こんにちわ!
夏が終わり紅葉や運動会が活発に行われる時期ですよね!!
そんな「秋といえば」ということで一気に集めてみました!!
今回の記事は
9月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
10月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
11月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
の記事をまとめて編集したものになります!
月々に見たい人は見に行ってくださいね!
秋のイベントといえば
隠岐牛突き 島根県都万村
隠岐牛突きは、いわゆる『牛相撲』の一種ですが、その沿革は古く、800年程前に
隠岐へご配流(はいる・島流しの意)となった後鳥羽上皇の無聊を慰めるため、島の人々が始めた
のが起源とされています。
この後鳥羽上皇の配流とは、当時実権を握っていた鎌倉幕府に対して、実権を取り戻そうとして企てた1221年の承久の乱で、大敗したことによるものなのです。
この後鳥羽上皇は歌人として名高く、
「人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は」
などの句を詠んでいます。
後鳥羽上皇の時代は、死刑が廃止されていたので、配流(島流し)は実質的には無期懲役刑にあたります。
その配流の先が、この隠岐(おき)の島(現・島根県隠岐郡)です。
本来の隠岐牛突き(年に3回行われる本場所大会)は、一方の牛が逃げ出すまで続きますが、中には一時間以上も試合が続く大熱戦もあるそうですよ。
本場所大会では、真剣勝負の熱気が渦巻き、島中が興奮の渦と化します。
但し、この『観光牛突き』では勝負はつけず、引き分けとして行われています。
料金は、大人1,300円 / 小中学生650円 / 小学生未満無料、となっています。
岸和田だんじり祭
岸和田だんじり祭は、諏訪大社式年造営御柱大祭とならぶ、荒祭りの代表です。
御柱大祭では数年に一度は死人がでるという、怖いお祭りですが、だんじり祭りもそれに劣らぬ荒祭りです。
だんじり(お祭りの山車)を引き回すのですが、それが『引き回す』などと言う穏やかなものではないのです。
全力でだんじりをひいて、全速力で街中を駆け回ります。
曲がる時でも一時停止はもちろん、速度さえ緩めません。
全速力で突っ走ったまま、曲がり角を回って行くのですから、当然だんじりがひっくり返ることもあります。
だんじりは重さが4トンもあるので、こけた時に下敷きになったりすれば、無事ではすみません。
怪我をしたり死んだりしない方が不思議な位の荒祭りですね。
こちらの記事ではだんじりの死亡事故について書いています!
このお祭りの由来は、もともとは穀物の豊作を目的としていた稲荷祭なのですが、1780年ごろからだんじりが登場したと言われています。
衣替え(10月1日)
衣替えは、正直言っておっくうなイベントではあります。
押入をひっかき回し、保存袋から出したり入れたり、踏み台に上がったり降りたり、終わるとぐったり疲れてしまいますよね。
衣替えの時期は、ほとんどの地域では6月1日と10月1日にすることが多いのです。
しかし、北海道などでは半月ずつずれた6月15日と9月15日に衣替えをするようですね。
逆に沖縄などの暑い地方では、5月1日と11月1日に行うなど、その地域の気候の特性に合わせた時期となっています。
変わった所では、出雲地方では6月初旬の出雲大社『凉殿祭』に衣替えとする伝統があります。
神事に合わせて衣替えとは、さすがに出雲ですね。
衣替えは行事と言っても拘束力のあるものではなく、1月1日に夏服に衣替えしても、だれも咎める人はいません。
風邪はひくでしょうが・・・
衣替えは平安時代の宮中行事から始まったそうです。
旧暦の4月1日と10月1日に、夏服冬服を着替えると定め、『更衣(こうい)』と呼んだのです。
当時はよく行われたいた、中国の風習にならったものです。
長崎くんち(10月上旬 諏訪神社)
神社で一年でもっとも重要な祭典が例祭と言われるものです。
諏訪神社の例祭が『長崎くんち』で、昭和54年2月3日に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
そのおくんち(くんちの尊称として、地元の人々は『お』をつけて呼びます)の最大の特徴は、
エキゾティシズム
でしょう。
長崎は長く外国への表玄関であったため、ポルトガルやオランダ、中国・ベトナムなどの異国の文化の影響を強く受けていました。
そのため、
『龍踊(じゃおどり)』『鯨の潮吹き』『太鼓山(コッコデショ)』『阿蘭陀万才(おらんだまんざい)』『御朱印船(ごしゅいんせん)』など
エキゾティックでダイナミックな演し物(奉納踊)が数多く見られます。
『くんち』は『宮日』や『供日』という字があてられますが、その名称は
旧暦の重陽の節句にあたる9月9日(くにち、九州北部地方の方言で『くんち』)に行った
ことに由来するという説が有力です。
長崎くんちは、博多おくんち(福岡県福岡市櫛田神社)、唐津くんち(佐賀県唐津市唐津神社)と並ぶ日本三大くんちの一つです。
異国情緒豊かな長崎くんちを、こちらの動画でお楽しみください。
みちのくYOSAKOIまつり(10月上旬)
このまつりは、これまで紹介したお祭りとはひと味違う、おまつりなのです。
ひと味違うのは、通常のお祭りは、古い伝統と格式を持つお祭りが大半ですが、このみちのくYOSAKOIまつりは起源も浅く、
土佐のよさこい祭りの東北バージョン
という点なのです。
開催地は宮城県仙台市ですが、10月初旬の体育の日の前日と前々日にあたる土日の計2日間開催されます。
2日間で75万人の観客を集めるという人気ぶりで、参加チームも北は北海道から西は関西までと広範囲で、過半数のチームが宮城県外からの参加となっています。
参加ルールもちょっと変わっていて、
- 手に鳴子を持って踊る(高知のよさこい祭りに習ったもの)
- 曲に東北地方(または地元)の民謡の一節を盛り込む
の2点があります。
なぜみちのくでよさこい祭りが行われるようになったのかですが、これも中々面白いエピソードがあります。
