初めて泊まった友達の家、初めて見る友達のお父さん、初めて友達の家でのご飯、初めての夜更かし、どれもこれも新鮮で、「こんな家もあるのか」と驚きの連続だった人もいるのではないでしょうか。
仲良しの友達たちで繰り広げられる「お泊まり会」
そろそろあなたのお子さんも、そんな年頃ではないでしょうか。
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お泊り会で小学生を楽しませるコツは?
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子どもが「○○ちゃん家泊まっていい?」「○○ちゃんたちとお家で、お泊まり会をしてもいい?」と聞いてくるのは、小学生になって慣れてきた2・3年生ごろではないでしょうか。
私も初めて、両親にそう伝えたとき、とてもドキドキしたのを覚えています。
遊びにいったことはあっても、「泊まり」だなんて、なんだかちょっと大人になった気分、と思いながら打ち明けて、とても勇気が要りますよね。
では、逆におもてなしする側だとしたら、どんなことをすれば喜んでもらえるのでしょうか。
小学生といっても女の子は少しませているので、ビーズやレジンのアクセサリー作りを用意しておくと喜んで、お土産にしていくと思います。
またお風呂へ入れる必要がある時には、バブルバスにすると、非現実的で楽しんでもらえそうです。
男の子には、スライム作りや、トランプやUNO、人生ゲームといったゲームが楽しんでもらえると思います。
ご自宅のレゴなどを使って、大人数であればチーム戦にして「お城とお城の周りに住んでいる人たちを作りましょう」といって題材を出すのも面白いかと思います。
優劣を決める必要はありませんが、もしつける必要があるのなら、
「作った物のココがポイントで、なぜそれが必要・かっこいいと思ったのか」などプレゼン形式にし、多数決で「すごい!」が多かったチームを勝利にするなど、方法はあります。
レゴは独創性や創造性を楽しむものなので、曖昧なお題でも、十分作り出してくれると思います。
男の子の場合は、お風呂場に水鉄砲があれば最高です◎
お泊り会で楽しむ晩御飯は?
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気をつかう作業ですが、深く考える必要はありません。
おもてなしする側が無理がなく、相手方も気を使わない程度の料理で大丈夫です。
高価なメニューや手の込んだメニューですと、
相手方も気を使い、同じ程度のものを用意しなければいけないと、
変に不安になってしまいます。
逆の立場で、お泊まり会から帰ってきた子どもが、
めっちゃイイ物食べてたら、お返ししなきゃと焦りますよね。
ですから、例えば、大人数に向けて作るのが簡単なカレーやシチューであれば、
ご飯とパンとセットにすれば楽です。
どちらも朝ごはんとして出すことも出来るメニューですし、嫌いな子どもも少ないです。
また、子どもがくるだけで大変だから気にしてられない、という方には、宅配ピザがおすすめです。
こちらもカレーやシチューと同じで、嫌いな子が少ないですし、メニューも多いです。
宅配ピザは、こちらも非現実的でお泊まりに最適なメニューです。
お泊り会はもてなすほうがいいの?
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あなたのお子さんは、はたしてお友達の家に泊まりにいけるのか、この基準の見極めは難しいのではないでしょうか。
そんなときはまず、ご自宅に、お子さんのお友達を1人だけ招くことをおすすめします。
学校では見せないご自宅での息子さんの姿をよく観察してみてください。
お友達と比較する必要はありませんが、
いつも自宅で注意していることをお友達がした時に、同調してやってしまう、これでは相手のお宅へいったときも心配です。
いくら郷に入れば郷に従えとはいっても、最低限のマナーは必要です。
例えば、ゴミはゴミ箱に入れる・靴は揃える・ありがとうは相手に伝える・不安なことや出来ないことは相手に伝える、ということです。
特に相手へ伝える、ということはとても大切です。
相手の家族へ遠慮して、お手洗いを言い出せなくて粗相をしてしまった、ということではいけませんし、ご自宅へ訪問しているにも関わらず、靴をそろえない、ということはよろしくありません。
そういったお子さんを客観的に見て、お泊まりさせれるかどうか、を判断した後、お子さんを泊まりに行かせるべきだと思います。
もし、現時点でそれをお子さんが出来ていないのであれば、
「○○ちゃんが、○○を出来ていないと、お友達の家に行った時に、悪い子だな、って思われちゃうかもしれません。お母さんやお父さんは、○○ちゃんがそうやって思われるの、とっても嫌だなって思います。だから○○を○日間出来るようになったら、お友達のお家へのお泊まりも考えてみようと思います」
といって、1つずつ出来ることを明確にして、ステップアップさせてあげましょう。
おもてなしする方が、お子さんのことをずっと見ることが出来ますが、ご両親に注意されるのではなく、いつも言われていることを発揮出来ているかどうか、を試す意味でも、お泊まり会へ行かせることは成長を見れるチャンスだと思います。
お泊り会で気を付けないといけないことは?
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1番は、お友達のご両親と連絡を事前に取ることが必要です。
日時や持ち物以外に、必ず必要なのが、「アレルギーの有無」です。
そういった「お泊まり会のしおり」をお子さん自身に作らせるのも、ひとつです。自分で計画をたてること、また自分が相手方へ伺う時に、気をつけたほうがいいことを自分で考えさせましょう。
また食べ物だけでなく、動物アレルギーなどにも気をつけましょう。
また少しでも熱があった状態では、子ども自身もつらいので、日時を決めた段階で「37.0以上熱があれば延期」を決め、ご自宅へ招く・招かれる前には、熱を測りましょう。
はしゃぎすぎて、夜に体調が悪くなる子もいるので、お友達のご両親に夜間繋がる連絡先も聞いておきましょう。
最近だと無料通話のできるアプリを使用して連絡することもあるかと思いますが、通知を切っていたりすると連絡が取れないので、電話番号は必ず聞いておきましょうね。
また最初から、お泊まりが長時間だと、お預かりする側も、預ける側も不安です。
例えば最初は「金曜日に学校が終わってお風呂へ入ってからお友達の家へ行き、土曜日のお昼前には迎えに行く」という短時間がベストです。
なれないお泊まりで体調を崩しても、1日半あるので学校にもさほど影響が出ないと思います。
こういった打ち合わせは、相手のご家族のお仕事のご都合もあるので、しっかり話し合って決めてくださいね。
どんなお泊まり会にしよう
さて、ここまで読んでみると、ご自身のお子さんもちょっと冒険させてみよう、という気になってきますよね。
他のご自宅へ伺うというのは、お子さんもご自身も成長できるチャンスです。
是非、頭ごなしに却下するのではなく、着地点を明確にして、チャレンジさせてあげてくださいね。