る
・菖蒲酒を飲む(菖蒲を酒につける)
・菖蒲枕にする(枕の下にしく)
・菖蒲湯に入る(お風呂に浮かべる)
などの習慣もあるようです。
③お祝いの膳
柏餅やちまき、鰤(ぶり)や鱸(すずき)の出世魚、勝負男にちなんだ鰹(かつお)、定番の縁起物である海老や豆などで作ってみると良いようです。
これらは、すべてやらなければいけない!というわけではありません。
地域やその家庭に合わせて、初節句を迎える子供のお祝いを出来たらいいのです♪
初節句のお祝いの金額の相場は?
参考元:https://www.amazon.co.jp/初節句祝い-端午の節句祝い-ご祝儀袋%EF%BC%88のし袋%EF%BC%89-鯉のぼり-%EF%BC%88たとうヒワ大%EF%BC%89/dp/B00306N3GY
初節句のお祝いの相場金額は、
親族・仲人は10000~20000円くらい
友人は5000~10000円くらい
が目安とされています。
祝儀袋の水引は紅白の蝶結びのものを、
表書きは「初節句御祝」や「御祝」または、
「御初雛御祝」や「御初幟御祝」としましょう。
また、今では可愛しい初節句のためのお祝儀袋なども売っています♪
初節句のお祝いに男の子にあげると喜ぶものは?
参考元:https://item.rakuten.co.jp/suzukatu/ig-ji-562-f_a/
男の子の初節句を彩る高価なものといえば、五月人形。
いったい誰が買うのでしょうか?
日本の古い風習では、母親の実家が贈るものとされていました。
しかし武家文化の中心であった江戸がある関東では、
家を継ぐ男児の誕生を祝って、直系である父親の実家が購入したという伝えもあったり。
また鯉のぼりは父親の実家から、五月人形は母親の実家からという説もあったり・・・
住んでいる地域や、その家庭内状況によって変わってくるので、
話し合って決めるといいかもしれません♪
初節句のお祝いに参加するときの手土産でおすすめなのは、
端午の節句にちなんだ「柏餅」などです。
また、子どもの成長を飾るフォトスタンドなども喜ばれると思います。
先にもお話ししたように、節句飾りなどは身内がすでに贈っている場合も多いので、
おもちゃやぬいぐるみなども無難でしょう。
とにかく、子供の成長を願う気持ちがこもっていれば何でもOKなのです♪
もしどうしても迷ってしまった時は、
両親の希望のものを聞いたり、現金でも大丈夫です。
結び
男の子の初節句は、健やかな成長を願う大切な行事です。
地域などによっても風習が違いますが、
菖蒲の花をアレンジしたり、五月人形を飾ったり、お祝いの膳を食べてお祝いするといいでしょう♪
御祝は関係に合わせて5000円~20000円程度準備しましょう。
その他のお祝いを渡すときは、「柏餅」などの手土産や、
おもちゃやぬいぐるみ、フォトスタンドなど
子どもの成長を願う気持ちを込めて贈りましょう♪