みなさん、「これは生理的に受け付けない」
なんていう動物はいますか?
多くの人がゴキブリなんかは
見るのも嫌ですし、姿を見たら鳥肌がたちますよね。
私の家族は「ヘビ」が大嫌いです。
姿を見るのが嫌というのは普通ですが、
「ヘビ」という言葉だけでも
「嫌!」と絶叫し、
手でヘビのような動きをするのも嫌がります。
ちなみにトカゲのしっぽや舌も同じように嫌いだと言います。
ヘビに限らず、爬虫類が嫌いな人って結構いるのではないでしょうか。
そうやって人に嫌われることもあるヘビって、
野生ではとても強そうなイメージがありますよね。
特にアマゾンに生息し、とっても大きな
「アナコンダ」や、毒蛇として知られている
「コブラ」「マムシ」「ハブ」など、
会ってしまったら動ける自信がないです。
でも、実はヘビも天敵がたくさんいるって知っていましたか?
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蛇の天敵はたくさんいる!
出典元:https://www.irasutoya.com/
強いと思われいがちなヘビですが、
実は手や足がないぶん、
動きに制限があり、
食べられてしまうことも多々あります。
一般的な敵:猫
え、猫がヘビの敵!?なんて思う方もいるでしょうが、
大きなヘビは食べられにくいものの、
小さなヘビであれば、猫が1番の敵です。
日本でも野良猫の数は多いですから
遭遇する確率が高いでしょう。
猫は動くものに反応してしまいますので、
近くにいるヘビが逃げようもんなら、
一目散に追いかけていきます。
俊敏さも、動体視力も
猫のほうが十分上手です。
猫を飼っている人の声を聞いても
「猫がヘビ加えて持って帰ってきた
(獲物をとったのを褒めてもらいたいので、持って帰ってくる)」
という声も聞きます。
食べたいから殺すわけではなく、
遊びたいだけなんですけどね。
ヘビにとってみれば、
たまったもんじゃないです。
猫科の最大:ジャガー
猫が小さなヘビに勝てるのであれば、
猫が大きくなれば大きなヘビにも勝てます。
動きが俊敏なジャガーは、力も強く、
アマゾンにいる大きなアナコンダにも
果敢に飛びかかり、倒してみせます。
こうしてみると、ジャガーの動きは、やはり猫ですね。
上空から発見する:カラス・猛禽類
ヘビを上空から見つけることのできる
猛禽類も天敵です。
特に、日本ではカラスの数が多いので
1番の敵になるでしょうか。
ヘビ同様、手はありませんが、
その強烈なくちばしで、
ヘビをつついて攻撃すれば、
小さなヘビの体はすぐに突き抜けてしまいます。
ゴミ袋を突き破っちゃうぐらいですしね・・・。
猫とは違い、遊ぶためではなく、
食べるための戦いですので、
人間には分からない緊張感があるんでしょうね。
毒のあるヘビを食べても大丈夫なのか?
と思いますが、
なんとヘビを食べる動物には、毒への抗体を持っているものが多く
食べても大丈夫だそうです。
カラスにしてみれば、意外と肉厚で美味しいんでしょうか。
また、カラスだけでなく、
トンビや鷲などの猛禽類も、
蛇をとって食べますので、
天敵です。
カラスより、パワーも獰猛さもありますので、ひとたまりもありません。
自然界の策士:イタチ
沖縄では「ハブVSマングース」という戦いが
見物のように、マングースに近いイタチも
ヘビの天敵です。
イタチと聞くと、鳥小屋に侵入して鳥を食べたり、
猫とケンカしたりという話を聞かれます。
ヘビも同様、小さな鳥のひなを狙う
ということもあり
どちらも同じ獲物を狙う敵同士でもあります。
下記のイタチとヘビの戦いを見てみると、
逃げようとするヘビのしっぽを
引きずるイタチの様子が見られます。
何度も何度も引っ張られたことによって、
だんだんと体力を無くした
ヘビの頭を狙う様子が見てとれますね。
ヘビの1番の弱点は、頭ですので、
イタチは自然界で生きるうちに、
そういったことを学習しているのでしょうか。
しっかり頭を狙っています。
意外な敵:カエル
「ヘビに睨まれたカエル」という言葉がありますが
実際はそんなことありません。
小さなアマガエルなどは
ヘビを目の前にすると縮こまって
しまうこともあるかもしれませんが
ウシガエルともなると
逆にヘビを食べてしまいます。
ウシガエルにとってみれば、ヘビは、貴重な食料。
特に水辺へきてしまえば、
カエルのほうが上手ですので
水のなかを逃げようとするヘビを簡単に捕まえます。
まとめ
こうやって見てみると、「蛇なんてちょろい」って思ってしまいそうですよね。
実際は他の動物のように、果敢に立ち向かっていくことができませんね。
蛇と比べれば、手も足もついていて、なおかつ大きいのに、なぜかあのにょろにょろとした動きを前にすると、まさに蛇に睨まれたカエル状態になってしまいます。
上記の動物以外にも、日本では見られないですが、アマゾンなどにいる毒蜘蛛や、サソリも、天敵になります。
以前、山の上の神社にお参りに行った時に、木の上から蛇が落ちてきたことがありました。
落ちた場所は私から30センチほどの距離。
絶叫して、山を一目散に下ったのは言うまでもありません。