アオリイカは、大きなものでは2~3キロ
最大級では6キロ!のものもあるそうですね。
しかも、ジェット噴射という
特技(笑)もあるので
その引きは並大抵のものではありません。
釣り方には、
浮き釣り
ヤエン釣り
エギングなどがありますが、
今回は浮き釣りに的を絞って書いてみます。
餌はアジが主ですが
不思議なことに生きアジよりも
冷凍アジ(死にアジ)の方が
食いつきも良く、大物がかかるということなのです。
Contents
アオリイカ浮き釣りのおすすめの餌は冷凍アジ!
今回のテーマである
浮き釣りはアジを餌として
専用の仕掛けを使います。
その餌のアジなのですが
生きアジ(生きているアジ)を使う場合と
冷凍アジ(死にアジ)を使う場合とでは
釣り方やポイントにも若干の相違があります。
ではなぜ、生きのいい方が良い筈の餌に
死んだアジを使うのでしょうか。
その理由は単純明快で、
死にアジ(冷凍アジ)の方が釣果がよい
というものです。
生きアジでは釣れないアオリイカも
死にアジには反応し食らいつくというのです。
ちょっと信じられないような話ですが
複数の人が同様のことを言っていますので
事実なのでしょう。
もう一つ、大型のアオリイカの場合は
特に死にアジが好みのようで
ある人のデータによりますと
3キロ越えのアオリイカでは54%が
死にアジで釣れたそうです。
普通の常識とは逆なので、只驚くばかりです。
又、死にアジの場合は
キャスティング(投げ)が遠投がきき
狙ったポイントに届きやすい
ということもあるのかも知れませんね。
どのくらいの大きさのアジをつければいい?
アジの大きさですが
仕掛けにつけるには
小さめの方がつけやすいです。
20センチを越えるアジの場合は
仕掛けにつけにくく苦労するようですね。
といって、10センチ以下では
軽すぎて遠投がききませんし
それに潮にも流されやすく
その上アオリイカが
食べるのも早いのであわせにくい
と言うこともあります。
色々な要素を総合的に見ると
おおよそ12~18センチクラスが、
アオリイカ釣りには適しているようです。
比較的小型のアオリイカ用としては
12センチ前後、
大物を狙うのなら18センチ前後というのが、
アジのサイズの目安でしょう。
これらのアジは、普通に
スーパーで売っている冷凍アジで
OKです。
20センチを越える大きなアジは
それなりに高価でもありますし
1パックでの数も少ないので
狙い目はやはり15センチからそれを少し越えるあたりのサイズが手頃です。
12センチクラスのアジでも
2キロ程度のアオリイカなら十分なので
そのあたりのサイズが
お財布には優しそうですよ。
つけるべき部位はどこ?
アオリイカ釣りでは
冷凍アジ(死にアジ)でも生きアジでも
丸ごと一匹をつけます。
ですので、特にどの部位というようなものはありません。
餌として冷凍アジを用意する時の注意点は?
アオリイカ用の餌として
冷凍アジを使う場合には
あらかじめ前準備をしておいた方がよいでしょう。
冷凍のままでも使えないことはないのですが
ちょっと一手間加えるだけで
使い勝手も良く、釣果も上がります。
冷凍アジの前準備
- スーパーなどで12~18センチ程度のアジを必要数購入します。
- そのアジに塩をたっぷりまぶします。
- ラップで包み、入れたトレイは水平にし、そのまま冷凍します。
- 1日ほど経つとアジから水分が出て来ますので、これは捨てます。
- 更に1日冷凍します。
- 又水分が出て来ますので、これも捨てます。
- これで餌としてのアジは完成ですが、塩をまぶしているので、冷凍してもカチンコにはなりません。そのままクーラーに入れて釣り場へ持参します。
- 釣り場では解凍の必要はなく、そのまま使えます。
人によっても異なりますが
尻尾につけて投げると生きアジの2倍近くの飛距離はでるようですよ。
結び
アオリイカの浮き釣りの場合、生きアジよりも冷凍アジがよいというのは、良く言われています。
又、スーパーなどで買ってきたままのアジでも使えますが、塩をまぶして冷凍し、出てきた水分を捨てるなど、一手間加えれば、更に使いやすく釣果も上がるでしょう。