今年も母の日が近づいてきましたね。
お母さんにとっては、愛しいわが子から贈られる母の日のプレゼントは、豪華なダイヤモンドやエメラルドより、嬉しく大切なものでしょう。
特にわが子の手作りの品々は、子供が成長した後でも、それを見る都度かわいかった幼子の時のわが子を思い出し、愛しさもいや増すのではないでしょうか。
そんな素晴らしい想い出造りのために、3歳から5歳の保育園児や幼稚園児でも容易に作ることのできる、素敵な母の日プレゼントはどんなものがあるのでしょうか。
3歳から5歳の幼児でも簡単に作れる、わが子の心のこもった手作りプレゼント。
そんな母の日の手作りプレゼントを紹介いたします!
Contents
5月の制作のネタ 3歳児は?
3歳児は未だあまり凝ったものは作れないでしょう。
また、あまり時間のかかるものは、途中で作るのに飽きてしまうこともあるかも知れません。
なので、シンプルで作りやすく、時間もかからないものを紹介いたします。
3歳児でも簡単に作れるものとなりますと、まず挙げられるのがカード類ですね。
「お母さん、いつもありがとう!」
と面と向かって言うのは照れくさいと思う子供でも、カードに書くのなら抵抗感は少ないでしょうし、気持ちも伝わると思いますよ。
- 肩たたき券やお手伝い券
- 似顔絵入りお手紙
このようなカード類なら、3歳児でも短時間で作れますし、手作りのカードにカーネーションの絵などが入っていれば、母の日のプレゼントとして、最高でしょう。
そんなかわいいカードを貰った時の、幸福感の高ぶりを想像してみてください。
肩たたき券やお手伝い券は、作り方といっても特別なものはありません。
でももし、お母さんが気に入った券の素材などがあれば、さりげなく子供の目につく場所に置いておくのも、よいかも知れませんね。
似顔絵入りのお手紙は、お母さんについて子供が感じたことを書いて貰うだけです。
そのメッセージにお母さんの似顔絵などを描けば、お母さんは飛び上がって喜ぶでしょう。
また子供が好きなメッセージカードなんかを渡してあげると子供も喜んで気持ちを込めてかいてくれますよ!
もっとも、中には
「私はもっと美人の筈なんだけど・・・」
と内心思うお母さんもいるかも知れませんね。
5月の制作のネタ 4歳児は
4歳位になれば、ある程度複雑な細工もできるようになっているでしょう。
そこで4歳児用の母の日プレゼントとしてフォトフレームと、カーネーションのメッセージカードを紹介します。
母の日フォトフレーム
まずはお母さんの写真を用意しなければなりませんが、これはお父さんの写真アルバムなどから借用ということになるでしょう。
できるだけ美人に映っているものが良いと思いますよ。
その写真をかわいく飾り付けたフォトフレームに入れて、お母さんに贈れば、
お母さん「まぁ! この子はなんて・・・(グスン)」
と感激の涙を流すことは請け合いです!
適当な写真がなければ、メッセージカードや似顔絵を入れるのもよいでしょう。
材料
- 写真又は絵、手紙などなんでも
- フォトフレーム
- 飾り用の色紙・リボンなどお好みで
- 接着剤
フォトフレームは特に高価なものでなくても、100円均一のものでよいでしょう。
作り方
作り方というほどのものでもありませんが、フォトフレームに飾りの色紙やシール、リボンなどを貼り付けるだけです。
この種のものは、出来映えとかではなく、
お母さんのために、わが子が一生懸命作ってくれた
ことに価値があるのですから、手に取れば思わず笑みがこぼれるでしょう。
続いてカーネーションのメッセージカードです。
こちらは、色紙を切り抜いてカーネーションを作り、メッセージカードに貼り付けて作ります。
カーネーションのメッセージカードの作り方
材料
- ハガキ
- マスキングテープ
- 赤と緑の色紙
- 紙のレース
- はさみ
- のり
作り方
- ハガキの宛名側に、好みのデザインに切ったマスキングテープを貼りつけます。
- 紙のレースをのりで貼りつけます。
- 赤の色紙をカーネーションの花びらに見えるよう丸く切りわけ、周囲をギザギザに切り抜きます。
- その切った赤の色紙をのりで貼りつけます。
- 緑の色紙で茎と葉っぱを作り、貼りつければ完成!
