生き物

鹿は夜行性で危険?性質や生活や出会った時の対処法は?

鹿というとバンビや奈良の鹿を
まず思いだし、
かわいくておとなしい動物
というイメージが強いですよね。

 

しかし、鹿にはかなり危険な一面もあり

時と場合によっては恐ろしい存在になる

こともあるのです。

 

それでも日本の鹿は
世界的に見ても穏やかな方ですが、

アメリカのオジロジカやヘラジカなどは

特に発情期には凶暴な一面を見せたりもします。

 

そこで今回は、鹿の性質や危険性、
鹿に襲われないための対策法などを
見ていきましょう。

鹿は夜に会うと危ない?

鹿は夜に出会うと危険なのでしょうか?

これはその鹿がどんな鹿なのかで、
随分と違います。

 

奈良公園の鹿は、

一応野生の鹿

と言われていますが、
純粋の野生なのかというと
そうとも言えません。

 

単に持ち主がいないからというだけの
野生であり、野山にいる本当の
野生の鹿とは習性も大分違うようです。

 

例えば、奈良公園の鹿は
エサは完全に人間任せですし、

ほぼ完全な昼行性

で夜は寝てしまいます。

 

本当の野生の鹿は現在は夜行性に近くなってきています。

 

鹿は

本来は薄明薄暮性で、

日の出前と日没直後の
薄暗い時間帯に活動するのが常でした。

 

ところが最近の日本では、
鹿が目撃されるのは夜間が多く、
おまけに鹿の交通事故死は

夜間が多い

のです。

 

これは鹿が人間の行動パターンに
合わせて自分の行動パターンを
変えたためのようなのです。

 

昼間は人が多く、ハンターもいます。

 

そのため

人目を避けて夜間に行動

するようになったのではないかと考えられています。

 

尚、鹿は昼でも夜でも好きな時に
睡眠できます。

 

このようなわけで、純粋の野生の鹿は
夜出会うとかなり危険と言えます。

 

もっとも、鹿の方から見れば、
人間は夜昼を問わず

危険極まりない最恐の存在

なのでしょう。

 

とにかく鹿さえ見れば
テッポウをぶっ放しますし
ジビエとか言う食材にされてしまいます。

 

鹿がものを言えれば
「鹿は夜は危険かという前に、

人間には危険でない時はあるのか?」

と言うかも知れませんよ。

 

それでも日本の鹿は比較的
おとなしい方ですが、
アメリカの大型の鹿は獰猛です。

 

特に発情期の雄鹿は怖いです。

 

ある時、2頭のオジロジカの雄が
並んで死んでいるのが発見されました。

 

この2頭は

お互いの角が絡み合ってほどけなくなってしまい

そのまま脱水状態で死んだらしいとのことです。

 

もう一つの例は、

ある牡鹿の角に他の鹿の頭が突き刺さっている

のが発見されました。

 

これは発情期の牡鹿が他の牡鹿と争い、
その結果

他の牡鹿の頭部がちぎれてしまったのか、

或いは死んだ牡鹿の頭を攻撃して
引きちぎったのか、
そのあたりは不明です。

 

このように発情期の牡鹿は非常に危険です。

 

アメリカでの他のレポートでも、
牡鹿がハイカーを襲ったり、
庭にいる人間を角で攻撃したりする例が
報告されています。

 

更には、住宅やビルの窓に自分の姿が
映っていると、敵と勘違いして

窓をぶち破って乱入する

などの例が複数あります。

 

又、車にぶつけられた牝鹿が、
その車のドライバーに襲いかかった
という事件もあったそうです。

 

鹿には、鹿せんべいをねだる
かわいらしい姿とは裏腹の
恐ろしい一面も、またあるのですね。

鹿に襲われないようにする対策は?

鹿に襲われないようにする対策ですが
これは本当の野生の鹿か、
それとも奈良にいるような

野生とはいえ半ば飼い慣らされた鹿か

で全く違います。

 

まず本当の野生の鹿ですが、
これは人間を襲うことは
非常に希です。

 

殆どの場合は、人間と遭遇した時には

鹿の方が逃げてしまいます。

 

これは鹿に限らず大半の動物でも同様です。

 

彼らにとっては人間は

最も恐ろしい天敵

だからです。

 

これらの動物が人間を襲うのは

出会い頭にばったり

というケースが殆どでしょう、

それでも人間を襲うのが皆無というわけではありません。

 

鹿にしても

ごく希には襲って来る場合もある

のです。

 

そのような場合の対策方法を書いてみましょう。

ストッパレッド

ストッパレッド7070は
動物や人間!の攻撃から身を守る

防犯スプレー

として最も知られている製品です。

 