1997年(平成9年)4月に、宮城県出身の高知大学生がよさこい祭りに参加し、同様な祭りが仙台にもあればと、活動をし始めたのです。
そして8月には、仙台七夕まつりによさこい祭りの常連チームを招致し、本場のよさこい踊りを披露してもらいました。
こうして1998年10月31日と11月1日に、第1回のみちのくYOSAKOIまつりが行われたのです。
祭りの期間中は、各演舞会場で『総踊り』と呼ばれる時間枠があり、その時間枠には祭りの躍り手の他に、観客も自由に参加することができるのです。
オープンタイムという所でしょうか。
神嘗祭(10月17日)
神嘗祭は祭りは祭りでも、宮中祭祀の大祭で、庶民が参加できるものではありませんが、宮中祭祀の中でも重要な行事です。
天皇陛下が中心となって、国家と国民の安寧と繁栄を祈い、神や祖先を祭るという祭祀なのです。
神嘗祭は『かんなめさい』と読みます。
その年の最初に収穫した稲穂『初穂』を伊勢神宮にお祀りされている大神天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えして、感謝するお祭りなのです。
又、宮中での行事と同時に、伊勢神宮でも神嘗奉祝祭が行われ、全国各地のお祭りや伝統芸能が奉納されされます。
その起源は古く西暦721年に始まった行事です。
もともとは旧暦の9月17日に行われていましたが、新暦の9月17日では稲穂の成長が不十分なので、明治12年(1879年)に10月17日に変更されたのです。
こちらの動画はアンドロイドで撮影されたものですが、恐らくは隠し撮りではないかと思います。
画質もアングルも悪くはありますが、神嘗祭そのものの動画としては数少ない中で貴重なものです。
ハロウィン(10月31日)
こちらは日本のお祭りではなく、主としてアメリカで行われているお祭り(というよりお遊び)です。
元々のハロウィンは、古代ケルト人が秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的儀式でしたが、現在では宗教的要素はほとんど全くありません。
ジャック・オ・ランタンという、カボチャをくりぬき、目・鼻・口をつけ、内側に火のついたろうそくを立てたお化けカボチャなどが登場します。
又、子供達はTrick or Treat(トリック・オア・トリート)という言葉で、人々に話しかけます。
これは「いたずらか、ごちそうか選べ!」というような意味で、要は「ごちそうをくれないと、いたずらしちゃうぞ」ということで、お菓子などをねだるわけです。
訪問される方の大人たちも、子供たちのために大量のお菓子を用意して待つのが習いだとか。
その他にも、お姫様・海賊、さてはゾンビやフランケンシュタインなどに仮装することも一般的に行われています。
残念ながら、bloodsuckerやLibrarian、デスクロウなどの仮装はないようですね。
この仮装では、1992年にルイジアナ州において、ハロウィンの仮装をし他人宅を訪れた16歳の日本人留学生が射殺される事件が発生しました。
相手は「freeze!(凍れ・動くなの意)」と叫んだのですが、英語に不慣れな留学生はそのまま近づき、その結果射殺されたのです。
この事件は、裁判では無罪となり、内外で大きな反響を呼び起こしました。
立冬(11月7日ごろ)
冬が立つと書いて『りっとう』と読みます。
つまり、冬の始まりの日という意味ですが、体感的にはまるで合わないですね。
立冬は『二十四節気』という、季節の節(境目)の一つですが、立冬に限らず二十四節気はおよそ1ヶ月遅れで見た方が、体感的には合っているようです。
二十四節気は感じとしてはこんなものです。
二十四節気は中国の戦国時代に、季節を春夏秋冬の4つに区分して、暦の代用的な区分とした方法です。
中国の戦国時代とは、紀元前403年から紀元前221年にかけての戦乱の時代を言います。
およそ2000年以上前のことですね。
太陽が移動する天球上の道を黄道といいますが、二十四節気はその太陽の動きの黄道を、24等分したものが二十四節気です。
なぜ二十四節気が使われるようになったかは、恐らくは農業上の必要性からではないかと思われます。
当時の太陰暦では、季節がずれて実用性に乏しく、そのため毎年同じ時期に同じ節気がめぐってくる、二十四節気が使われるようになったのでしょう。
秋分の日など、昼夜の長短を基準で季節を区分する方法については、こちらの記事で説明しています。
9月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
七五三(11月15日)
七五三とは、子供が三歳、五歳、七歳の時に、子供の健康と健やかな成長を願い、神社へ参拝する行事です。
数え年で男は三歳と五歳、女は三歳と七歳の時に行いますが、今は年齢にはあまりこだわらず、おおよそそれに近い年齢で行う人が多いようです。
日時にしても本来は11月15日にする行事ですが、現在はその日時にもあまりこだわりは無く、11月になれば適宜お参りをしているようですね。
その由来は、天和元年11月15日(1681年12月24日)に、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の長男である、館林城主徳川徳松の健康を祈って始まったとされています。
この七五三は当初は関東地方のみで行われていましたが、後には全国に広まって行きました。
何故11月15日なのかと言いますと、旧暦の15日は二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、吉日だったということからのようです。
又も寒冷地の北海道などでは、11月15日では寒すぎるので、1か月早めて10月15日に行う場合も多いのです。
七五三では千歳飴がつきものですが、その理由は千歳、つまり千年の齡まで健やかに、ということからです。
そのため千歳飴の袋には、松竹梅、鶴亀、高砂の尉(じょう)と姥(うば)などの縁起のよい絵柄が描かれています。
この千歳飴は、江戸時代の元禄から宝永の頃に、浅草の飴売り七兵衛が千年飴という飴を売り出して大当たりしたのですが、これが開祖のようですね。
ボジョレヌーボー解禁(11月の第3木曜日)
そもそも『ボジョレー・ヌーボー』とは、なんなのでしょうか?
