寒さも収まってきてもう桜が咲き始めるころですね!
その中で桜の品目として有名なのが「ソメイヨシノ」ですよね!
でもこのソメイヨシノにもある噂があるのを知っていますか??
なんと今現存しているソメイヨシノは全部クローンである。
という噂があるのです。。
そこで今回はソメイヨシノはクローンなのかという事に焦点を当てて記事を書いていこうと思います!!
ソメイヨシノはクローンなの?
さて画像のようにとてもきれいな桜のソメイヨシノですが本題からいうとクローンという事になります!
しかしクローンといってもそのなんというか作られたものというイメージではなくてソメイヨシノは自然には増やすことができないという意味でのクローンなのです。
植物というのは基本自然の中で育つことがそうだとおもいますがソメイヨシノという桜はそのようには増えてはいけないのです。
最近の遺伝子解析による研究の結果、ソメイヨシノの起源は
エドヒガンザクラ(母種)
オオシマザクラ(父種)
の交配によって、生まれたものがソメイヨシノです!
正直見た目にはどのように配合すればソメイヨシノになるかはわからないのですがソメイヨシノという桜は今や日本中にありますが、同じようにクローンと言えるでしょう!
ソメイヨシノの最初の原本は?
ソメイヨシノはクローンと紹介しましたが最初の一本はどこからスタートしたのでしょうか?
栽培の歴史は江戸時代に遡ります。
江戸時代の植木屋が初めて作ったのがソメイヨシノです。
名前は最初は吉野として売られたようなのですが奈良にある「吉野桜」と混合してしまう可能性があるために「染井吉野」という名前に変えたようです!
江戸時代のサクラとおいうのはこのように植木屋から買うことが多かったようで売っている植木屋の実力やブランドで人気のあるないがあったようですね。。
今ではこのソメイヨシノが残っているからすごいと思うのですがその中でもソメイヨシノは品質、桜の咲き誇り方、また栽培のしやすさなどほかの桜とは違って人気があったようですね!!
ソメイヨシノのクローンの作り方は?
さて自然では増えることができないソメイヨシノ。
そこで次はどのようにしてソメイヨシノのクローンを作るかを紹介していきます!!
桜は普通は自然的に増やすように種まきで増やすようにするのですがソメイヨシノは自家不和合性という性質があって、なんと自分と同じような花粉では受精行われないという性質です。
これはほかのものにに置き換えると怖いことですよ。。
犬が子供産むのに猫とそうゆうことをしないといけないと合わせるととても意外な特性なんじゃないかと思います。。
そこでソメイヨシノは接ぎ木でしか作れないという事になるのですが台木と呼ばれる土台となる幹に切れ込みを入れてその中にソメイヨシノの幹や枝を押し込んで育てるという事です。
植物は修復メカニズムが働いて一つの植物体として再生するのですが接ぎ木というのは元の木の遺伝情報を持っているということでクローンといわれています。
接ぎ木はなんと染井吉野を作られた時と同じように江戸時代にはこの手法が行われていたのです。
ソメイヨシノを作った植木屋さんが始めたというわけではないようですね!!
ソメイヨシノのクローンでの特徴
さてクローンといえば複製という意味ではありますがこのソメイヨシノではクローンなりの特徴があります!
一番の特徴といたしましては
同じ地域のソメイヨシノは一斉に咲くという事です。
普通に種まきなどで育てた植物は遺伝情報が同じ種類でも違います。
寒さに弱かったり暑さに弱かったりなんて言うのも花それぞれにあります。
しかしソメイヨシノはクローンで同じ遺伝子情報なのでどのソメイヨシノも気温によって決まっています。
桜というのはあったかくなっていって開花していくのですがソメイヨシノ以外の桜は木々でも咲き方が違うのですがソメイヨシノは咲くときは一気に咲き散る様はソメイヨシノの一番の特徴です。。。
ですので咲くときのソメイヨシノはきれいなので人気の所以だそうですよ!!
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最後に
今回はソメイヨシノはクローンなのかという事で書いてきましたが
自分の近くの町でもしソメイヨシノがたくさんあるのであれば見に行ってみましょう!!