インフルエンザは毎年、猛威を振るうこともあり、
ワクチンの予防接種を受ける人が増えてきています。
ただ、実際問題として、効果期間についてや
「免疫があってもかかるのか？」といった部分に
関しては不明瞭なところも多いですよね？
そこで今回は、インフルエンザのワクチンについて
ご紹介させていただきたいと思います！
インフルエンザワクチンの効果期間は？
参照元：https://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11031051102
まず、最初に触れておきたいのはインフルエンザ
ワクチンの効果期間についてなのですが、
一般に言われているのは接種後、2週間目頃から
効き始め、5か月間程度持続するとされていますね！
ただ、個人差も見られるため、あくまでも
目安程度に留めておく必要がありますし、
注意点としては予防接種をしたからといって
その日から効果が出るわけではない点も
押さえておかなくてはならないのでは
ないでしょうか？
注射は薬と違い、即効性があるイメージが
あるだけにすぐに効くと思いがちですが、
実際にはそうではありませんので、
インフルエンザが流行りだした際には
早めに受けておくことをお奨めしますよ！
インフルエンザワクチンを打つ意味は？
参照元：https://sk-utorix2.com/1840.html
インフルエンザワクチンは予防の観点からも
打っておくに越したことはないのですが、
一部では効果がないという声があるのも
確かであり、その点を踏まえると打つ意味が
あるのかどうかも疑問が残るところです。
インフルエンザワクチンに対して否定的な
意見の中にはインフルエンザは日々、猛スピードで
変化を続けているため、その変化にワクチンだけでは
対応できないという声もありますね！
インフルエンザワクチンは確かに毎年打たないと
意味がない部分は少なからず存在しますし、
一度打てば安心というものでもありません！
加えて、ウイルスエンザワクチンは病原菌を
体内に打ちこむ性質上、副作用が生じるケースも
ありますから、リスクがあるのも確かなことだと
言えるでしょう。
しかし、一方で接種しなかった場合と比較すると
発症を7割から9割程度抑えることができる、
死亡する確率を8割程度抑えることが可能という
データも存在し、その点で発症や重症化の抑制には
一定の成果を得ていることにもなりますから、
発症の抑制、ひいては重症化を抑制可能という点で
まったく意味がないということはないかと思います！
インフルエンザワクチンを打ってかかる可能性は？
参照元：https://www.fizz-di.jp/archives/1034816447.html
インフルエンザワクチンに関して肯定的な意見と
否定的な意見が存在するのは前述の通りですが、
効果があるかどうかももちろん重要ではあるものの、
それ以上にインフルエンザワクチンを打つことによって
インフルエンザにかかる可能性がどの程度減少するのかも
気になるところですよね？
では、どの程度の可能性になるのかという点を
見ていくと年代により、予防の有効性に異なるデータが
出ていますので、年齢別にご紹介させていただくと
以下のようになっています。
・1歳～6歳まで 20～30%
・64歳以下 60～90%
・64歳以上 50%（死亡阻止効果は70～80%）
こうして見ていくと6歳以下の子供の予防率の低さが
際立っていますが、この時期の子供は成人と比較すると
免疫力が低いため、予防接種をしたとしても大きな
効果は期待できず、近年では年に2回接種することが
望ましいとされているものの、それでも罹患率は
高くなってしまいます。
逆に免疫力が高い時期に当る64歳以下の成人に
関しては一定の効果が見られる場合が多く、
こうして見ると基本的な免疫力の高さがワクチンの
効果と比例していることがわかるのでは
ないでしょうか？
65歳以上になると体力の低下に伴い、免疫力も
落ちてくることから、ワクチンを接種しても
発症率は上がるのですが、データ上では死亡率の
減少に繋がっていることになりますので、重症化を
抑えることには成功していることになりますね！
年代ごとに免疫力には違いもありますから、
どの世代に対しても一定の効果を発揮できると
までは言えないものの、多少なりともリスクの
軽減に繋がるのであれば、打っておいた方が
無難とは言えるかと思いますよ！
結び
以上、インフルエンザのワクチンについてでした。
インフルエンザワクチンに対しては様々な意見が以前から
飛び交ってきており、未だに結論が出せているとは言えない
状態が続いています。
しかしながら、年齢によって差異があるとはいえ、一定の
効果が見られることも確かですから、打たないよりは
打っておいた方がいいと言えるかと思いますね。
もちろん、無料ではないので、お奨めとまでは
言えませんが、100%防ぐことができないとしても
リスクの軽減に繋がるのであれば、やっておく価値は
あるでしょう！
何事にも基本、100%安全というのはありませんので、
どのようにしてインフルエンザのような症状にかかる
リスクを減らすのかを考えていく必要がありますし、
その意味ではしておくに越したことはないと言えるのでは
ないでしょうか？