これは、フランスのワインの名産地、ブルゴーニュ地方のボジョレーで作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)の総称なのです。
ですから、『ボジョレー・ヌーボー』という特定の銘柄のワインがあるわけではありません。
つまりは、日本酒で言えば『新酒』にあたるお酒です。
しかも、これは試飲用のワインで、数週間で醸造しますので、ワイン本来の深みより、軽い味になるようです。
もともとボジョレーヌーボーには、解禁日など特に定められてはいなかったのです。
そのため販売者たちは、ボジョレーヌーボーの販売開始日をどんどん前倒ししていったたのです。
先に売り出した方が売れるのは当然なので、これはしょうがないでしょうね。
しかし、あまりにも発売日が早くなり、ワインの醸造が終わらないうちに、販売を始めるところさえ出てくるようになりました。
それではボジョレーヌーボーの質が落ちてしまうので、解禁日を定めてその日以前には販売を禁止するようになったのです。
それがボジョレヌーボー解禁で、11月の第3木曜日となっています。
尚、フランスではこれは法律で定められているのです。
こちらはソムリエの小田昌宏さんによる、ワイングラスの持ち方の動画です。
新嘗祭(11月23日)
新嘗祭(にいなめさい)とは、大地の恵みに感謝して、天皇陛下が五穀の新穀を天照大御神など天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、自らもこれを召し上がるという儀式です。
例年、11月23日に執り行わせますが、この日は勤労感謝の日でもあります。
尚、勤労感謝の日については、後項で紹介いたします。
その場所は、宮中三殿の近くの神嘉殿にて執り行われます。
儀式は、23日の夕方に始まり翌日の未明まで続きます。
新嘗祭の歴史は大変古く、日本書紀では『天武天皇六年(西暦677年)十一月乙卯の日』に行ったという記録があります。
およそ1400年近く前の事です。
さらには、天皇陛下が即位の礼の後に、初めて行う新嘗祭を大嘗祭といいますが、これは一代で一度きりの儀式です。
再来年にはその儀式が行われる予定ですので、お見逃しなく!
こちらは宮中での新嘗祭の動画ですが、恐らくは史上初めてのものと思われ、非常に貴重な映像です。
新嘗祭と神嘗祭は、よく似た行事ですが、違いもあります。
重要な違いは、神嘗祭が『神に供える』だけにとどまるのに対して、新嘗祭は『神を祀り、自らも食す』という点です。
神話では、天皇は天照大神の子孫なので、天照大神から豊穣の力を受け継ぎ、その力によって翌年の豊饒を言祝ぐということになります。
ですから、天皇陛下が即位の礼の後に行う大嘗祭は、
天皇陛下が日本の繁栄を、天照大神らの神々に祈る
ということですね。
一代に一度だけの非常に重要な儀式というのも、それで頷けます。
神嘗祭については、こちらをどうぞ!
秋といえば
残暑
残暑とは、元々は、立秋(8月8日頃)から秋分(9月23日)までの間に残る、暑さのこととされていました。
現在の気温の状況からはなんともずれた話で、現在の立秋は、
「さあ、これから夏の暑さが本番になるよ。 立秋は2ヶ月後にまたおいで。」
とした方が正しいと思いますよ。
気象庁の季節の区別は、
- 春:3月から5月
- 夏:6月から8月
- 秋:9月から11月
- 冬:12月から2月
というものです。
まあ、非常に一般的な季節の区分ですね。
『立秋』とは二十四節気での区分用語なのですが、二十四節気では季節の変わり目は、
- 立春:2月4日頃
- 立夏:5月6日頃
- 立秋:8月8日頃
- 立冬:11月8日頃
となっています。
ご覧になってすぐ気づかれると思いますが、実際の季節感とは一月ほどずれていますね。
一月強遅らせると、ほぼ実際の季節感にあってきます。
これは新暦と旧暦の違いによるものかと思っていたのですが、そうとも限らないようなのですね。
立秋の場合でいえば、これは
暑さが最高潮に達して、その後は衰えていく時期
と解釈すべきという説があるのです。
なるほど、それなら実際の季節感にもあい、頷けますね。
お月見
お月見とは、満月(十五夜又は十三夜の月)を愛でて楽しむ催しです。
旧暦8月15日から16日の夜(八月十五夜)と、旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)の月がこれにあたります。
お月見というと、私が思い出すのは、『竹取物語』とその翻案まんがである手塚治虫氏作の『月世界紳士』ですね。
竹取物語は、10世紀前半に書かれた作者不祥の物語です。
おじいさんが光る竹を見つけて切ってみると、竹の中には小さな女の子が入っていたのです。
そのかぐや姫は成長すると絶世の美人となり、お婿さんの候補がわんさかわんさ、エーイエイエイエ~!
