昆虫に痛覚や痛みはない?理由や潰しても痛くない?

娘がテントウムシをつかまえて、

手で持っているうちにつぶれてしまったことがあります。

 

「テントウムシさん痛かったかな?」

と悲しそうにしていました。

 

昆虫には痛みがないって聞いたことがあるような・・・

 

でも、娘には何と声かけをしたら

いいのか迷ったものです。

 

本当に昆虫は痛みを感じないのでしょうか?

 

娘にはどう声かけすればよかったのでしょうか?

少しでもあなたの参考になりますように♪

昆虫は痛覚がない?

参考元:https://himajing.hatenablog.com/entry/2014/09/13/193526

昆虫は痛みを感じていない

脚を切除されたバッタは

脚をかばったり負傷した部分を

保護するような振る舞いはしません。

 

 

一見通常通り飛び、歩行を続けます。

 

オスのカマキリは、交尾をしているメスに

自身の体を食べられながらも、交尾を続けます。

 

このように、昆虫は

身体部分の除去や損傷をしても、

 

歩行・飛翔・接触・交尾といった動作を

通常と変わらず継続し続けることができるのです。

 

これは、人間のような脊椎動物が

痛みに対して反応するのとは大きく異なり、

昆虫が痛みを感じていないことの

根拠の一つとされてきました

 

いや!実は痛みに関わる刺激がでている

しかし、カマキリの羽や脚を

切除しようとすれば、あたかも

痛みを排除するかのように

攻撃的になる行動がみられます。

 

草食性のバッタでもカマキリなどに

食べられる際は、手足や触覚をバタつかせ

もがき苦しんでいるようにも見えます。

 

近年の研究では

昆虫は痛みに関わる刺激を検出している

ことが明らかになっているようです。

 

アメリカの神経生物学者ミリアム・グッドマンらは

2003年にショウジョウバエの表皮細胞に

接続する神経細胞(ニューロン)が

熱や圧力といった刺激に反応することを明らかにしました。

 

この刺激を受け取る”受容器”は

哺乳類においても存在していることがわかっています。

いや!違う!!痛みを知覚しているのではなく、反射だ!

 

またまたこれに対し

イギリスの動物行動学者ロバート・エルウッドは

この受容器の存在は痛みを知覚している証明にならない!

と述べています。

 

その刺激源に対して、”痛いと感じる””

苦しむ”機能は受容器ではなく、脳であるからだと。

 

”昆虫は痛みの刺激を受け取ったとしても

その刺激はふるいにかけられ

脳で処理されていない”

 

と考えることも可能です。

 

ショウジョウバエの熱や圧力刺激に

対する逃避行動は、私たちが

沸騰したやかんに触れて思わず

手を引っ込めるような、

脳を介さない”反射”である可能性も考えられます。

 

結論

研究者の中でも

”昆虫に痛覚があるか、ないか”賛否両論のようです。

 

昆虫が痛みを感じる

決定的な証拠はまだ見出されていません。

 

昆虫は進化の過程で痛覚をなくした?

参考元:https://karapaia.com/archives/52148842.html

痛みとは、高等動物のような

長い寿命を持つ生き物

その生き物の生を全うさせることに一役買っています。

 

いやな経験から学習する能力が

未来を脅かす出来事を避ける

チャンスを与えてくれるからです。

 

ところが痛覚がないとされる昆虫には

少なくとも我々が感じるような

痛みを感じることはありません。

 

なぜなら、痛みを記録する必要がないくらい

昆虫のライフサイクルは短く

寿命は直ぐに尽きてしまうからです。

 

米国カリフォルニア州

スタンフォード大学の研究者らがこのような説を実証しました。

 

毛虫やバッタは幼虫の時、生きたまま

飲み込まれてもその日々の生活を改める必要はありません。

 

昆虫たちは体が傷ついていても

泣いたり喚いたりせず、いつもどおりの働きをやめないのです。

 

昆虫のほとんどは、数日で寿命を終えてしまいます。

 

彼らはどのみち、すぐに死んでしまうので

痛みを記憶し、回避する必要がないのです。

 

 

昆虫たちの活動はあらかじめ組み込まれている

ロボットのようなものなので、

彼らが行動や活動を学ぶことなど、無に等しいのです。

 

昆虫は全生物の70%を占めていると言われています。

痛みを感じそれを学習し痛みを回避するというよりも、その数をもって種を存続させているのです。

子供に虫さんがかわいそうといわれたらどうする?

参考元:https://switch-kosodate.com/consultation/post-764

命と言う目に見えない漠然としたものを

頭で理解させるのは難しいと思います。

 

「なんだか悲しい」

「かわいそう」

「寂しい」

「もう一緒に遊べない」

と、

ママが寄り添って何度も言葉にして聞かせる事で、

感情も一緒に同調するようになります。

 

ママの感情や言葉は、そのまま子供に影響するので、大事な役割なんですよ!

 

結び

昆虫に痛覚がないかどうかは、実はまだわからないようです。

しかし、昆虫は脳を持たないことや、痛みを記憶するほどの寿命がないことなど、

昆虫に痛覚が存在しない説が強いような印象を受けました。

私も、虫さんには痛覚を持っていてほしくないことを願ってしまいました。

痛みがあるかどうかはわからないにしろ、生か死ははっきりしています。

昆虫と関わる機会の多い子供たちにとって、”かわいそう”という感情は大事なことなのです。

是非、お子さんの感情に寄り添ってあげてください。

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