気になること

赤い羽根の募金が強制?地域の共同を断ると恐ろしいとの噂!

毎年秋になるとうざいものが始まります。

 

こちらの真意とは関係なく、

99%強制的に罰金を徴収されるのです。

 

罰金を払うと支払った証拠に

免罪符などつけてくれます。

 

これを支払わないと、

「アノ人ヘンタイよ! 赤い羽根をつけていないわ!」

「怖いわ! 警察とアグネスに通報しましょ!」

 

たかが羽根一枚で鬼より怖いアグネス
やってくるのでは、割に合いませんね。

 

で、泣く泣く免罪符を購入することにな
りますが、この免罪符は食べてもうまく
ないし、それに毎年買わなければならないのです。

 

というわけで、赤い羽根の募金は強制な
のか、地域の共同募金を断る方法などを
見ていきましょう。

赤い羽根の募金は強制?

『建前』としては、

赤い羽根の募金は任意であり、強制ではない

ということになっています。

 

しかし、あれが完全な任意の募金とは
とても思えませんね。

 

こちらが赤い免罪符をつけていないと、
それを購入する迄しつこくつきまとわ
れて催促されます。

 

別な意味でjcjkにつきまとわれるのはうれしい

のですが、免罪符をつけていないと、
悪鬼のごとく扱われるのは困ります。

 

「汝鬼畜のやからよ、悔い改めて免罪符をつけよ!」

 

ということらしいです。

 

jcjkよりもっと怖いのは、

地域の共同募金の徴収

ですが、これは次項で書きます。

 

この赤い羽根の共同募金は、小学校でも
行われているようですね。

 

小学生に赤い羽根の

意義や意味がわかるものでしょうか?

 

勿論払うのは親ですが、これももし募金
に応じなければ、子供の方に何かしわ寄
せがいくのではないかと思われます。

 

善意による任意の募金の筈なのに、それ
が子供の仲間はずれの原因になったら、

本末転倒ではないでしょうか?

 

しかもこの免罪符の赤い羽根がくせものです。

 

かなり派手な羽根ですから、つけている
と目立ちますが、

つけていないのも一目でわかります。

 

これはやはりちょっとまずいのではない
でしょうか。

 

一目で判別できる目印というのは、何事
によれかなり危険な面があります。

 

つまり、この人は免罪されている人、
この人は罪人と、一目ではっきりわ
かってしまうからです。

 

赤い羽根の本来の意味は、良い行いをし
た人を表すものでしょうが、それが

良い行いをしていない人も表してしまうのは、怖いことだと思います。

 

ならば、赤い羽根の代わりに、赤いカー
ドなど渡してはどうでしょうか。

 

「あなたは罪からはレッドカードで
一発退場しています」というわけです。

 

まさかこの赤紙を胸につけて歩く人
いないでしょうし、これなら外見で判別
されることもないでしょう。

 

でもそうなると、

jc「ちょっとそこの人、カード見せてちょうだい!

あら! もってないのね。 極悪人なのね!」

 

ということにもなりかねません。

 

これではどこまでいってもきりがありません。

 

普通、街頭での募金では、寄付した人に

必ずなにかの品を渡すということはありません。

 

渡す場合もあり、なにも渡さない場合も
ありなのです。

 

ならば赤い羽根の募金でも、何も渡さな
くてもよいのではありませんか?

 

それじゃ寄付した人としない人の

区別がつかないって?

 

区別がつかなくても一向に差し支えない
じゃありませんか!

 

赤い羽根募金の意義は、困っている人を
助けることで、

寄付した人としない人を判別することではないからです。

地域の共同募金を断ると大変?

街頭での赤い羽根募金は、妖しさ大爆発
ですが、それでも地域の共同募金よりは
まだましです。

 

地域の共同募金の場合は、どこの誰かと
いう個人の特定がされています。

 

しかも、断ると地域社会の中での立場が
微妙になり、日々の暮らしがやりにくく
なるという、恐ろしさがあります。

 

街頭の募金の良くない点はやり方であり、
募金そのものが悪いとは思いません。

 

しかし、地域での共同募金はそれとは違います。

 

確かに断ることは可能です。

 

しかし、

断れば明らかに暮らしに影響する

というのは、困ります。

 

しかもその影響は良くない方向のものが
ほとんどです。

 

実は、赤い羽根共同募金の大半は、

街頭募金ではなく、町内会(自治会)組織による

戸別募金だそうです。

 

しかも戸別募金では、市町村長や役所な
ど行政側が、町内会や自治会に世帯毎の

割当額を示して集金指示を出すのです。

 

その集金業務も、住民を半強制的に徴用
する形で徴収業務をやらせているとのことなのです。

 

