幼稚園とは言っても役員を決めて、様々な仕事があり父母が運営を
していかなければなりません。
しかし、昨今では役員決めでトラブルになっている事は確かで
どのように行っていけば良いのかなどを書いていきます。
Contents
幼稚園の役員決めのトラブルはどこで起きる?
(引用先:https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/aomidoriIMGL1394_TP_V1.jpg)
役員などの委員の仕事が好きな父母が集まっているような幼稚園なら問題は起こりませんし、推察ですがやりたい人がこぞって手を上げてすんなり決まるでしょう。
しかし、やりたくなくて誰も手を上げない状態になった時です。
何故みんなやりたくないかというと、自分の時間を幼稚園に奪われるからです。
年間に幼稚園で行われるイベント例えば入園式、親子遠足、夏祭り、お泊まり会、秋の遠足、芋掘り会、クリスマス会,ハロウィン、節分等ことある毎にイベントが計画されていてそのすべてに役員が関わり、準備に時間を費やしイベントを成功させなくてはなりません。
他人の子供が行なっている事ならドライで良い訳ですけど、自分の子供が通っている幼稚園だからそうはいきません。
もし役員になってしまったら、色々とやらないとならないのです。
役員になってしまったにも関わらず、活動を疎かにすると父母の中での軋轢の原因を作ってしまい幼稚園に居づらい感じになってしまいます。
このような事が想像できているため、出来るなら役員はやりたくないと考えるわけです。
こういったときには、人間的に傲慢な人の方が威圧感という武器を使い無言の圧力を掛けて役員回避に動き、比較的人間性が穏やかまたは優しい人の方が押しつけられる形で役員を押しつけられてしまい、本当は回避したいのにそれが出来ず役員を引き受けることになってしまいます。
こういった人間性を巧みに利用して役員決めを行ってしまうからこそ、役員決めのトラブルは起こってしまいますし、トラブルは初回の父母会での役員決めの席で起こってしまうのです。
トラブルにならないための決め方は?
(引用元:https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/aomidoriIMGL1224_TP_V1.jpg)
役員でトラブルにならない決め方は、事前に優先順位をつけておくと良いでしょう。例えば最初に家庭状況を考慮する、これについてはこの状況であれば役員の仕事はどうしても無理という母親父親は予め除外し残った中から役員を選出するやり方、これが一番スマートでしょう。
次に欠席裁判を避ける、正当な理由があって父母会を欠席しているのに、休んだ人が悪いとばかりに役員の仕事を押しつけてしまうという、やり方で最も幼稚な方法で学生時代にはこのせいで学級委員などを押しつけられてしまった人も居るかもしれません。
アンケートなどを使って事前にすりあわせを行わない。
これは談合と同じで、事前にアンケートで○○ちゃんのママが良いよね、みたいな感じですりあわせを行わないことです。
これをしてしまうと、どうしても自分が気に入らない人をアンケート用紙に書いて、押しつけようとする心理が働きがちです。
可能であれば、パパにも参加してもらいましょう。
男性が居れば、少しは役員の決め方については違う目線で意見を出してくれる可能性もありますから、参加出来るかどうかを決めて参加してもらってください。
幼稚園の役員をできない免責条件は?
(引用元:https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/aomidoriIMGL1844_TP_V.jpg)
役員が出来ない、理由としては幼稚園に協力したいが介護者が居るなどしている場合は免責事項に当たると思います。
介護の場合は、時間を選んでくれませんしもし幼稚園に行っている間に生死に関わるような事態になった時に助けることが出来ないので役員を出来ない免責事項に当たると思います。
もう一つとしては、シングルマザー・ファーザー
の家庭で有給休暇などが自由に取ることが出来ず休んでしまうと、仕事に迷惑が掛かり会社内の立場も悪くなり、子供の教育環境にも良くない影響を及ぼし教育格差を作り出してしまうかもしれません。
妊娠している人、妊婦には幼稚園の色々な準備または肉体労働に耐えられませんし、母胎や胎児に影響が出てしまう可能性が高いので避けた方が良いと思います。
乳児等を育てている最中の家庭
こちらも生まれたばかりの時は数時間置きにミルクを与えなければならず、昼夜逆転の生活をしなければならず体力的に持ちません。
このような回避出来ない条件を持った父母は、免責に値します。
逆にこれが通らないような幼稚園なら、色々と考え直した方が良いと思います。
結局選ばれたら断れないの?
(引用元:https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/aomidoriIMGL1319_TP_V.jpg)
選ばれてしまうと、正直断る事は出来ません。
まあ色々と言いたいことがあるとは思いますが、上記の項に書いた免責事項に当たるような場合を除き、あくまでも働いて居るからとか正社員である等言った理由も近年では理由にならず断ることは出来ないようです。
働き方が多様化して、正社員でも比較的時間に余裕をつけられる職種もあればそうでない職種もあるパートでも正社員と同じ仕事をさせられており幼稚園の仕事にはあまり参加出来ないといっても出来る範囲で参加して欲しいと言われるだけで逃れられない時代になったようです。
こちらの記事も合わせて読まれていますよ!!
結び
時代も進んで所得が下がり、働いて居ることは当たり前となってしまい、幼稚園の役員回避も厳しい時代となってしまいました。
また、通っている幼稚園公立私立に限らず色々な独自のルールもあるかもしれませんが正当な理由があり役員を回避したいのにやらされそうなときは戦う事も必要かと思います。
過去には、情ということである程度考慮で終わった役員決めもそれでは終わらない時代になったのかもしれません。
今後もっと厳しい事になるかもしれません。