男の子の大好きな昆虫といえば、
カブトムシ♪
女である私でさえ、カブトムシを見ると、
ワクワクしてきます。
山で捕まえたり
ペットショップで買ったりして、お家で育てた!
という方も多いのではないでしょうか?
そんなカブトムシの飼育方法の注意点を
1つご紹介したいと思います。
Contents
カブトムシのオス同士を同じケースに入れるとどうなる?
参考元:https://chu.momo.punyu.jp/?eid=1341
カブトムシのオスは、一つの飼育ケースの中に2匹以上入れてはいけないんです!!
なぜなら、同じ飼育ケース内に
オスが2匹以上いると
オス同士の喧嘩が始まってしまうからです。
その喧嘩も、可愛い喧嘩ではなく
生死に関わるほどの喧嘩です。
オス同士が戦うと
どちらかが死んでしまうこと
だってあります。
勝ち残ったカブトムシのオスまで
弱って死んでしまうことだってあるのです。
その他にも、NEVERで”オス同士での交尾もみられる”という記事も見つけました。
もちろんオスとオスが交尾をしても、
もちろん子孫は残せません。
しかし、中には、メスと勘違いして
交尾を行うオスがいるようです。
カブトムシのオス同士はなぜそんなことになるの?
参考元:https://www.youtube.com/watch?v=-pduQBNqUHs
カブトムシのオス同士は
どうして喧嘩をしてしまうのでしょうか?
2つほど理由をまとめてみます。
エサをひとりじめしたいから
オスとオスを同じケースに入れて観察していると、
他のオスが横からエサを食べようとしたため、
初めから食べているカブトムシが
後から来たカブトムシを角で追い払おうとします。
これは、エサをひとりじめしようとする行為なのです!
オスは大きな角で、下から押し上げるように
相手を持ち上げます。
この喧嘩の時に、持ち上げられそうになった方の
カブトムシは、鋭いツメで木にしがみつきますが、
相手の力が強いと、持ち上げられた方の足が
ちぎれてしまいます。
このような喧嘩によって足がちぎれたり
体を覆っている硬い甲羅に
穴が開いてしまったりしてしまうのです。
また、負けてしまったカブトムシは
エサを食べることができず、すぐに死んでしまいます。
メスの奪い合い
オス同士の喧嘩の理由には
メスの奪い合いが理由になっていることもあります。
カブトムシは、強い子孫を残すために
強いカブトムシのオスだけがメスと交尾することができます。
それによって、メスは強いオスの遺伝子を
受け継いだ卵を産むことができるのです。
カブトムシのケースに入れたほうがいい匹数は?
参考元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/虫かご+カブトムシ/
飼育方法には、単独飼育と、複数飼育があります。
単独飼育
一つの飼育ケースに幼虫を
1匹だけ入れて飼育する方法です。
幼虫が大きく育ちやすい!といったメリットがあります。
カブトムシは成虫になってからは成長せず
幼虫の時期にどれだけ大きく育ったかで
成虫の大きさが決まります。
できるだけ大きいカブトムシの成虫を
ふ化させたい人は、飼育ケースに幼虫1匹だけがいいようです♪
複数飼育
一つのケースに幼虫を何匹か
共存させながら飼育する方法です。
一つの飼育ケースで何匹か育てられるので
飼育ケースの数が少なくてすみます。
手間を少なく、複数の幼虫を育てたい時は
複数飼育がおススメです。
またこの場合、オスとメス1匹ずつが好ましいのですが、
同じケースの中にたくさんのカブトムシを入れる時は、
オス1匹にメスを2匹や3匹と入れてあげてください。
メスを何匹いれても
オスは全部のメスと交尾可能なので
喧嘩もはじまりません。
ただ、メスの数が多すぎると
オスはくたびれて死ぬのも早くなってしまうようですが・・
オスが1匹である環境を作ってあげることで
オス同士で争うことがないので、
平和な環境で育てられます♪
オス同士を同じケースに入れるときの対処法は?
どうしても、オス同士同じケースで飼育しなければいけない時の
対処法を説明します。
ただ、喧嘩までの時間稼ぎ!のようなものですが・・・
①オスよりメスを少し増やしてあげましょう。
オスを2匹同じケースに入れたい場合
メスを4匹、5匹と、多めに入れてあげましょう。
②エサ皿をカブトムシの数の分だけ置いておく。
カブトムシ同士が喧嘩をしないように
カブトムシの数の分だけ用意してみてください。
③エサを多めに入れてあげる。
喧嘩をする材料を減らすことができます。
④同じケース内に仕切りを入れる
仕切りで分けてあげれば、同じケース内でも喧嘩をしなくてすみますね♪
それでも、喧嘩をしてしまって、カブトムシが傷ついてしまったら、
別の飼育容器に移して、飼ってあげてほしいものです♪
結び
カブトムシのオスとオスを同じケースに入れると、エサやメスの争いで、
激しい喧嘩をしてしまうようです。
オスの数に対してメスの数が少なくならないように、ケースに入れてあげてください。
飼育環境により、オスとオスを同じケースに入れなくてはならない場合は、
エサの皿を多めに用意したり、エサ自体増やしてあげるなど、
工夫してあげましょう♪
カブトムシは喧嘩をすることで、買った方も負けた方も死んでしまうことだってあるので、
うまく環境を整えてあげることが大事なようです。