ヘアメイクは女性には人気のある仕事です。
女性の髪や肌をメイクする、
きらびやかで華やかなイメージから、
ヘアメイクを志す人も多くなっています。
ヘアメイクでは 「ヘアセッティング」と
「メイクアップ」 の両方の施術をします。
つまり、髪のアレンジメントと顔や肌の
メイクアップの、両方の技術が必要なのです。
仕事先は、映画・テレビ・舞台などの映
像関係が主で、コレクションやイベント、
紙媒体等のメディア関係も多いようです。
現代の最先端的仕事なので、女性の人気
も高いのでしょうね。
今回はそのヘアメイクにスポットをあて、
ヘアメイクに資格は必要なのか、また勉
強はどのようにしたら良いのかを調べてみました!
ヘアメイクに資格は必要なの?
このヘアメイクの仕事をするには、
どんな資格が必要なのでしょうか?
意外なことに、この必要資格については、
業界でも意見がわかれているのです。
特定の資格は必要ないとする人と、資格
は絶対に必要とする人の2種です。
資格の話の前に、ヘアメイクアーティス
トになる道を見てみましょう。
それには、幾つかの道があります。
1 美容師から転進する
2 ヘアメイクスクールで学び、
卒業後はアシスタントを経てプロへ進む
3 スクールへは行かずに、アシスタン
トをしながら技術を学び、プロとなる
大別してこの3種です。
美容師からの転進では、ヘアサロンでの
経験も含めて、ヘアメイクアーティスト
になるまでに数年はかかります。
ヘアメイクスクール経由では。資格を取
得後、アシスタントとして経験を積むま
でには、かなりの時間がかかります。
3は独学となりますが、資格も技術も経験
もまるでない人が、いきなりアシスタン
トとして採用されることは、まずないでしょう。
これらの場合の勉強の仕方については、
次項で説明いたします。
資格についてですが、
ヘアメイクに特化した公的資格というも
のは、現在のところは存在しません。
主なヘアメイクアーティストの資格は、
いずれも業界団体のもので、下の3つです。
1 JMA日本メイクアップ技術検定
2 MSOJメイクアップ検定
3 IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
しかし、2と3はそれぞれの認定スクー
ルのカリキュラム修了者が対象ですので、
独学では受験できません。
しかし、1の「JMA日本メイクアップ技術
検定」には受験のための必要条件はあり
ませんので、独学の人でも受験できます。
ですから、独学の場合はまずこちらを
目指すことになります。
これらの資格は、持っていればそれなり
の待遇を受けることができますが、それ
で即一人前のヘアメイクアーティストとして扱われるわけではありません。
これが「資格は必要」というわけです。
それに対して、特定の資格は必要ないと
する人は、これらの資格は公的な資格で
はなく、単に業界団体の一資格というだけ、と言います。
確かに、上記の資格を持っているだけで
は、ヘアメイクアーティストと認められ
ることはありません。
これらはあくまで資格にすぎず、ヘアメ
イクアーティストとしての実力とは無関係なのです。
これが資格は不要という人の論拠です。
これとは別に、「ヘアメイクアーティス
トには美容師資格は必要か」という問題があります。
これにも必要・不要の両説があります。
不要説は、美容院でヘアメイクをするの
ではなく、特定の場所(セットや撮影現場)
でのヘアメイクは美容師法の対象にはならない、というものです。
もしそれが美容師法の対象になるのなら、
自宅でお姉さんに髪を切って貰うのも、
美容師法の対象になり、違法となってしまいます。
資格は必要説では、美容院で髪をセット
するにも、美容師免許は必要、というものです。
美容師免許は結髪のためにも必要なのです。
さて、どちらが正しいのか、これは難し
いところですが、判定の基準はヘアメイ
クを行う場所と状況ではないかと思います。
ヘアメイクは、美容院のような美容のた
めの商業施設では美容師資格は必要。
撮影のセットなど美容のための商業施設
でないところでは美容師資格は不要。
タレントさんなど特定の人間の場合は不
要、美容院のように不特定多数の人の場合は必要。
ヘアメイクの勉強はどのようにする?
こんな華やかなヘアメイクの世界ですが、
ヘアメイクの勉強はどのようにしたら良いのでしょうか?
ひとつの方法として、前項で書いたよう
にヘアメイクスクールで学ぶ、
というものがあります。
ヘアメイクのように、理論だけでなく実
技が重要という仕事では、
完全な独学では限度があります。
ビューティー資格ナビでは、全国各地の
ヘアメイクスクールや講座へ、
資料の一括請求ができます。
そのため、個々のスクールに一々問い合
わせるより、遙かに楽で早く
各スクールの比較検討ができるのです。
通学タイプのヘアメイクスクールは、
直接講師から学ぶことが出来るので、
必要な知識と実技が確実に修得できます。
検定試験の合格を目指している人は、
試験で気を付けるポイントも教えてもらえます。
学習期間は約2ヵ月の短期のコースから、
丸2年間しっかり学べるものまで、多種あります。
自分の目的にあったスクールや講座を選びましょう。
結び
女性の髪や肌をメイクするヘアメイクは、
きらびやかで華やかなイメージから、
女性には人気のある仕事です。
ヘアメイクは、髪のアレンジメントと顔
や肌のメイクアップの、両方の技術が必要なのです。
仕事先は、映画・テレビ・舞台などの
映像関係やメディア関係が
メインとなっています。
このヘアメイク必要資格には、
公的な資格はありません。
業界団体による技術検定が、
主な資格となっているのです。
また、ヘアメイクアーティストになるには、
1 美容師から転進する
2 ヘアメイクスクールで学び、
卒業後はアシスタントを経てプロへ進む
3 スクールへは行かずに、アシスタン
トをしながら技術を学び、プロとなる
などの道があります。
比較的一般的な道は、2の専門スクール
で学ぶもので、そのスクール資料の
一括請求の方法も前項で書いています。