これは募金を支払う方も、集める方もほぼ
完全な強制と言えるでしょうね。

 

日本では、それだけ地域社会組織の比重
が重いということでもあります。

 

このシステムには、支払う方も集金する方も、

「みんなが嫌な気持ち」

という批判が強いです。

 

確かに集める方にしても、この半強制的
なやり方に賛同している人ばかりではな
いでしょう。

 

地域を回る班長も
「なにかおかしいな、あまりやりたくないな」
と思いながら嫌々する人が多いことと思います。

 

このシステムを改善する動きもあります。

 

それがお金を入れる袋に

大型の封筒を使う方法です。

 

この大型の封筒は、お金を入れる部分の
み開けてあり、そこから各自がお金を入
れます。

 

そして班長が戸別に集金するのではなく

順繰りにお隣に渡していくのです。

 

これなら、誰が幾ら入れたかは誰にもわ
かりませんし、またお金を入れなくても
わかりません。

 

さらには、封筒の表には、

金額も寄付するかしないかも、全て自由

と書いてあるとのことです。

 

これは非常に良いシステムだと思いますね。

 

本来なら自治会や町内会が募金を集める
というやり方自体が好ましくありません。

 

募金はあくまで個人が自発的におこなうもの

であり、地域社会組織が半強制的に行う
など、もってのほかです。

 

しかし、社会慣習というか、地域に根付
いてしまっているものは、そう簡単には
変えられません。

 

ならばせめてそのやり方だけでも改善し
ていこうということは、とても良いこと
だと思いますよ。

 

2012年のことですが、大阪の橋下市長は

日本赤十字社の資金集めを拒否したそうです。

 

橋下市長は、大阪府の知事時代にも日本
赤十字社の大阪支部長を辞任しています。

 

多くの市町村では、市町村長が日本赤十
字社の地区長や分区長など就任するのが
慣例になっているようなのです。

 

そして、市町村長が町内会組織に、町内
会の会員を日本赤十字社のために

集金に回らせるように要求しているのです。

 

このあたりが、自治会による半強制的な
寄付の要求の遠因のようですね。

 

大判封筒の使用も、橋下市長の件も、
それに一石を投じるものとして歓迎い
たします。

どうにかして断る方法!

募金や寄付金の徴収を断るのは、勇気も
いり、中々難しいものです。

 

では角が立たないように、なんとか

うまく断る方法

はないものでしょうか。

 

そのうまい断り方はあることはあるよう
なのです。

 

但し、相手にもよりますし、いつでも必
ずうまく行くとは限らないのが難ですね。

 

その1 はっきり断る

ある自治会で班長をやっている人は、
寄付金の依頼に
「うちは寄付金はしません」とはっきり断られたそうです。

 

そして、その班長さんもその答えに不快
感などは全くなかったそうですよ。

 

とはいえ、これはその相手の人柄にもよるので、

失敗することもありえるでしょうね。

 

その2 他力本願

ある主婦の方は、まず「何のためのお金
ですか?」と尋ねるそうです。

 

それに対して明確な回答が得られない場
合は、「何に使うかわからないものに勝
手にお金を払うと、主人に叱られますので」と言って断ったそうです。

 

他力本願スタイルというわけですね。

 

その3 寄付は個人的に

またある方は、個別訪問で回ってくる
場合は、払わないそうです。

 

「寄付は個人的にしていますので結構です」
と断るとのことです。

 

その4 会社でも払っている

「会社でも既に払っているから」

と断る人もいるようです。

 

確かに二重取り(取られ)ではたまりませんね。

 

その5 町内会に入らない

町内会に入っていない場合には、寄付を

強制される法的理由はありません。

 

もし入っている場合は、町内会として
支払いを求めることは許されますが、
強制力はありません。

 

但し、支払いを拒否した場合は、後々の

つきあいに支障が出る可能性は高いでしょう。

 

その場合には町内会を退会する必要も
あるかもしれませんね。

 

ある人の場合は、町内会長に退会を伝え
たところ難色を示されたため、弁護士に
相談したそうです。

 

そして
内容証明で退会届を郵送
したとのことです。

 

その後は、町内会側からは全く連絡はないとのことでした。

 

結び

赤い羽根の募金や地域での共同募金には、
疑問の声も多いようですね。

 

本来募金や寄付は、個人の善意による任
意の行為であり、

強要されたり強制されたりするものではありません。

 

しかし、実際には胸に赤い羽根がないと
肩身が狭かったり、地域の町内会などで
はほとんど強制的に寄付させられたりしています。

 

しかも、その寄付を断ると

村八分状態にされたりもするようです。

 

これはやはり改善する必要がありそうですね。

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