大分前の事になりますが、私は登山に
入れ込んでいました。
年に数十日も山に入っていたのですが
山には人間に危害を加える動物も
何種か存在しています。
代表的な例としては、
マムシ、熊、イノシシ
などです。
まれにこれらに遭遇したことはありますが
幸い大事に至ったことはありませんでした。
山の動物は
人間を避けるのが基本的スタイル
ですが、もしこれらの動物に遭遇した場合
どう対処すればよいのでしょうか。
今回はイノシシを例にとって
他の動物との足跡の見分け方や
遭遇した場合の対処法などを
紹介しましょう。
Contents
猪の足跡はどの様にして見分ける?
イノシシは人間にとっては
非常に危険な動物です。
鋭い牙(オスのみ)と強い体力、突進力
で、これをまともにくらうと
死亡した例
もかなりあるのです。
幸いイノシシも他の動物と同じで
人間を避ける傾向がありますので
そうしょっちゅう遭遇するわけではありません。
それではイノシシの生態や
他の動物との足跡の見分け方などを見てみましょう。
イノシシと他の動物の足跡の見分け方
それではイノシシと
他の動物の足跡の見分け方を
画像を交えて説明しましょう。
これがイノシシの足跡です。
長さは約8センチで細長い蹄の跡が2つあります。
シカとよく似ていますが、
後ろに1対の副蹄の跡
があるのが イノシシの足跡の特徴です。
しかし、副蹄は泥地のような
柔らかい地面でないと
跡がつきませんので、
跡がない場合には判別は困難です。
こちらが鹿の足跡です。
確かによく似ていますね。
判別できないときには、さらに
他の足跡などを探して
みましょう。
熊の足跡はすぐ区別がつきますね。
こんな大きな足跡は熊しかいません。
こちらは猿の足跡です。
人間とよく似ている
のでこれもすぐわかりますね。
親指が横に出ているのは、
猿だけの特徴です。
こちらはタヌキの足跡です。
ネコと似ていますが、
ネコは普段は爪をしまっているので、
爪痕はつきません。
もし猪の足跡を見つけた時の対処法は?
イノシシと他の動物の判別方法は
足跡以外にもあります。
足跡以外のイノシシと他の動物の判別方法
例えば、ラッセル跡やアセリと言われる
土を掘りおこした跡
があれば、そこはイノシシが
植物の根や根茎を食べるために
掘りおこした場所と考えることができます。
又、イノシシは
ダニ等の寄生虫を落としたり、
体温調節をするために、
泥浴を行うことがあります。
そこは多数の足跡が残る湿地で、
イノシシが転がりまわった跡です。
それが
ぬた場
と言われるものです。
これらがあれば
そこにイノシシがいた可能性は高いのです。
もしイノシシに出会ったら
登山などでは登山道と獣道が
並行していたりすることがあります。
そのためイノシシに出会うことも
時々あります。
イノシシに出会った時には、
大声を上げたり走って逃げたりせず
無関心、無視
を装うのが一番です。
これはイノシシに限らず、
熊などの場合でも同様です。
もう一つ、ルックザックやストックに
鈴など音の出るものをつける
という方法も、
「ここに人間がいるよ!」
と知らせるので効果的でしょう。
猪の足跡を見つけた時の対処法は?
それでは猪の足跡を見つけた時の
対処法はどうすればよいのでしょうか?
防獣ライト
これは携行用ではなく、常設用です。
センサー付きのLEDライトで
夜になると自動で点灯する
昼夜センサー付の防獣ライトです。
LED通せんぼBIG
イノシシが嫌う青色の光で
イノシシを寄せ付けないイノシシ撃退用ライトです。
ソーラー充電で電源は不要です。
ヤードセンティネル・デラックス
超音波や威嚇音、青色LEDフラッシュライト等を組み合わせた
独創的なイノシシよけです。
ダイヤルを調整して、
対象動物の苦手とする音、音量に設定できます。
またスイッチの切り替えで、
昼間のみ、夜間のみ、24時間作動の変更が可能です。
匂いでイノシシを追い払う
イノシシの嫌いな青色の短冊に
イノシシの嫌いな匂いをマイクロカプセルに封入しています。
杭とロープを設置をするだけの
簡単なイノシシよけです。
イノシシなぜ逃げる?
これは説明ではなく『商品名』です。
イノシシの嫌いな天然植物を顆粒にして
空気は通すが水は通さない
特殊な不織布で包み込んでいます。
そのため効果も長続きするのです。
狼のおしっこ
これは商品名ではなく説明です。(笑)
天然の狼の尿をしみこませたシートです。
大半の動物にとって
狼は最恐の天敵
ですから避けて通るのもわかりますね。
結び
野山には
人間に危害を加える恐れがある動物
が何種か存在します。
イノシシもその中に入りますが、
ではイノシシに遭遇したり
あるいは足跡を発見したり
した時にはどうすればよいのかを
今回は紹介してきました。
さらには、イノシシよけの製品も
合わせて紹介していますので
ご参考まで。