しかし、かぐや姫は無理難題を持ち出して、中々うんと言いません。
その内に月から降りてきた天人たちに連れられて、月へ帰っていくというお話です。
手塚治虫の月世界紳士は、1948年に不二書房から刊行されたのが初版です。
ある村にロケットが落下したのですが、村のおじいさんはそこで卵から生まれた赤ん坊を見つけます。
赤ん坊はサヨコと名付けられ、おじいさんとおばあさんに育てられました。
やがて成長したサヨコは、天才少女発明家となり、お婿さん候補が目白押し。
しかし、サヨコは結婚する気など毛頭無く、お婿さん候補には難問ばかりだしていました。
実はサヨコは、月の裏側に住む月世界人で、スパイとして地球に送り込まれたのです。
三日月博士らが発明した、月の裏側を見ることができる逆光波望遠鏡が完成したら、地球人に月の裏側が知られてしまう。
サヨコはそれを妨害しようとしていたのですが、探偵の壇原英次郎に見破られ、ロケットで月へ逃げます。
そのロケットにはケン一少年も乗っていたのですが、サヨコは既に地球人の姿ではなく、ケン一に月の都の事は秘密にするように頼んでロケットから飛び降りてしまう・・・
という悲しい物語なのです。
この記事を書いていて、それを始めて読んだ時の興奮と感動を思いだしてしまいました。
尚、この月世界紳士は電子書籍にもなっていますので、今でも読むことが出来ますよ!。
シルバーウィーク(9月中旬~下旬)
シルバーウィークとは、少し以前は11月始めの連休を指していました。
しかし、最近では9月中旬の連休にもこの言葉が使われるようになったのです。
シルバーウィークという名称は、5月のゴールデンウィークに似た要素があることかららしいですね。
又、9月には敬老の日があるので、シルバーが高齢者の代名詞にもなっていることからの連想もあるようですよ。
9月のシルバーウィークの特徴としては、
毎年かならずあるという連休ではない
という所です。
毎年どころか、シルバーウィークがあるのは数年に一度という、希少価値のある連休なのです。
最近では、2009年と2015年にシルバーウィークがありましたが、次のシルバーウィークは、現行の祝日法の規定が変わらない場合は、
2026年、2032年、2037年、2043年、2049年、2054年、2060年、2071年、2077年、2088年、2094年、2099年
となります。
つまり、次のシルバーウィークは2026年、8年後!になってしまいます。
運動会
10月は5月と並んで運動会の多い月です。
その理由の一つは、10月には体育の日があるからだと思います。
1964年10月10日、アジアで初めてのオリンピックである『東京オリンピック』が開かれたのをきっかけに、体育の日が制定されたのです。
後に、体育の日は10月の第2月曜日に変更されましたが、この日又はその前後に運動会を開く学校も多いようですね。
しかし、最近は10月ではなく、5月あたりの春に運動会を行う学校が増えて来たのです。
ではなぜ、運動会は秋から春へとシフトしたのでしょうか?
一つは天候の問題で、近年の10月は夏とさほど変わりない気温のため、熱中症が多発したのです。
又、10月は台風や豪雨なども多いのですが、春は比較的穏やかな天候が続くからという理由もあります。
しかし、最大の理由は9月10月は受験に間近く、運動会より受験に集中したいと、両親や教師が考えたのも当然ですね。
そんな理由で運動会の春開催が増えて来たわけです。
運動会関連の記事はこちらにもありますので、よろしければどうぞ!
運動会の保護者の競技でおもしろくて盛り上がり子供が喜ぶのは?
運動会の競技でおもしろで盛り上がるのは?幼稚園や保育園、小学校では?
学園祭
10月には学園祭や文化祭もまた多いですね。
学園祭と文化祭の違いは、
- 学園祭は広く学園での行事の総称
- 文化祭は芸術に関連したもの
という定義がありますが、実際にはほとんど同じような行事に見えます。
学園祭の内容は、作品発表・ダンス・音楽会・上演などが行われます。
又、教室や体育館を仮設の食堂や喫茶店に模様替えして、飲食がが提供されることもあります。
有名人を講師に招き講演会を開いたり、音楽家による音楽会を催したりすることもあり、こうなるとちょっとしたプロデュース会社みたいですね。
外部からの来場者は、以前は完全フリーというケースが多かったのですが、最近不祥事などが多発したため、制限する場合もあるようです。
在校生の関係者以外は不可とか、中には外部には完全非公開という場合もあるようです。
こうなると、なんのための学園祭なのか、開催する意義がないように思えますが?
