もうすぐ楽しい楽しい夏休み!
そして、夏になると
私たち人間だけじゃなく
虫さんたちも活発に行動を始めます。
夏の虫の王様で
子供たちがだ~いすきな
カブトムシも今は楽しい夏に向けて、
土の中でひたすら準備をしています。
カブトムシの幼虫をおうちで
飼っている方も多いのでは?
さて、今回は、カブトムシの幼虫を
おうちで飼育する際に
気を付けておきたいことを紹介していきます。
Contents
カブトムシの幼虫が動かない時がある?
出典元:https://www.tsukiyono.co.jp/stag2/faq/
そもそも、自然環境で
成長するカブトムシを幼虫段階で
人間の手で自然界と同じ生育条件で
飼育することは、かなり大変だと思います。
また、幼虫は土の中で過ごしているため、
異変にも気が付きにくいです。
カブトムシの飼育は、難しいのです。
土を掘り起こして
幼虫を確認してみたら
全然動かない!という時もあります。
ツンツンしてみてもしばらく様子をうかがっても
ビクともしない…
え、もしかして死んじゃったの?
カブトムシの幼虫が動かない時は死んでいる?
幼虫が全く動かないからといって、
死んでいるとは限りません。
幼虫から、さなぎになる際に、
準備のために、動きを止めている
場合もあります。
出典元:https://hirorin49.blog.so-net.ne.jp/2010-05-22
もしそうなら、動かなくなる前に、
飼育ケースの中を活発に動き回っていたはずです。
あれ、この前まで、ものすごく元気だったのに…
という場合は、さなぎになる準備をしています。
なので、あまり心配する必要はありません。
むしろ、動かないからと言って
あわてて素手で幼虫を触ってしまうと、
手のバイ菌が幼虫についてしまい、
それが原因で、元気だったのに、死んでしまう
こともありえます。
出典元:https://matome.naver.jp/odai/2141290300896391201/2141291806514199203
落ち着いて、冷静に観察してみましょう。
カブトムシの幼虫の生死の確認方法は?
幼虫の生死を確認する方法は2つあります。
1つ目は、幼虫の体の色を見てください。
幼虫は、死んでしまうと、体の色が黒くなります。
さなぎのなる準備をしている
幼虫の体の色は、黄色っぽくなり
シワも増えてきます。
もし、体が黒色に変色していたら、
残念ですが、幼虫は死んでしまった可能性が
高いでしょう。
出典元:https://dragon38.blog33.fc2.com/blog-entry-287.html
2つ目
色を見ても判断できない場合
幼虫の背中に青白い線が見えると思います。
それは、人間の脊椎のようなもので、
生きていれば、脈を打っているはずです。
もし、体の色が白いのに
全く動かない場合は、
薄手の手袋をつけるなど、
幼虫に直接手が触れないように注意しながら、
その部分を触ってみてください。
微かでも脈を感じられたら、生きています。
出典元:https://mushinavi.com/kabukabu/brd-hera-o.htm
カブトムシの幼虫が死んでいるときはどうする?
どんなに、つついてみても動かないし、
体の色も黒っぽいな、と思ったら、
その幼虫は死んでいる可能性が高いです。
では、死んでしまった幼虫はどのように
処理をしてあげればいいのでしょう。
ゴミ袋にポイでしょうか?
確かに、ゴミ袋に捨てることも、一つの手です。
ですが、せっかく可愛がってきたペットのいのち。
虫とは言えども、それまで愛情をこめて
飼育してきたのなら、なにか別の方法もあると思います。
たとえば、カブトムシの幼虫が本来
生活する場所である、自然界の土の中に、埋めてあげたり。
お墓を作ってあげるのも、いいのではないでしょうか。
出典元:https://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_25.html
子供がいる場合は、
いのちの大切さや、死と向き合う
とても貴重な経験になるはずです。
お墓を作って、お弔いをし、
幼虫さんとお別れをする。
こういうことも、教育の一環として、
教えていってあげても良いかなと思います。
最後に
最後に、どうして幼虫は死んでしまったのか、
二度と幼虫が死なないようにするには、
何をどう改善すればよいのか、
いくつかアドバイスしたいと思います。
まずは、土の環境。
カブトムシはさなぎになる際に、縦に深く10cmくらい
掘り進めてから、蛹化します。
なので、土の深さが最低でも10cmあったかどうか
確認してみましょう.