非毒性で非刺激性ですので
安心して使用できます。

野生動物撃退器

こちらは超音波とLEDによる
野生動物撃退器です。

 

防水機能もあり、ソーラーと
充電器による2ウェイの充電方法を持っています。

 

120dBという大音量の超音波と超白光LEDを強くフラッシュ

して動物を撃退します。

害獣撃退フラッシュ

強力なフラッシュにより
害獣を撃退します。

 

特に夜行性の動物に有効です。

 

夜行性の動物は瞳孔を大きく開きますが

そのため突然の強力な光には弱い

という原理です。

防獣機

音、光、超音波の
可変式超音波と強力フラッシュライト、
さらに威嚇音と

3種の効果により害獣を撃退します。
しかも感知は赤外線による全自動です。

 

単3乾電池によるバッテリー駆動なので、
携帯にも便利!

獣よけ線香

これはちょっと変わった獣よけの

お線香

です。

 

但し、室内では使用できません。

 

鹿やイノシシが出そうな時の
キャンプにはよいかもしれませんね。

超小型害獣よけ機

ゲームきのリモコンに似た、僅か120gの超小型害獣よけ機です。

 

超音波/防犯ブザー/LEDモードを選択できます。

 

害獣よけ以外にも不審者撃退や、
懐中電灯としても使用でき

一台三役

の働きをします。

 

子供連れで鹿に会う時に気を付けることは?

奈良公園の鹿は野生とは言っても

半ば家畜に近い

のです。

 

したがってよほど妙な事をしない限り
人間を攻撃することはありません。

 

とはいえ、時には噛んだり蹴ったり
危険なこともあります。

 

鹿自体が発情期を除いて
攻撃的動物ではありませんし、
今までの所は

人が奈良の鹿に襲われて死んだ

という話は聞いたことがありません。

 

上の画像は鹿と会う時の
ハンドサインですが、

どうみても全て同じサインに見えますね。

 

これで鹿が意味を理解しているなら
鹿は天才です!(笑)
奈良の鹿といえば

鹿せんべい

ですが、鹿せんべいにも
鹿への与え方があります。

 

こちらが礼儀正しく鹿せんべいの
正しい与え方を守っていれば、

鹿の方も感謝してお辞儀してくれます!

 

礼には礼をもって報いるということなのでしょうね。

 

私は時々妖しげなジョークを書きますが
これはジョークではなく、本当のことです。

 

礼儀正しい鹿せんべいの与え方

鹿せんべいを鹿にあげていると

鹿がお辞儀をする

という光景や画像を
見たことがある人は多いと思います。

 

これを見た外人さん、

アメリカ人「ワオ! さすがジャパン!
鹿までしかと礼儀を心得ているぞ!」

フランス人「トレビアン ジャポン!
鹿の教育もしかりしてるわね!」

などと驚嘆します。

 

しかし、現実は厳しく無情なのです!

シカは、エサほしさに人間を

威嚇しているだけ

なのです。

 

鹿は「見た目には』愛らしくかわいく見えます。

 

極東の某島国の女性と同じですね。

 

しかし、鹿の本性は外見とは違い
結構気性が荒く短気なのです。

 

極東の某島国の女性と似ていますね。

 

お客さんが鹿せんべいを鹿に与える時に
鹿とふれあう時間を長くしたいので
ちょびっとずつあげたり
鹿をじらしたりすると、
鹿は怒って威嚇するのです。

 

それが鹿のお辞儀です。

 

鹿「ゴルラァ! ちひちびケチらずに
もっと出さんかいっ!」

 

それに知らん顔して更にじらしたりすると

頭突き

を喰らわしてくることもあるそうですよ。

 

これは奈良女子大学大学院で
生物化学を専攻する西山若菜さんの研究によるものです。

 

西山さんは現在は、このお辞儀は

先輩鹿が鹿せんべいをもらっているのを見て学習したのか

と、鹿の学習能力の調査をしているそうですよ。

 

鹿せんべいの正しいあげ方は、

鹿せんべいをあげる際は、ちびちびではなく一枚丸ごとあげる

鹿せんべいが無くなった場合は、手のひらを見せる

の2点です。

 

鹿は中々頭がよいので、
これ以上ないとわかれば
それ以上要求はしません。

 

結び

鹿は見た目が愛らしいので
性格も優しいと思われがちです。

 

確かに鹿は
特に攻撃的な動物ではありませんが、
といっておだやかな面だけでもありません。

 

鹿せんべいをあげる時でも
けちってチビチビやったりしていると

鹿「ケチらずにはよ出さんかいっ!」

と威嚇(これがお辞儀です)されたりもします。

 

鹿も人間も
見た目の可愛らしさだけに惑わされてはいけない
という教訓ですね。

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