こちらは高校生の文化祭での本格的なファッションショーです。
いやはや、今時の若いもんは・・・(笑)
ぶどう狩り
ブドウ狩りもまた秋の楽しみの一つです。
大半の農園では、持ち帰りも食べ放題もOKとなっていますので、食べきれない分はお持ち帰りにしましょう。
但し、勿論有料です。
おいしいブドウを見分けるには、全体的に色づきがよく、皮に張りのあるものを選びましょう。
甘いぶどうを探すなら、ブルームという白い粉のようなものがあるかをチェックします。
このブルームは、熟すと自然につくものですので、害は全くありません。
ブドウはあまり日持ちが良くないので、持ち帰り分は早めに食べてしまう方が良いでしょう。
又、ブルームは実の乾燥を防ぎますので、食べるまでは取らない方が良いようです。
保存は新聞紙に包み、冷蔵庫でも温度の高めな野菜室などに入れますが、目安は2週間程度です。
こちらは商業農園ではなく、自宅のブドウ狩りようですが、自宅でこれだけの広さとは羨ましい限りです。
紅葉狩り
11月ともなると、山々は紅葉で赤く染まり、街の家々の紅葉の葉も色づいてきます。
紅葉狩りは秋の代表的な風物ですが、不思議なのは『狩り』というと普通は狩猟を思い浮かべますよね。
なんで植物の紅葉を見るのが、『狩り』なんでしょうか。
それは『狩り』には、
山や野で、植物を観賞したり採集したりすること
という意味もあるからなのです。
しかし、どうして『狩り』が植物を観賞採取するという意味になったのかは、定説はないようですね。
ひとつには、ある貴族は、草花などの自然をめでることを『狩り』と言っていたそうですが、他には昔は植物を観賞する際には、草花を手折り手にとって眺めたりしたからという説もあります。
そのためか、昔はお花見のことを『桜狩り』と言っていた頃もあったそうですよ。
赤い羽根共同募金(10月1日~12月31日)
赤い羽根共同募金が始まったのは、昭和22年(1947年)のことで、当初は市民が主体の『国民たすけあい運動』として始まりました。
その後、社会福祉法により、中央共同募金会が主催となり、現在に至っています。
駅前などに学生さんがズラリと並び、
「ご協力をお願いいたしまぁ~す!」
という、あれですね。
寄付をすると赤い羽根をつけてくれるようになったのは、赤い羽根は欧米では『勇気』や『良い行い』の象徴とされていたかららしいですね。
寄付金の使い方は、募金の約70%は、募金をした市区町村で使われ、残りは都道府県単位で使われています。
使い道は、高齢者福祉施設への助成学童保育、地域防犯活動、障害者への活動支援など、さまざまな支援活動です。
この赤い羽根共同募金で問題になるのは、本来は募金する側も寄付する側も、完全な自由意志によるものの筈なのですが、
実際には半強制的に行われる場合も多い
という点です。
行政や自治会組織を通して集める戸別募金の占める割合が高く、募金活動を行う募金者も事実上の強制動員になっている場合があるのです。
これについての解決策としては、戸別訪問に募金をやめ、寄付したい人が役員の所に直接持参する方式や、回覧の時に募金箱を回し寄付したい人だけが入れる方式に改めた自治会もあるそうです。
もう一つ、募金の額は、1995年度の約265億7,935万円がピークとして、以後は前年比3-4%程度ずつ減少しています。
減少の原因としては、半強制的な集金のやり方に対する反感が考えられますが、その他にも、集金の配分額や配分方式が不透明であることもあるようですね。
秋の生き物といえば
ヤマカガシ
ヤマカガシは、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属のヘビの仲間です。
ヤマカガシは、日本国内では北海道や小笠原諸島以外ならどこにでも住んでいて、アオダイショウやシマヘビと並ぶ、代表的なヘビの一種です。
比較的最近までは、無毒だと考えられていたのですが、実は有毒だったのです。
このような例は余り見たことがありませんが、その理由はある地域のヤマカガシは毒を持っていないからのようですね。
ヤマカガシは、普通のヘビと違い、獲物を頭から食べることはせず、尻尾の方から呑み込んでいくのです。
その理由は不明なのですが、その方が味がよいからということではなさそうですよ。
ヤマカガシは、あの猛毒のヒキガエルが大好物という、風変わりな食生活をしています。
勿論、ヒキガエルの毒には耐性があります。
マムシやハブでさえ避けて通るというヒキガエルが、好物というのは妙なことですが、一つ考えられることは、
ヒキガエルの毒を体内にため込み、攻撃の手段として使う
という習性によるものかも知れませんね。
そのためか、
ヒキガエルが生息しない地域のヤマカガシは毒を持っていない
のです。
ヒキガエルについては、以下で詳しく紹介しています。
ヒキガエルの毒性の成分は何?犬や人間がくらった時の対処法は?
ニホンカナヘビ(カナヘビ)
ニホンカナヘビ(カナヘビ)は、ヘビとは言いながら
足がある
のです。
そのため、よくトカゲと間違われ、関東地方ではトカゲと呼ぶことも多いそうです。
カナヘビの名前の由来は、『カナ』がかわいらしいという意味があるので、「小さくてかわいらしい蛇」でカナヘビといわれるものがひとつめです。
二つめは、金属のような色のため、「カナ色をしたヘビ」でカナヘビといわれるという説です。
確かに画像を見ても、ヘビとしてはかわいい顔をしていますね。
ヘビのAKB48なのでしょうか。
コゲラ
全長が15センチという、日本最小のキツツキです。
面白いのは、このコゲラは強力な両足と尾との三点確保で、垂直な木の幹を上り下りできるのです。
下りは頭は上にしたまま、少しずつ落ちるようにはねながら下ります。
キツツキはドラミングという木の幹をつつく動作を行いますが、これは婚活(つがいの相手を募集する)や縄張りの主張という意味があるようです。
コゲラは山林のみならず、都市部の公園などでも生息していますので、東京都小平市では『市の鳥』に指定されています。
カケス
カケスの分類は、カラス科カケス属なので、カラスの仲間ということになります。
全長は33センチ程度で、身体は紫色と茶色のまだら、羽にある青と白の縞模様が目立ちますね。
声は「ジェージェー」というようなしわがれ声で、英語名の『Jay』はこの鳴き声から来ています。
この鳥の特徴は
物まね
です。
他の鳥の鳴き声や物音をまねするのが巧いのです。
チェーンソーや枝打ちの音までまねしますが、しかも、物まねの間に「ジェージェー」の間奏まで入れるという、物まね名人なのです。
人間に飼われているカケスは、人間の言葉までまねするそうですよ!
