だんだん暑くなってきましたね~。
半袖で外に出かけることが増えてきました。
暑くなってくると、
食べ物も傷みやすくなるし、
水はすぐぬるくなるし。
暑いのに、ぬるい飲み物なんて飲めたもんじゃないですよね!
そこで、欠かせなくなってくるのは、クーラーボックスです。
食べ物はいつもフレッシュで
飲み物は常にキンキンに冷えてる
夏のお出かけの必需品ですね。
そんなクーラーボックス、安いものを使うと
けっこう保冷力が甘かったり、なんてこともありますよね。
しかし、安くて機能性も劣る
クーラーボックスでも、少し工夫するだけで
グンッと保冷力が上がるんです!
ご存知でしたか?
クーラーボックスの改造で保冷力をあげるのに必要なものは?

それでは、改造方法を説明していきます。
まずは、必要なモノから!
- アルミテープ
- アルミシート(アルミホイル可)
- ドライバー
- 安価のクーラーボックス
今回は、簡単なものと
少し大掛かりなもの、二通りの方法をご紹介しようと思います。
分かりにくい方のために、参考動画も載せておきますので、ぜひ見て参考にしてみてください。
【アルミのみを使用!】

出典元:https://swordfish109.blog116.fc2.com/blog-entry-536.html
①分解
たいていのクーラーボックスは、
外装・断熱材・内装
三重構成になっています。
なので、分解することは意外と簡単!
はめ込み式になっている内装を外し
断熱材を取り出してみましょう。
この断熱材には、ポリウレタン、
もしくは発泡スチロールが
使われていることが多いのです。
②アルミを貼る!
分解して取り出した断熱材の内側部分に
アルミテープを貼っていきましょう。
本体部分の、内装の外側部分
外装の内側部分のそれぞれに
アルミテープを貼っていきます。
③再組立て
それでは、元の状態に戻していきましょう!
このときに、断熱材と外装の間に
アルミシートを挟むことがポイントです!
少し窮屈になってしまうと思いますが、
頑張って押し込みましょう。

出典元:https://swordfish109.blog116.fc2.com/blog-entry-536.html
はい、これで完成です!
簡単ですよね。
では少し難しい方法を紹介します!
手間がかかるだけ
保冷力は抜群です!
- 発泡ウレタンスプレー
- ドライバー
- クーラーボックス
- アルミテープ
- 霧吹き
- つっかえ棒2本くらい
これらのいずれも、ホームセンターなどで
簡単に手に入れることが出来ます。
発泡ウレタンというワード、普段耳にしないですよね。
この素材は、見た目は発泡スチロールの
形状をしているのですが、
その高い断熱効果は折り紙つき!
家の断熱材としても使用されてるくらいなんです。

出典元:https://www.den-nen.com/fieldwork/2014/10/20141021.html
分解
まずは、分解から始まります。
アルミを用いた改造の際と同様です。
サクサクっと分解していきましょう。
もともと入っている断熱材は
不要なので、ポイ。
②霧吹き
本体の外装の内側に霧吹きをかけて少し
湿らせましょう!
この湿らせがその後の
出来不出来を左右するんです。
③ウレタンスプレーの塗布

出典元:https://maithteeth.blogspot.com/2016/11/diy_24.html
霧吹きをかけた上から
ウレタンスプレーをかけましょう!
注意すべき点は、”厚さ”と”間隔”と”時間”です。
厚さは、内装と外装の空間のおよそ半分くらいに
なるようにしましょう!
間隔は、だいたい1cm開けるようにしましょう。
スプレーなので、
縦にまっすぐ1cmずつ感覚を開けながら
塗布していきましょう!
また、スプレーの塗布を始めたら、
時間との勝負になります。
なるべく素早く、たらたらしないように頑張りましょう。
④内装を戻す
さて、スプレーの塗布が終わったら、
内装を元の場所に戻しましょう。
⑤固定
内装も元に戻したら
発泡ウレタンの固定を待ちます。
このときに、内装の中につっかえ棒を設置します。
内部の変形等を防ぐため、また、
内装と外装の密着度を高めるという働きもあります。
これで、しばらく放置すれば
最強断熱材を持つ
ハンドメイドのクーラーボックスの完成です。
発泡ウレタンスプレーの扱いは
かなり難しいんですよね。
初心者の方は、ガンタイプというスプレーを使いましょう。
各段失敗の確率が減ります。
クーラーボックスに穴をあけて、そこにスプレーを塗布する方法もポピュラーなのですが、穴をあけるという工程を余計に挟まないといけないので、今回は、吹き付けっぱなしで出来る方法を紹介してみました。
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=m8sVximEdbk
最後に
いかがでしたか?
アルミを使った改造は、おそらく
どなたにもできるかなと思います。
発泡ウレタンスプレーは、
DIYを得意とする方など、高度な技術を
持つ方には、うってつけかもです。
発泡ウレタンスプレーは、水分を含むと
さらに発泡する性質を持っています。
だからこその、霧吹きと、塗布する厚さへの
こだわりが重要になってきます。
これらの注意点を守り、
ぜひ、自分だけの低コスパ高性能な
クーラーボックスを手に入れましょう!