「今日は、寒(かん)の入りです。」
という言葉を耳にしたことはないでしょうか?
寒に入ったということは、
これから1年でもっとも寒い時期を迎えるということです。
大寒とは、1年でいうと
いつを指すのでしょうか?
また、大寒の卵は縁起がいい!
というのを知っていますか?
今回は”大寒の卵”について”掘り下げてみようと思います♪
是非もうすぐ迎える大寒の日に向けて、
この記事を参考に準備してみてくださいね。
Contents
大寒のたまご(卵)は縁起がいい!
参考元:https://www.taiyouran.com/update/news/896.html
大寒っていつのこと?
大寒とは、寒さがさらに厳しくなり、
1年中でもっとも寒い時期のことを指します。
小寒から立春までの30日間を寒の内といい、
大寒はその真ん中に当たります。
Wikipediaによると、大寒とは
「ひ(冷)ゆることのいた(至)りて
はなはだ(甚だ)しきとなればなり(也)」
と載っています。
「至り」とは「ある物事が最高の状態に達していること」
「甚だしい」とは「普通の度合いをはるかに超えている」
という意味を持ちます。
直訳すると、”寒さが一番厳しい時期だから、大寒である”という
意味となります。
2019年の大寒はいつ?
大寒の日は、2019年でいうと、
いつにあたるのでしょうか?
大寒の日は、毎年1月20日ごろ、
もしくは大寒から立春までの期間を指します。
2019年の1月20日
が大寒の日といえます♪
大寒を七十二候(しちじゅうにこう)で見ると
七十二候とは、1つの節気を、
初候・次候・末候(5日ずつ)の3つに分けて、
気象や動植物の変化を表したものです。
大寒をこの七十二候で紐解いてみましょう♪
★初候 款冬華(ふきのはなさく)
厳しい寒さの中、深い雪の下で、
蕗の薹(ふきのとうのつぼみ)が
そっと顔を出す頃を表しています。
蕗の薹は、雪解けを待たずに顔を出すので、
”春の使者”とも呼ばれています。
大寒の後に訪れる節気は、立春です。
遠い昔の人たちは、寒さが厳しい時期でありつつも、
雪の下から頭を出す蕗の薹を見つけては、
春が近いと喜びを感じていたのではないでしょうか?
★次候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
厳しい寒さで、沢の水も堅く凍ってしまう頃を
表しています。
沢の水も堅く凍るほど厳しい時期でありながら、
この頃になると、
”福寿草”が花を咲かせます。
秋に芽を出して冬に花を咲かせる福寿草は、
「元日草(がんじつそう)」などとも呼ばれ、
春を告げる花の1つです。
★末候 鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)
鶏が春の気配を感じて、
卵を産み始める時期を表しています。
今の養鶏場では、いつでも卵を手に入れることができますが、
そうではなかった時代もあります。
昔は、冬の寒さが原因で、鶏の産卵数がすごく少なくなりました。
その寒さのせいで、鶏は水の摂取量が減り、
飼料を多く食べたのです。
そんな環境で産む卵は、、一年のうちで
最も栄養価が高い卵となりました。
そのため、
「大寒の卵を食べると、1年を健康で過ごすことができる」
と言われるようになりました。
大寒の卵は黄身も濃厚で、
最も美味しい卵と言われています。
大寒の卵のご利益の由来は?
参考元:https://twitter.com/hashtag/大寒卵
風水において大寒の卵は、金運と健康運を呼ぶ
縁起物とされています。
その理由としては、
〇大寒の寒さのなかで産まれる卵は
最も生気に溢れているから
〇寒さを耐えた後には春がやってくる
=堪えた後には、幸せがやってくる
〇卵は金の気を持つ食べ物である
などがあげられます。
そんな縁起がいいんだったら、
是非食べたい!!!という方も多いはずです♪
ではどうやったら大寒の卵は手に入るのでしょうか?
大寒卵の手に入れ方
①卵農家からネットで、直売で買いましょう
大寒卵を手にいれる方法で確実なのは、
信頼できる卵農家からネット予約や直売で購入することです。
遠方にお住まいのご両親などに贈り物を
するのもいいかもしれませんね。
寒い冬、喜んでいただけることでしょう♪
②デパートで買いましょう
大寒の日になって急に思い立ったり、
近くに養鶏場がなかったら、
スーパーやデパートで買うことになるでしょう。
デパートなら!
産卵日が記載された卵が手に入るかもしれません。
ただし・・
スーパーの卵には賞味期限が入ったものが多いので、
産卵日が正確にわかりません。
気を付けてくださいね。
結び
いよいよ年が明けたらあっという間にやってくる大寒の日。
大寒の卵は一年で最も栄養価が高い卵とされていて、
縁起がいいとされているようですよ♪
もし食べたい!と思っている方は、
早めに予約してことをおススメします。