モズ
モズは『百舌』、『百舌鳥』とも書き、スズメより少し大きい鳥です。
このモズは他の鳥のなき声をまねるのがうまく、そのため『百舌鳥』と書くことがあるそうです。
飲食などで、他の人にだけ金を出させて、自分は負担しないことを『百舌勘定』ということがあります。
百舌は他の鳥の鳴き声のまねがうまいことと、鳥たちが買い物をするときに、鴫と鳩を言いくるめて金を出させ、百舌だけはお金を出さなかったという、昔話によるものです。
又、モズには『はやにえ』という、変わった習性を持っています。
はえにえとは、速贄と書き、捕らえた獲物を木の枝に突き刺したり、木の股に挟んだりする、習性です。
なんのために、こんな変わった習性を持つのか、定説はありませんが、一つはモズは足の力が弱いので、枝に固定して食べるというものです。
他には、獲物を捕らえたときに満腹である場合は、後の非常食として備蓄しておく、というものです。
カネタタキ
体長はオス、メスとも9~15ミリ程度の小さな蒸しです。
カネタタキという変わった名前は、「チッチッチッチッ」と鐘を叩くような声で鳴くことから来ています。
カネタタキは鳴き声はきれいなのですが、害虫として駆除対象になっているのです。
なんで害虫なのかと言いますと、カネタタキは家に侵入して鳴くのです。
「うるせえ! 安眠妨害だ!」
というわけで、あわれカネタタキは害虫にされてしまいました。
以下がカネタタキの鳴き声の動画です。
確かに鐘を叩くような金属製の鳴き声ですね。
マガモ
カモと言えばまずマガモでしょう。
オスは青首とも呼ばれ、アヒルの祖先だそうですよ。
全長は約59センチで、オスは体が上下面とも淡褐色ですが、遠目には白っぽく見えます。
ユーラシア大陸では飼育されることも多いのですが、野生のマガモはずっと人間から命を狙われていたことからか、人には近づかず逃げ足が速くなってしまいました。
鴨ネギと言う言葉のように、肉は質、量ともにカモの最高位とされ、食用とされ続けたことからかも知れませんね。
住むところは、湖沼、河川、海岸などですが、主に穀物や水草の葉や茎など、植物質のものを多く食べますが、時には魚やカエルなどの両生類なども食べることがあります。
ホオジロ
全長は約16センチ前後でほぼスズメと同じと、比較的小さな鳥です。
尾はスズメより長く、顔に黒白の模様があるので、ホオジロと呼ばれるそうです。
分布は屋久島以北の日本全土で、国内ではポピュラーな鳥です。
林の周辺、農耕地、河川敷などのやや開けた環境にすむ
さえずりの節回しが独特で、『ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー』などと鳴きます。
この鳴き声は、「いっぴつけいじょうつかまつりそうろう(一筆啓上仕候)とか、「源平つつじ白つつじ」などと聞こえることがあるそうですよ。
秋のお花といえば
菊
秋の花の一番手は、やはり菊でしょう。
花言葉は『高貴』で、宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会で『観菊御宴』が行われています。
後鳥羽上皇が身の回りのものに、この菊の紋様をつけたことから、現在でも、天皇と皇室の紋は、
菊のご紋章
なのです。
又、特に日本で菊の栽培が盛んなのは、冬に芽をとり、春に植え、夏に成長させ、秋に観賞するなど、イネの栽培と似ているからという説もあります。
キンモクセイ
キンモクセイは9月の下旬に咲きますが、匂いが素晴らしいことで知られています。
庭や生け垣にもよく植えられていて、散歩やジョギングの途中であの甘いのに品の良い香りが漂ってくると、しみじみと秋を感じますね。
熊本県甲佐町仁田子の西住公園麻生原のキンモクセイは、昭和9年に国の天然記念物に指定されています。
ここのキンモクセイは、なんと
樹齢750年以上で、高さ18mの日本最大のキンモクセイの木で、2km先まで香りが届く
そうですよ。
彼岸花
彼岸に咲く彼岸花。
別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)といいますが、非常に美しい真っ赤な花です。
しかし、この彼岸花、
美しいものには毒がある
という言葉を具現化した花なのです。
彼岸花には死人花という異名がありますが、それは墓地によく植えられているからなのです。
昔は土葬でしたので、土の中にいるグラなどが遺体を荒らすことがあったのです。
それを防ぐ為に墓地には彼岸花が植えられたのですが、ではなぜ彼岸花にはそんな効果があるのでしょうか?
