気になること

ちゃんちゃんこの作り方を紹介!手作りで必要な手順や材料は

朝晩は大分冷え込むようになってきましたね。

 

夜寝る時には肩先が寒いので、もう少し
寒くなったらダウンの『肩パッド』とい
うものを引っ張り出すつもりでいます。

 

これは要するに、「洋風ちゃんちゃんこ」
で、肩先には短い袖がついていて、長さは
胸から腰まである、というものです。

 

これがあると。寒い夜も暖かく寝ることができます。

 

ならばちゃんちゃんこもほぼ同じものなの
で、冬の寒さしのぎには好適ではないかと
思いますよ。

 

しかも、このちゃんちゃんこは
手作りでできる
そうなのです。

 

ということで今回は、手作りちゃんちゃ
んこの作り方と、必要な材料や手順など
を調べてみました。

ちゃんちゃんこの手作りに必要なものは?

まず、ちゃんちゃんこの手作りに必要な
ものから見ていきましょう。

 

  1. 表布
  2. 裏布
  3. 表布の色の糸
  4. 型紙
  5. ミシン
  6. はさみその他の裁縫道具

表布・裏布はフリースなどの

軽くて暖かく柔らかい素材
が良いでしょう。

 

ダウンは暖かさは最高ですが、手作りに
は扱いが難しいので、もし入手できるよ
うでも避けた方が無難です。

 

色は還暦祝い用なら赤が定番ですが、普
段使い用ならば自分(と相手)の好みの
色を選べばよいと思います。

 

型紙は作り方が難しく手間がかかるので、

手作りには型紙不要のものにした方が失
敗は少ないでしょう。

 

一応型紙の作り方も簡単に書いておきましょう。

 

ちゃんちゃんこの型紙を作るのに必要なもの

  • 作図のための模造紙やハトロン紙など
  • カーブものさし
  • dカーブルーラーやL尺など
  • 方眼定規

作図用紙は新聞など印刷があるものは、
作図する時に見づらくなりますので、
白無地がよいでしょう。

 

衿など曲線がある場合は、曲線をきれ
いに描けるカーブものさしがあると楽です。

 

縫い代があるものは、方眼定規を使えば、
計測不要で方眼の目に沿って素早くく縫
い代つけができるので便利です。

 

ちゃんちゃんこの型紙の作り方

ちゃんちゃんこの型紙を手作りする場合
は、一番上に着るものなので、

若干のゆとりを持たせます。

 

身幅はもちろん、袖ぐり位置も低めにします。

 

肩幅も一般的なベスト類よりも広めにし
た方が、着やすくもありちゃんちゃんこ
らしく見えます。

 

ちゃんちゃんこの型紙は、前身ごろの左右
と後ろ身ごろ、前中心の左右の紐の

計5パーツが必要です。

 

前端にハギ目が来ないように輪裁ちにす
るので、出来上がり幅の二倍の縫い代を
付けておきます。

 

もっとも、簡単第一ならば、型紙の枚数
をもっと少なくすることも可能です。

 

簡単に作りたい時には、

前身ごろと後ろ身ごろをつなげてしまう

方法もあります。

 

但し、この方法は柄のある生地には適し
ていません。

 

前身ごろと後ろ身ごろで柄が食い違う場合
があるからです。

 

また生地に毛並みがある場合も、同様に毛
並みが食い違いますので、この方法は使え
ません。

 

型紙制作は、生地によっても変わります
ので、最初に生地を決めてからの方が良
いでしょう。

 

ちゃんちゃんこの手作りの手順

それではちゃんちゃんこ手作りのやり方
ですが、こちらは型紙無しの場合です。

 

前準備

表地、裏地とも、68×(83+83)の大きさに布を切ります。

 

襟あきの切込みを入れます。

 

首周りはうなじの部分を少し深くし、角にカーブをつけます。

 

中表に重ねて、衿あきを縫います。

 

紐は芯にフリースの端を細長く切ってたたんで入れます。

 

外表に返して、袖口を見ながら縫います。

 

両端から真ん中あたりまで2回に分けてやります。

 

脇を縫います。

 

脇を持ち上げて、同じ布同士を縫います。

 

袖との境目が縫いにくいので、ここだけ
は手縫いでしつけをしておいたほうがよ
いでしょう。

 

また中表に返して、返し口を残して裾を縫います。

 

袖や衿の部分は返せませんので
押し込んでおきます。

 

返し口から返して、返し口を閉じます。

 

端ミシンをかければこれで完成です。

 

 

こちらは型紙を使う方法ですが、かなり面倒ですよ。

 

型紙を使うちゃんちゃんこを作るには

用意するものは、生地(表地と裏地)
身ごろ68cm×83cm+83cmを各1枚と型紙です。

 

1 型紙のサイズに合わせて表地と裏地を裁断します。

 

