9月

彼岸花が怖い理由は花言葉や咲き方にあり?迷信や伝説がすごい!

秋の花として有名な
彼岸花をご存知ですか??

 

田舎ではよく見かけるけど、都会では
なかなか見かけない花です。

 

彼岸花の独特の赤色は、妙に目に残る色です。

 

その美しさの反面、彼岸花には
悪いイメージを持っている人も多く
花の中でも不気味なものとして知られています。

 

でも、それはどうしてなのでしょうか?
彼岸花について調べてみました♪

彼岸花が怖い理由は何?

参考元:https://matome.naver.jp/odai/2149582836430920301/2149681466678249903

彼岸花の開花時期

彼岸花が開花するのは9月下旬ごろす。

 

最近は品種改良もされ、7~10月までに

見頃時期を迎える花もありますが、

基本となる原種は、お彼岸に

当たる秋分の日の前後に花が咲くようです。

 

 

彼岸花の花言葉

彼岸花は赤色だけでなく、

白色や黄色の花もあります。

それぞれの花言葉をご紹介します。

★赤色の彼岸花★

情熱

独立

再会

あきらめ

悲しい思い出

想うはあなた一人

また会う日を楽しみに

 

★白色の彼岸花★

また会う日を楽しみに

想うはあなた

 

★黄色の彼岸花★

悲しい思い出

追想

深い思いやり

 

これらの花言葉から連想すると

少し寂しい感じが漂いますが、

「怖い」「不気味」というような恐怖感を

与えるまでではありませんよね。

 

ではその他に、どのような理由で怖い

イメージがもたれるようになったのでしょうか?

 

彼岸花の名前の由来

ご想像の通り、お彼岸の頃に咲く花なので

「彼岸花」と名付けられました。

 

その昔、飢餓の時には彼岸花の

球根を食料にしたことから、

悲願の花として

名前をつけられたとも言われています。

 

彼岸花の別名

彼岸花には別名が1000個以上

あると言われています。

  • 死人花
  • 地獄花
  • 幽霊花
  • 剃刀花(かみそりばな)
  • 狐花(きつねばな)
  • 捨子花(すてごばな)
  • 天蓋花(てんがいばな)・・・

など、どれも不吉なものばかりです。

「死人花」「幽霊花」の由来は

墓地に良く生えていることからきているようです。

 

「捨子花」「天蓋花」の由来は

花が咲く時に葉がないため

葉(親)に捨てられた花

天蓋孤独の花というところからきているようです。

 

 

このように、彼岸花の咲く時期

咲き方咲く場所が、

彼岸花を少し不気味な印象に影響を与えているようです!

 

彼岸花は毒がすごい?

参考元:https://momoken819.exblog.jp/23703202/

毒について

彼岸とは、”死後の世界””あの世”のことを

指していますが、

食べたら亡くなることから

彼岸花と名付けられた説もあるんです!

 

彼岸花は、花全体にリコリンやガラタミンなど

約20種類の有毒アルカロイド(植物に含まれる毒に多い)

もっています。

 

毒は特に球根に多く含まれ

毒抜きをせずに食べると

30分以内に激しい下痢や嘔吐に見舞われ、

ひどい場合は呼吸不全や痙攣

中枢神経麻痺といった深刻な症状を引き起こします。

 

 

誤って食べてしまった場合は

特別な解毒剤などはないため、

催吐薬や下剤を投与しての対処療法を行う

必要があります。

 

 

食用のための毒抜きは慣れている人以外、行わないのが賢明です。

 

 

特に切り口から出る汁には注意が必要で

皮膚が弱い人が触ってしまうと

かぶれる可能性があります。

薬としての役割も

しかし、「毒と薬は表裏一体」というように

精製された彼岸花の球根は、

漢方薬としても利用されることがあります。

 

 

消炎作用や利尿作用があり茎を刻んで

搾取した汁で患部を流すとよいとされています。

 

 

また、根をすりつぶしたものを

貼り薬にすると、むくみやあかぎれ

関節痛を改善する効果があります。

 

 

最近では、彼岸花に含まれるガランタミンが

記憶機能を回復させるとして

アルツハイマー型認知症の薬に

されるようになってきました。

 

ただ、薬として使用するには

毒の量を調節できる正しい知識と的確な処置が

必要なので、

専門家でない限り家庭薬としての利用はやめましょう

 

彼岸花の迷信や伝説は?

参考元:https://oyakudachi-shelly.com/archives/6090.html

彼岸花の赤色は血の色

「彼岸花は死人の血を吸って、赤い花を咲かせている」なんて

言われていますが、

彼岸花はお墓によく生えているため

そんな噂が広まってしまいました。

 

もちろん血を吸ったりなんてしませんが・・

彼岸花を植えると火事になる

「彼岸花を家に植えたり、持って帰ると火事になる」という言い伝えがあります。

 

 

これは、花の形が燃え盛る炎のようなので

そう言われているようですが、

彼岸花が原因で火事になることは決してありません。

 

彼岸花が田んぼやお墓に咲く理由

どうして彼岸花は田んぼやお墓に咲くのでしょうか?

実は、彼岸花は田んぼやお墓に

自然に生えているのではなく、人の手で植えられたものなのです!

 

 

どうして田んぼの周りに

植えるようになったかというと、

彼岸花の球根には毒があり、野ネズミやもぐらが田んぼを荒らすのを防いでくれるためです。

 

 

そのため、昔からよく田んぼの周りに

植えられていたようです。

 

お墓の周りにある理由は

まだ土葬がおこなわれていた頃、

遺体を動物に食べられないように、彼岸花を植えて守っていたそうです。

 

 

毎年、お彼岸の頃に、気が付いたらスッと

背を伸ばして花を咲かせている彼岸花は

先人の知恵により植えられ

重要な役割を担っていたのです!

 

今では、「怖い」「不気味」と言われている

彼岸花ですが、

人の手によって、お墓などの周りに植えられ、

人が大切とするものを守ってくれる花だったのです♪

 

結び

彼岸花は咲いている場所、花の色、咲き方によって、

人々に怖い印象や、いろいろな言い伝えを想像させてきました。

しかし、本当は人々に植えられ、人々の大切なものを守ってきた、立派な花だったのです。

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