それは彼岸花には毒があるからなのです。
しかもその毒は、花、葉、茎、根、と全ての部分にあるのです。
しかし、彼岸花は触っただけでは無害です。
危険なのは、食べることで、口に入れなければ特に怖がる必要はありません。
その毒はリコリンというアルカロイドで、嘔吐、下痢、呼吸困難を引き起こし、死に至ることもありますが、致死量は10gなので、アルカロイドの中では毒性は強くない方です。
なので、大量に食べたりしなければ、まず問題はありません。
こちらはその彼岸花の動画ですが、大変美しく、とても毒のある花のようには見えません。
ボタン
ボタン(牡丹)には異名が非常に多いのですね。
これがボタンの異名の一覧です。
『富貴草』『富貴花』『百花王』『花王』『花神』『花中の王』『百花の王』『天香国色』 『名取草』『深見草』『二十日草(廿日草)』『忘れ草』『鎧草』『ぼうたん』『ぼうたんぐさ』
随分とあるものですね。
ボタンの原産は中国ですが、根から生えているので雄を意味する『牡』と、赤を意味する『丹』により、『牡丹』と称されるようになったそうですよ。
また、ボタンは漢方の薬の原料ともなり、大黄牡丹皮湯、六味地黄丸、八味丸などの原料として、日本薬局方にも収録されています。
シクラメン
シクラメンは地中海沿岸の、ギリシャからチュニジアにかけて原種が自生しています。
シクラメンに関する伝説で有名なのは、草花好きだったソロモン王のお話です。
ソロモン王は王冠に何か花のデザインを取り入れようと思いたち、様々な花と交渉するのですが、全て断られてしまいます。
その花の中で唯一承諾してくれたのがシクラメンで、王が感謝すると、シクラメンは恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまった、という話があるのです。
これは、シクラメンがやや下向きに花をつけることにちなんだた伝説で、花言葉が「内気なはにかみ」なのも、この伝説によるものらしいですね。
シクラメンは勿論花の名前ですが、歌の方でも有名ですね。
小椋佳の作詞作曲、布施明の歌で『シクラメンのかほり』という曲があります。
「真綿色した シクラメンほど清しい(すがしい)ものはない 出逢いの時の君のようです
ためらいがちに かけた言葉に驚いたように ふりむく君に季節が頬をそめて 過ぎて行きました」
というロマなチックな詞と、それにふさわしい曲調とで、今でも記憶に残っています。
アザレア
アザレアはツツジの一種ですが、台湾のタイワンツツジや日本のケラマツツジ、サツキがベルギーに伝えられ、更にそれが日本に入ってくると、『アザレア』と呼ばれるようになりました。
しかし、元々ツツジの英名が『Azalea(アザレア)』なので、『ベルギー・アザレア』と呼ぶのが正しいのかも知れませんね。
ピンクと白の可憐な花ですが、他のツツジ科植物と同様有毒なのです。
グラヤノトキシンとロードヤポニンを含んでいて、症状は嘔吐・痙攣などで、重症の場合は昏睡に至る事もあります。
秋の食べ物といえば
さんま
サンマの本場、根室産です。
日本一の水揚げを誇る根室花咲港で、水揚げ直後に瞬間急速冷凍しているので、鮮度は抜群!
塩焼き、蒲焼、竜田揚げなど、なんでもOKですが、やはりさんまといえば塩焼きでしょうね。
賞味期限も、到着後、60日程度ありますので安心です。(家庭用冷凍庫保存)
戻りカツオ
https://item.rakuten.co.jp/jyoseikan/100004031/
カツオというと、春の初がつおを思い浮かべますが、味は9月の戻りカツオの方が、遙かに良いのです。
土佐の海の戻りカツオを、一本釣りで釣り上げ、昔ながらの松葉や茅の火だねで焼き上げた、カツオのタタキです。
表面は芳ばしく身はとろけるような、本物のタタキの味が楽しめますよ!
これが創業明治7年の老舗の味です。
松茸
秋といえば松茸、松茸といえば秋。
産地は標高約3,300メートルの、チベット・四川・雲南・吉林・黒龍江省などが主な産地で、雲南省と四川省との境に位置します。
理想郷と呼ばれる程の風光明媚で空気の澄んだ、中国を代表する松茸産地です。
訳あり品のわけは、一部に割れや欠けがあるというだけのものです。
松茸ご飯、お吸い物、天ぷら、なんでもいけます!
新米
お米というとまずトップに来るのは、越後産のこしひかりでしょうね。
日本一の米所、新潟県のこしひかりです。
くどくどした説明など不要ですね。
これが日本の味です!
炊き込みご飯 松茸
こちらはお米に入れて炊くだけの、松茸ご飯の素です。
厳選した松茸を京料理の技法で調理し、保存料などは一切使用していません。
手間入らずで、だれでも簡単に料亭の味が楽しめます!
伊勢エビ
伊勢エビの本場和歌山産の冷凍伊勢エビです。
訳ありの理由は、足折れ角折れですので、味は正規品と変わりありません。
蒸し器で蒸したり、鍋で茹でれば、すぐ食べられます。
毛ガニ
こちらの毛ガニは、鮮度に自信の浜茹で毛ガニです。
又、重さの1キロは茹でた後の重さで、茹でる前の重さに換算しますと、1.2キロ相当となり、身もぎっしりと詰まっていますよ!
ふぐ
山口県と長崎県産の、トラフグのフグ刺しです。
直径30センチという大きなお皿に、ぎっしりとしかも見栄え良くセットされています。
特製ポン酢と紅葉おろしもついていますので、そのまますぐに食べられますよ!
秋の果物といえば
みかん
愛媛中島産のせとかみかんです。
愛媛中島地区は、瀬戸内海に浮かぶ島々で、『この島で作れない柑橘はない!』と言われるほどのみかんの名産地です。
中島ではハウス栽培ではなく『露地栽培』でせとかみかんを作っています。
そのため、ハウスものより1ヶ月以上木になっている時間が長く、糖度も高くなっています。
それがせとかみかんの甘さの秘密なのです!
梨
こちらはいわゆる『和梨』、つまり洋ナシに対して日本古来からある梨です。
和梨は洋ナシに比べて甘さではやや劣りますが、その分さっぱりした癖のない味が楽しめます。
福島産の秋峰という梨で、1玉が400グラム以上、大きいものでは1キロ!以上にもなるという、ジャンボ梨なのです。
大きなものでは子供の顔くらいありますね。
リンゴ
秋の果物の代名詞リンゴ。
酸味と甘みの対比が絶妙で、日本の果物を代表するのがリンゴです。
そのリンゴの代表格が、リンゴと言えば青森、青森県産のサンふじです。
弘前市からの産地直送です!
