憧れの家を手に入れた!
内装も戦前風や植民地風、超近代風から
選んで、好みのものにした。
どうっす! これがわたしの家だ! いいだろ!
というのは、現実のことではなく、ゲーム
「Fallout」でのお話です。
現実世界ではとてもとても・・・
それはともかく、
家を買うのは一生に一度というのが、
大半のケースでしょう。
その一生に一度の買い物を失敗しないた
めにも、不動産の購入時には気をつける
こと、知っておくべきことが多数あります。
ゲームならやり直しができますが、
現実世界ではやり直しはできないのです。
そこで今回は、不動産購入の流れと、
気をつけるべき点などを考えてみました。
Contents
不動産購入の流れと気をつけるべき点は?
家の購入は、戸建てにせよマンションに
せよ、一生に一度の大きな買い物です。
失敗すれば、一生後悔しながらそこに住
むことになりますから、
失敗は許されないのです。
不動産購入のおおまかな流れとしては、
このようになります。
ここではマンション購入を例として見てみましょう。
- 希望条件を整理し確定する
- 予算と支払いの条件を決める
- 不動産の情報を調べる
- 不動産会社に連絡する
- 内覧をする
- 購入か否かの判断
- 成約
これがごく大まかな不動産購入の流れで
すが、それぞれの項目で留意すべき所が多数あります。
それでは各項目の注意すべき点などを
見ていきましょう.
不動産購入で気をつけるべき点は?
希望条件を整理し確定する
これがまず最初の難関です。
家選びが成功するかどうかは、ここで
半分位は決まってしまう
と言っても過言ではありません。
場所
立地条件
広さ
部屋数
内装
グレード
これらで、場所と立地条件は、広さと部
屋数とは反比例の関係にあります。
より便利な環境を選ぶか、多少遠くても
広さと部屋数を選ぶかは、その人の好みと予算次第です。
とはいえ、「駅に近い」というのは、最大の条件でしょう。
内装とグレードは、予算と相談してとなります。
予算と支払いの条件を決める
どこまでなら購入出来るかは、その人の
経済状態によりますが、一括払いでも
ローンでも、上限の金額は はっきり決めておくべきです。
もちろん、ローンの金利も含めて、ここ
までなら無理せずに返せる、という
リミットはしっかり確認しておきましょう。
不動産の情報を調べる
不動産の価格には、「レインズ・マーケッ
ト・インフォーメーション」というものがあります。
これは、指定流通機構が保有する、
不動産の成約価格などの取引情報です。
レインズには、不動産会社の持つ不動産
情報が登録されていますが、それ自体は
企業の情報であり、一般消費者には公開されていません。
そこで一般消費者にも閲覧できる情報と
して登場したのが、レインズ・マーケッ
ト・インフォメーションです。
これにより、マンション・戸建て、地域
の他にも、間取り、築年数、駅からの距
離といった、様々な条件から、直近一年の取引情報を調べることができます。
この取引情報は、築年を横軸、平米単価
を縦軸とした散布図で表示され、一目で
自分が求める物件の相場を知ることができます。
ただし、この情報は必ず実際の売買情報
を反映しているとは言えない場合もあります。
複数の情報を調べて、複数の方向から検
討されることをお勧めいたします。
不動産会社に連絡する
ここまでで、自分の希望する物件のあら
ましは、わかっている筈です。
その物件を扱っている不動産会社へ連絡
し、内覧の予約をとる、という段階になります。
内覧をする
内覧では見るべきポイントは多数あります。
駅からの距離は、できれば自分の脚で歩
いてみて確認すべきですが、車での送迎
があると、後日ということになります。
現地では、まずは周囲の状況です。
鉄道の線路のすぐわきではないか、道路
の対面に酒場などはないか、道路交通の
安全面や防犯、日当たりその他、調べることは無数にあります。
商店街などの生活関連の施設への距離や
価格、品質なども確認できればしておきましょう。
また、低地で浸水の恐れはないか、地盤
は堅固かも、自治体の防災情報で確認します。
意外に盲点になるのは雑音です。
これは時間帯によっても異なりますし、
上階の足音・物音は住人がいない昼間では確認できません。
購入か否かの判断
ここが最後の判断の時期です。
購入するか否かは、慎重に考えましょう。
ただし、自分の希望する条件の全てに、
合致する物件は、ほとんどないでしょう。
廉価で安全、便利で快適、なにもかも
揃った物件は、あっという間に売れてし
まいますし、そのような物件はそもそも一般市場には公開されません。
どの条件は妥協できるか、どの条件は
妥協できないかの判断となります。
成約
いよいよ、一生に一度の買い物です。
マンションの購入には物件本体の代金の
他に、諸費用が必要です。
仲介手数料や登記費用、ローン手数料、
保証料、団信の保険料、火災保険料、
各種税金などです。
その金額は、おおよそ
物件価格の10%程度になります。
また本体価格については、ある程度交渉
できる場合もあります。
手付金は、代金の10~20%程度が一般的で、
契約時に支払います。
契約の際では、特に「重要事項説明」に注意しましょう。
不動産の情報を知るには?
前項では、複数の情報を調べて、複数の
方向から検討することをお勧めいたしました。
しかし、複数の不動産会社の情報を調べ
るのは、中々面倒なことです。
ところが僅か数分の入力で、
複数の不動産会社の情報が得られるサイト
があるのです。
しかもその情報には、通常は非公開で
一般ユーザーには
公開されていない優良物件も含まれています。
こちらがそのサイトですので、一度お試しを!。
結び
家の購入は、戸建てにせよマンションに
せよ、一生に一度
という事が多いでしょう。
失敗すれば、一生後悔しながらそこに住
むことになります。
ですから、不動産情報の収集には万全を期すべきです。
不動産購入の段階は、どれも非常に重要
ですが、特に「希望条件の整理と確認」は最重要です。
次ぎにより良い不動産の情報を調べるこ
と、そして内覧での確認となります。
この3点をしつかりと抑えれば、失敗は
ぐっと少なくなるでしょう。