毎年夏祭りなどで子供や
大人までも付けているのがお面
ですよね?
普通はかわいいキャラクターなどが
当たり前なのですが、
ちょっと怖い狐のお面というのも
少なからずありますよね?
ではこの狐のお面というのは
なにか意味があるのではないのでしょうか?
と不思議に思ったので調べてみました。
なかなか興味深いものでした!!
お面を付ける意味とは?
本来お面というのは、人間が
そのお面のものに成り代わり
儀式を行うことで人間にはできない
祈祷やお祈りなどができるというところから
儀式などにお面が使われるようになったんです!
ですのでちゃんと狐のお面にも
意味があるということなんです!
しかし狐のお面には2種類あって
それぞれに違う意味もありますので
紹介していきます!
狐のお面の意味 天狐
少し怖い狐のお面ですが
よく見る種類のお面になります!
狐の面の中でも天狐(てんこ)と
いう種類のお面になります!
この天狐というの取りついたものに
神と同じ力の神通力を与えると
言われています!
天狐は狐が1000年生きるとなると
言われており、また遠くの先のことまで
見ることができ、下級の狐ともいえる
野狐や気狐のように悪いことをすることは
なく人間にとって良い狐と言えます!
狐の面の意味 白弧
次に紹介するのは京都の伏見稲荷大社でも
有名な、白狐(びゃっこ)のお面です!
白狐はほかの狐の精霊とは違い
正しい狐の精霊になります!
白狐の特徴としては
あの世とこの世を行き来できる狐です!
このお面をすることで亡くなってしまった
人とも交信できるようになるとして
昔の巫女などが儀式をするときには
白狐のお面をしていたそうです!
基本お祭りで見られるお面は
この二つなのですが似ているようで
意味が違うので気にしてみてみるのも
いいかもしれませんね!
なぜ夏祭りなどでお面が買われるようになったのか?
紹介したようにお面には儀式的などに
つかわれる神聖なものだと紹介しましたが
いつ頃から祭りの時に庶民がお面を
つかうようになったのでしょうか?
遡ればなんと江戸時代になります!
目鬘(めかづら)売りが最初で
目の周囲だけを覆うものだったのですが
これが流行ったのは茶番狂言が
流行ったからなんです!
街頭パフォーマンスとして流行った
茶番狂言ですが茶番狂言は目鬘を
するのが当たり前になっています。
茶番狂言が流行ったのを皮切りに
花見や夏祭りなどで目鬘売りが
出てくるようになりました!
この目鬘売りが今の夏祭りなどでも
お面を売っている元といわれています!
お面をするというのは非日常を生み出す
ものなので、祭りという人が多く集まり
非日常をもっと感じたいという
思いが人々にはあって現在まで
続いているのかもしれませんね!
最後に!
今回は狐のお面を紹介しましたが
どうでしたか?
お面をすることによって人間とは
違うものになりたいという人が
お面を被ってそのものになりたいの
かもしれませんね!
子供がヒーローのお面を好きなのも
わかる気がしますね!