歌会始といえば毎年その年の最初に行われる歌の回なのですが場所はどこでも行われますがやはり一番大きい歌会始といえば一月の中旬に宮内庁で行われる「歌会始の儀」です。
普段あまり接することができない天皇陛下や皇后陛下などに接することができるチャンスとも言えますがやはりそこは厳しい会というか一般人が参加できるといってもルールというのはありますのでそこらへんのルールを紹介していきますね!
歌会始の読まれるまでの流れは?
毎年次の年の言葉のお題が発表されます!例えば2018年のお題は「語(ご)」という言葉です!
このお題を読み解いて読んでいくことになるのですが、例えばこの「語」というのを「語彙」などのように熟語として読み解いてもいいというのがルールの中にあります!
そしてまず思いついたら歌を送ることになるのですがそこからがいろいろなルールがあります!
まず送っていいのは一人一首と決まっていて、二首送ってしまうとどんないい詩でもその時点で失格になりますので注意しましょう!!またその歌は似ていると判断されるとダメなので、自分で作ったとしてもどこかでみたり聞いたりして似ている可能性があるので確認するのもいいかもしれませんね!
ここからはとても細かく書いてあるサイトがありましたので引用させていただきます!
ここからは送る和歌を用紙に書いて送るまでの手順です!
用紙は、習字用の半紙を使い、横長の向きで縦書きします。
縦長の向きにしてしまった時点で失格です!
書き方は、右半分にはお題の文字と短歌を書き、左半分には郵便番号から住所、電話番号、氏名(本名に限る、ふりがなをつける)、生年月日、性別、職業を書きます。いずれかが抜け落ちていても失格となります。
当然、毛筆です!
それを真ん中で山折りにします。封入れの際は、さらに小さく折っても大丈夫です。
そして、海外から応募することもできますが、その場合は、サイズの規定のみ半紙のサイズとなり、半紙以外の用紙、毛筆以外の筆記用具でも大丈夫です。
また、病気や障害などで自筆が困難な場合は、代筆を頼んだり、パソコンを使用したりしても応募が可能ですが、自筆ができない理由を別の紙に書いて提出する必要があります。
代筆を頼む場合は、代筆者の住所と氏名も書き、この場合を除いて、同筆と認められた作品は失格となります。さらに、視覚障碍者においては、点字でも応募が可能です。すばらしいことですね。
落とし穴として特に気を付けたいのは、いい歌ができたからといって、歌会始が行われる前に、新聞などの出版物で発表されたり、年賀状に書いてしまったりしたら…失格です。
応募したあとも、細心の注意をはらってくださいね。
出典 https://1616web-note.com/4799.html
また字だけではわかりにくいと思いますのでこのように書いたらいいとわかりやすい例の写真がありましたので紹介しておきますね!
簡単にいうと右に思いついた和歌。左に住所なのですが気を付けないと一つでも抜けていると失格ですので気を付けましょうね!
歌会始の読まれる確率は?
さてとても大きな歌会始ですので倍率もなかなかすごいことになあります!
大体平均ですが毎年二万くらいの応募の中で読まれるのは10首ですので倍率は2000倍!
確率に直しますと0,0005というぞっとしますがみんな誰でも応募できると考えると仕方ないかもしれないですね。
しかし、実際に歌会始に読まれない場合でも新聞などでも佳作として紹介されますので送るというのは無駄ではありませんよ!
ちなみに佳作でも20首くらいなので狭いですが名作の中には入るといわれてますね!
歌会始に送る用紙のおすすめを紹介!
できれば歌会始にはいい紙で書きたいという方にはこちらの用紙がおすすめです!
こちらの用紙は歌会始の用紙となっていましてまた歌会始に送れるようになっているのでお勧めですよ!
最後に
歌会始の一般でも送る方法を紹介しましたがいろいろなルールはありますが誰でも送れますので
送ってみるのも毎年の楽しみにしてはいかがでしょうか?
下に関連記事もありますよ!