たとえ、どう見てもカーネーションに見えなくても、それはそれで嬉しいものだと思いますよ。
5月の制作のネタ 5歳児は
5歳児用として、ちょっと手のこんだプレゼントはいかがでしょう?
まずは母の日用の手作りカーネーションクッキーです。
このクッキー作りはかなり難しい上に、熱い器具を扱うので若干の危険もあります。
5歳児といえども、全ての過程を一人だけで行うのは無理かも知れませんね。
そこでお母さんも参加しての、親子の共同作業が無難でしょう。
但し、あくまでも
主役は子供
で、お母さんは単に、
手伝わせていただく
というスタイルを貫くべきでしょう。
難しいからと言って大半をお母さんがやってしまうと、なんのための母の日クッキー作りか、わからなくなってしまいますから。
手作りカーネーションクッキー
材料
小さめのクッキー約50個分の分量です。
- バター又はマーガリン 90g
- 砂糖 50g
- 卵1個
- バニラエッセンス 適量
- 薄力粉 160g
- 食紅 適宜
作り方
- あらかじめ、オーブンは170℃程度にに予熱しておきます。
- バターをクリーム状に練り、砂糖を加え、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。 更に卵とバニラエッセンスを加えて混ぜます。
- 薄力粉を加えて、ヘラで練らないように混ぜます。生地の半量に、少量の水でといた食紅を加えて混ぜて色を付けます。
- 絞り袋に口金を入れ、深さのあるコップなどにかけて、二色の生地を入れます。
- 天板にクッキングシートを敷き、つまようじ、竹串などを並べ、太い方の先端に生地を絞り出します。
- 170℃のオーブンで16分程度程焼きます。
- 手作りの母の日カーネーションクッキー完成!
食べてしまうのがもったいない位に出来上がりました!?
尚、オーブンの扱いにはくれぐれもご注意を!
次は紙コップで簡単花瓶を作ってみましょう。
この簡単花瓶は、とにかく作るのが簡単という所が一番の長所です。
手先の器用でない子供でも、これならまず間違いなく作ることができるでしょう。
紙コップで作る簡単花瓶
材料
- 紙コップ
- 紙粘土
- ビー玉やビーズなどの飾り物適宜
作り方
- 紙コップの外側に紙粘土をはりつけます。
- 紙粘土が固まらない内に、ビー玉やビーズなどお好きな飾り物をはりつけます。
- これだけで完成です!
この飾り物は、もしカーネーションの飾り物などあれば、母の日プレゼントとしては、一級品ですね。
とはいえ、元々紙のコップなので、外側に水がかかったりすると、たちまち飾りがはげてしまいます。
水がかかっても大丈夫なのは、牛乳ビンやジャムなどのビンですので、それらで作つた方がよいでしょう。
接着も紙粘土ではなく、両面テープなどの方が剥がれにくいと思いますよ。
こちらではいろいろな制作も紹介しています!
結び
今回は、母の日に保育園児や幼稚園児が、お母さんに贈るプレゼントはなにがよいかを3歳から5歳の年齢別にわけて紹介しました。
- 肩たたき券やお手伝い券
- 似顔絵入りお手紙
- フォトフレーム
- カーネーションのメッセージカード
- 手作りクッキー
- 紙コップで作る簡単花瓶
などですが、お母さんにとって本当に嬉しいことは、品物そのものというより、わが子の作ったものという点でしょう。
しかも、この手作りプレゼントは、ずっと後になっても、わが子のかわいい想い出として何時までも残るのです。
最も嬉しいことはその想い出ではないでしょうか。