女の子のお祭り、「ひな祭り」
盛大にお祝いしてあげたいですよね。
そのためには、ひな祭りのおもてなし料理に意味も
しらないと本当の意味でおもてなしになりません。
おもてなし料理とともに
ひな祭り料理の意味もご紹介していきます。
ひな祭りでおもてなしをする意味
ひな祭りの定番は何といっても「ちらし寿司」です。
地方やご家庭によって、具材は違うと思います。
この具材に意味があるんです。
・ハス(蓮根):先を見通せるように
・海老:腰が曲がるまで長生きできるように
・ごぼう:細く長く生きられるように
・豆:健康でマメに働けるように
・にんじん:赤は寿という意味
・菜の花:春という意味
日本人特有のダジャレ感を感じますが、
おめでたい料理にしたい!という先人の熱意が
伝わってきますね!
Contents
ひな祭りのメニューのおもてなしその1
出典元:https://www.sirogohan.com/_files/recipe/images/tirasi/tirasiyoko2.JPG
「基本のちらし寿司」
ちらし寿司は、前日までに仕込んでおく具材と
当日仕上げる具材に分かれます。
和の常備菜を準備しておくことで、当日の準備が
スムーズになります。
【前日までに仕込んでおく具材】
・干しシイタケの煮物
<材料>
・干しシイタケ:50g
・濃い口しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:大さじ2
①ボールに水を張って、シイタケの汚れを軽く落とします。
水気を切って、ボールに400mlの水を張って、シイタケを入れます。
②キッチンペーパーを広げて、4~6時間ほど水につけて
戻していきます。
③戻ったシイタケの軸を落とします。
④火をかける前の鍋に
干しシイタケ、戻し汁、材料の調味料、これらを全て入れます。
⑤中火で煮ていきます。アクが出たらすくいましょう♪
アクをだいたい取ったら、弱火で落し蓋をして15分煮込みます。
⑥煮汁が無くなるまで煮込んだら、完成です。
常備菜としても使えます。
冷蔵庫なら1週間、冷凍すれば1,2か月持ちます!
・酢蓮根
<材料>
・れんこん:300g
・輪切り唐辛子:少々
・塩:スプーン1杯
調味料
・昆布だし:180ml
・酢:120ml
・砂糖:大さじ5
・塩:小さじ1/2
①蓮根の皮をむいて、5,6cmに切ります。
水にさらしてアクを抜きます。
②ゆでる前に調味料を混ぜて、置いておきます。
輪切り唐辛子はお好みで♪
③お鍋でお湯を沸かして、塩を投入します。
蓮根を3,4分茹でます。
④ざるにあげたら、塩少々を振りかけます。
5分程度おいて、粗熱を取りましょう。
⑤置いておいた調味料に漬け込みます。
キッチンペーパーを掛けると染み込みが早くなります。
⑥冷蔵庫で2,3時間置いたら完成です!
常備菜ですので、冷蔵庫なら1週間から10日持ちます。
・錦糸卵
<材料>
・卵:1個
調味料
・砂糖:小さじ1
・酒:小さじ2/3
・塩:少々
・サラダ油:適量
①卵に調味料を入れて混ぜます。
卵白を切るように混ぜるのがポイントです♪
②フライパンに油を引いて、中火で熱します。
クレープのように薄く卵を入れていきます。
③フライパンを傾け、均等に広がるようにしましょう。
④フライパンに蓋をして、濡れふきんの上に
1分間置いたままにします。
⑤手で触れる温度のはずですので、
フライパンからゆっくりとはがします。
⑥端をそろえて、切っていけば、錦糸卵の完成です!
【当日に仕上げる】
・酢飯
①干しシイタケの煮物を細かく刻む
またはフードプロセッサーにかける。
②寿司酢を作る
米酢180ml、砂糖大さじ2、塩7.5gをまぜます。
③桶やボールに3合のお米を入れます。
寿司酢をしゃもじに伝わるように入れていき、
全体にかけていきます。
④しゃもじを横に切るように混ぜるのがポイント!
全体が混ざったら、うちわで粗熱を取っていきます。
人肌になったら、完成です!
冷蔵庫に入れると固くなるので、常温がお勧めです!
⑤さあ、ちらし寿司を盛り付けていきましょう。
酢蓮根は水気を切っておきましょう。
その他、海老、いくら、などの具材は調理の手間がないので、
割愛します。
⑥先に、細かく切った干しシイタケの煮物や蓮根を
酢飯の上に散らしていきます。
⑦ノリ、錦糸卵、そのほかの具材という風に並べると
色合いがきれいになります。
⑧まんべんなく具材が散らばったら、完成です!
ひな祭りのメニューのおもてなしその2
出典元:https://i.pinimg.com/736x/ee/c2/06/eec206697c47950204312fc38242b9ce.jpg
続いては、カップ寿司です。
見た目も華やかで、楽しい気分になりますよね!
<材料>
・酢飯(先ほどのレシピ)
・小松菜:120g
・ツナ缶:70g
・卵:1個
・ポン酢:大さじ1
・すりごま:大さじ1
・マヨネーズ:大さじ1
・ミニトマト:1個
①小松菜は根元を切って、7mmほどに切って、
レンジで600Wにて1分加熱します。
一度混ぜてから、さらに1分加熱すると完璧です。
②小松菜の水気を切ります。
粗熱が取れたら、ツナと混ぜ合わせます。
③ゆで卵を作り、マヨネーズを和えます。
④酢飯と②を混ぜてカップに入れます。
⑤卵と4等分したミニトマトを飾り付けて、
完成です!
ひな祭りのメニューのおもてなしその3
出典元:https://s.aeontown.jp/images/osuimono.jpg
もう一つ欠かせない料理は、ハマグリのお吸い物です。
<材料>
・水:800ml
・ダシパック:2袋
・砂出ししたハマグリ:300g
・醤油:大さじ1
・みつ葉:適量
・手まり麩:適量
①鍋に水と酒とダシパックを入れて弱火で加熱します。
沸騰したらダシパックを取り出しておきます。
②鍋に、ハマグリを入れます。
口が開いたら、醤油を入れます。
③器によそって、三つ葉、手まり麩を入れたら完成です!
最後に
出典元:https://cdn.mamari.jp/item/500x0_56b2ca39-849c-41f3-801c-2d890a01030c.jpg.jpg
ひな祭りのおもてなし料理はいかがでしたか?
今まで何気なく食べていましたが、
意味を知ってから作って食べると、
感動が倍増しますね♪
素敵なひな祭りのパーティーになることを
祈っています。