洋ナシ
https://item.rakuten.co.jp/ryokucyaen/0014-111-6/
日本1の生産量を誇る、山形県産の洋ナシ、ラフランスです。
洋ナシ、特にラフランスは、その高貴な芳香ととろけるような舌触りで、果物の女王と言われています。
いわゆる『訳あり品』ですが、キズ・形状や大きさ等で贈答用として出荷出来ないというだけで、味には変わりはありません。
スターフルーツ
スターフルーツはあまり知られていない物ですが、断面が綺麗な星型をしているところからスターフルーツと言われています。
こちらはそのスターフルーツをドライスターフルーツにした製品です。
甘さとしてはパインやイチゴなどより控え目で、さっぱりした酸味とバランスがとれています。
食べ方はそのまま食べますが、お菓子のトッピングにも星形が合いそうですね。
柿
国産の和歌山産の富有柿です。
100年以上農家をしている農園の柿で、糖度は16度以上もあります。
甘みが強く肉厚で食べ応えがあるのが、特徴なんです。
いちじく
山形産の生いちじくです。
大きくて香りが良く、実はプチプチした歯ごたえの、生で食べられるいちじくなのです。
山形県庄内地区の成田農園が、精魂こめて育て上げた逸品です。
秋の記念日といえば
秋分の日(9月23日頃) 秋のお彼岸
昭和23年(1948年)に制定された、
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
ための祝日です。
秋分の日の前後それぞれ3日間をいれた7日間が、『秋のお彼岸』となります。
最初の日を『彼岸の入り』、最後の日を『彼岸明け』と呼びます。
先祖を供養するためにお墓参りをしたり、おはぎを作ってお供えしたりしますね。
秋分の日は、春分の日と同じく、太陽が真東から昇って真西へ沈み、昼と夜の長さが同じになる日ということになっています。
もっとも、正確には同じでない場合の方が多いようですね。
日の出も日の入も『太陽の上辺が地平線と一致する瞬間』が定義となっています。
日の出も日の入も『上辺』ですから、太陽が沈む時(日の入)は、視野角で太陽の半径分余計に移動しなければ、『上辺』に達しません。
そのため、その移動時間分、昼の時間の方が長くなることになります。
これが測定の基準が、『太陽の中心』であれば、太陽の移動距離と時間は同じになります。
もう一つ、大気による屈折もあります。
日の入りの時は、実際の太陽は既に地平線の下に沈んでいるのに、見かけの太陽はまだ見えていると言う現象が、大気による屈折のため起こります。
これらの理由で、秋分の日でも日夜の時間が違うということになるわけです。
敬老の日(9月第3月曜日)
敬老の日は、お年寄りをいたわり、その長寿を祝う日です。
少なくともその『建前』はそのようになっています。
現実には・・・
「ケッ! あのクソ爺い、はよ死ね!」
という場合の方が多いのかも知れませんね。
敬老の日の起源は、兵庫県多可郡野間谷村(当時)では、1947年(昭和22年)9月15日に村主催の「敬老会」を開催したのです。
それが、『敬老の日』の起源であると言われています。
そのため、以前は毎年9月15日と決まっていましたが、2002年(平成14年)からは9月の第3月曜日に変更されています。
その理由は、もちろん連休にするためです。
ちゃんと由来があるのに、連休にするために勝手に移動してしまうなど、役人の考えることは、
So It Goes・・・(そんなもんさ・・・)
体育の日(10月第二月曜日)
体育の日とは、
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
のが目的の日だと、国民の祝日に関する法律には書かれています。
この体育の日は、本来は10月10日に行われていたのです。
勿論、1964年10月10日に行われた、アジア初のオリンピック、東京オリンピックの開会式の日にちなんだものです。
それが、ハッピーマンデー制度という、ケッタイな名前のケッタイな制度によって、10月の第二月曜日に変更になったのです。
ハッピーマンデー制とは、特定のたとえば10日という日にちですと、日曜と重なると休みが減るので、翌日の月曜日に振り替えるというものです。
祝日本来の意義や由来などあっち向けの、ご都合主義の日本代表ですね。
なぜ東京オリンピックの開会式が、10月10日に決まったのかと言いますと、その一つの理由は10月10日という日は、『晴れの特異日』だからなのです。
特定の日が晴れ或いは雨になる可能性が非常に高いというのが、特異日なのですが、1964年の10月9日は、生憎の天候でした。
そのため、オリンピックの開会式が雨になるのではと、心配する人が多かったのですが、さすが特異日、10日は快晴となったのです。
めでたしめでたし・・・
文化の日(11月3日)
11月3日は文化の日です。
ではなんで11月3日が『文化の日』なのでしょうか?
ひとつにはこの11月3日は、1946年(昭和21年)に日本国の新憲法が公布された日だからなのです。
新憲法の下、荒廃した日本を立て直すために、文化を増進してよりよい国にしよう、というような意味での『文化の日』だろうと想像しています。
しかし、この11月3日には、もう一つの意味があります。
それは戦前の重要な祝日である『明治節』です。
戦前の日本には、『四大節』という、最重要の祝日がありました。
その四大節とは、
- 四方節:1月1日(元旦)
- 紀元節:2月11日(神話上の初代天皇である神武天皇の即位日)
- 明治節:11月3日(明治天皇の誕生日)
- 天長節:その年代の天皇誕生日
の4つです。
明治時代では、明治節と天長節は同じ日なるのですが、これは明治節は昭和になってから制定されたので、祝日が重なることはなかったわけですね。
では、憲法を記念する日には、別に憲法記念日があるのに、なぜ憲法記念日が文化の日ではないのか?
このあたりが微妙な所で、あえて明治天皇の誕生日を持ち出したのは、あるいはアメリカ占領下にあった当時の日本人による、アメリカへの反抗なのかも知れませんね。
最後に
今回は秋について紹介してきましたがどうでしたでしょうか?
食欲の秋・読書の秋。様々ありますがまさにその通りのような気もしますね!!