この時には、襟あきの切り込みもを入れておきます。

 

2 前身ごろの左右を結ぶ紐を作ります。

 

表地の余った生地で、ちょう結びができる程度の長さにします。

 

3 表地と裏地を中表に合わせて、襟あきを縫い合わせます。

 

この時には紐を挟むことを忘れないように。

 

4 外表に返して、袖口を縫い合わせます。

 

両端から中央部分に向かって縫っていくとうまく縫えます。

 

この時は袖口から中を覗きながらやると良いでしょう。

 

5 脇を持ち上げ、同じ布同士を縫っていきます。

 

袖との境い目が縫いにくいので、失敗を
避けるためにあらかじめ手縫いでしつけ
をしておくとうまくいきます。

 

6 もう一度中表に戻し、返し口を残して裾を縫います。

 

返し口から表に返して口を閉じれば、こ
れで完成です。

 

こんなの難しすぎてできそうにもないと
いう場合は、キットを使う方法もあります。

 

ただし、これはちゃんちゃんこではなく、
はんてんのキットですが、はんてんもちゃ
んちゃんこもほぼ同じようなものです。

 

はんてんのキット

裁断済みの材料と、綿、掛襟、糸をセッ
トにしてあります。

 

表地と裏地を合わせて裁断してあります。

 

難しい裁断部分を既に済ませていますの
で、印つけをしてすぐに縫えます。

 

お店の弁によりますと、

「どなたでも出来ます!と言いたいとこ
ろですが、裁縫経験者向けです」とのこと。

 

☆出来上がりのサイズ☆

Mサイズ

着丈80センチ、裄68センチ(身長150~160程度の方用)

☆内容☆

材料/表地(綿紬)、裏地(新モス)、
掛襟、絹糸2枚、木綿わた

表地と裏地は裁断済みです

ヘラをする部分にはチャコで印をつけてあります。

ちゃんちゃんことは?

上はちゃんちゃんこならぬ『わんちゃんこ』です。

 

かわええっ!

 

ところで、『ちゃんちゃんこ』の語源ですが
江戸時代に鉦を叩きながら飴を売り歩いた、
清国人の服装に由来するそうですよ。

 

ちゃんちゃんこは別名、「ちゃんちゃん、
でんち、さるこ」などともいい、昔は子
供用の衣服だったようです。

 

袖がないか極身近いため、着脱が自由で着ても楽

ということで、現在は主としてお年寄り
の防寒具として普及しています。

 

私は冬場には寝巻きの上にこれを羽織っ
て寝ていますが、肩が冷えずとても良
い具合ですよ。

 

還暦の祝いに赤いちゃんちゃんこを着る
風習があります。

 

それではなぜ、還暦に赤いちゃんちゃん
こを着るのでしょうか?

 

まず『赤』ですが、これは2つの意味があります。

 

ひとつは古来、
赤い色には魔除けの力がある

と考えられていました。

 

赤い色には魔除けや厄除けのパワーがあ
るとされていたことから、昔は生まれた
ばかりの子供に赤い産着を着せる習慣があったのです。

 

もともとのちゃんちゃんことは、

子供用の袖なしの羽織

を指していたのです。

 

それが後に転用されて今のちゃんちゃん
ことなっていったわけですね。

 

そして赤のもう一つの意味は、『赤ちゃん』です。

 

還暦という言葉は、

歴が一回りして元に還る

という意味です。

 

満60歳になると、干支が一回りして再び
生まれた年の干支に還ることから、還暦
となったのですね。

 

つまり、

赤ちゃんに還る

の意でもあります。

 

還暦は「本卦還り(ほんけがえり)」と
も呼ばれ、奈良時代の貴族たちの間で広
く行われていました。

 

これが還暦には祖父母などに、赤いちゃ
んちゃんこを贈る由縁です。

 

とはいえ、この風習は現代では廃りつつ
あります。

 

ちょっと残念な気もしますね。

 

結び

還暦に贈る赤いちゃんちゃんこは、悪く
ない風習だと思いますよ。

 

そしてこのちゃんちゃんこは、

自分で手作りもできるのです。

 

材料もフリースなどの柔らかく暖かい素
材があればOKですし、シンプルな作り方
ならば、特に難しくはありません。

 

とはいえ、裁縫の経験が全く無い人には、
いきなりちゃんちゃんこの手作りは難し
いかも知れませんが。

 

還暦の赤いちゃんちゃんこには、赤は魔
除けの色ということと、歴が一回りして
元に還り、赤ちゃんに還るの2つの意味があります。

 

いきなり手作りは無理という人には、
ちゃんちゃんこならぬはんてんの

キットもあります。

 

祖父母がいる方は、手作り、キット、
購入のいずれかの方法でお贈りすれ
ば、大いに喜ばれるでしょうね。

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