ひな祭りによく食べるものといえば、
ひし餅や、ひなあられ、白酒、ちらし寿司が定番ですよね♪
これらに加え、はまぐりのお吸い物が夕飯に出たり、スーパーへ行くとはまぐりを大々的に売り出していたりしていませんか?
なんで”はまぐり”なんだろう・・?
疑問に思ったこと1度はあるはずです。
ひな祭りにはまぐりを食べるようになったのは、
季節に関係していたり、平安時代から続く言い伝えに関係していたのです。
明日お友達に話したくなる話♪是非読んでください!
Contents
ひな祭りにはまぐりを食べる意味は?
参考元:https://www.eiyoshi-web.com/recipe/002543.html
ひな祭りには古くから伝わる伝統的なお祝い料理がいくつか存在します。
これらは春の訪れを伝える旬の食材が使われているのです。
でも、春の食材といってもたくさんある中で、どうしてはまぐりが選ばれたのか?
気になりますよね。
それは、はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合わない・・
このことから仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いをこめて
はまぐりが食べ続けられてきたのです。
ひな祭りにはまぐりを食べることになった由来は?
参考元:https://item.rakuten.co.jp/shiranui/hamaguribina-wasi2/
もともとひな祭りは男女関係なく行っていた行事でした。
人形に自身(子ども)の身代わりとして災厄を引き受けさせ、
穢れを祓うのを目的とした習わしだったのです。
このころは、はまぐりを食べる習慣は存在しませんでした。
しかし、ひな祭りはこの頃から春に行われていたので、
春が旬の”貝”はよく食べられていたようです。
のちに身代わりの人形を川へ流す「雛流しの原型」となる行事であったものが、
人形作りの技術の発展に伴って、川へ流すという風習がなくなり、
人形を家に大事に飾るようになりました。
このころから、「桃の節句は女の子」として浸透していき、男雛と女雛の人形を
飾って幸せな結婚(良縁に恵まれる)を願うようになりました。
はまぐりはと言うと・・
平安時代から貴族の間で、「貝合わせ」という遊びで使われていました。
この遊びは、
はまぐりの貝殻が上下1セット以外ではぴったりと合わさる事がなく、
他の貝殻では絶対に合わさらないという特徴を利用したものです。
このはまぐりの、”同じ貝殻でないと絶対に合わさらない”という特性と、
”自分と相性の良い人が見つかるようにという願い”が結びつき、縁起食材となっていったのです。
はまぐりの特性に、良縁を願うという意味をもたせたことで、
ひな祭りに欠かせない食材となっていったのですね。
ひな祭りのはまぐりの食べ方は工夫が必要
参考元:https://pixta.jp/tags/ちらし寿司%20吸い物%20ひな祭り%20節句
先述でお話したように、はまぐり自体に縁起の良い理由があります。
なので、はまぐりを「酒蒸し」にしたり、「パスタ」にしてもOKです。
しかし、ひな祭りで食べるはまぐりと言えば、お吸い物ではないでしょうか?
はまぐりのお吸い物が主流なわけは、
はまぐりはとても栄養価の高い食材で、健康や美容にも良く働きます。
そのため、栄養すべてを吸収できるお吸い物がおススメというわけなのです!
はまぐりについて
はまぐりはとても優秀な食べ物です!
骨粗しょう症予防、貧血予防、眼精疲労緩和、美肌効果などなど、
まだまだたくさんの効果が期待できる食品です♪
アミノ酸バランスに優れた良質のたんぱく質と、微量脂質を主成分にしたはまぐりは、
高たんぱく、低カロリーの食べ物です。
栄養面では、鉄分やカルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分が豊富。
貝殻に多いタウリンも含んでいます。
さらに分析してみます♪
タウリン
貝殻に多く含むタウリンは、血圧を正常に保ち、血中脂質を改善、肝機能を高め、
解毒作用を促進する働きがあります。
はまぐりの潮汁には、このタウリンが30%程度煮汁として出るという報告があります。
汁ごと食べることで、無駄なく栄養素を摂取できるのです。
ちなみに、揚げたり、焼いたりした場合、タウリンの流出は潮汁に比べると、ごくわずかのようです。
分析していってみましたが、
結局、栄養素が高いはまぐりの
栄養素をすべて吸収したいので、お吸い物で準備するようになった!
というわけなのですね。
またひな祭りという事で少しハマグリにこだわってみるのはどうでしょうか?
とてもおいしいハマグリが今ではネットで買える便利な時代ですので一度クリックして考えてみてはいかがでしょうか?
結び
ひな祭りに食べるものと考えると、思い浮かぶはまぐり。
はまぐりを食べるようになったのは、春が旬の食べ物であるのに加え、
ひな祭りが子どもの良縁を願うという意味をこめた行事になっていく中で、
はまぐりの同じ貝殻同士でないと上下が合わさらないという特性を、
自分と相性の良い人が見つかるようにという願いに込め、縁起食材になっていったようです。
また、はまぐりはとても栄養素の高い食べ物でもあり、
その栄養素をたくさん吸収できるようにお吸い物として食べる風習が広がったようです。
ひな祭りとはまぐりの関係性には、
とても深い歴史と、意味が存在していたのですね♪