1月といえば、行事やイベントは満載です。
元旦の初日の出から始まって、初詣、年賀状など枚挙にいとまがありません。
しかし、花や果物はこれが旬といえるものは少なく、やはり春が待たれますね。
そこで今回は、そんな1月といえばの行事やイベント、記念日やなどネタの種を紹介してみました!
1月のイベントとは?
1月のイベントとなると、やはりお正月関連が大半を占めることになります。
初詣や初日の出、七草に箱根駅伝、それにここには取り上げなかったイベント、行事も多数あります。
正月(1月1日~1月3日)
お正月は1月の行事・イベントの真打ちです。
というより、大半の行事類はお正月関連で、お正月に関係していないものを探すのが難しい位です。
現在では、1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松の内と呼んで、この期間を『正月』としています。
正月の本来の意味は、新たな年の豊穣を司る歳神様をお迎えする行事なのです。
歳神とは1年の初めに家々にやってきて、その年の作物が豊かであるように、また、家族が元気で暮らせるようにと、約束をしてくれる神様です。
正月の門松やしめ飾り、鏡餅は、すべてこの歳神様をお迎えするための歓迎の行事なの準備です。
アニミズムという言葉がありますが、これは自然界のそれぞれのものに固有の霊が宿るという信仰で、ラテン語のanima(霊・命)から来ています。
これが宗教のもっとも原初の姿です。
日本の場合は、そのアニミズムによる祖先の霊が、田の神、山の神、そして歳神となると考えられていました。
つまりは、ご先祖様をお祝いするのが、正月といえるかも知れませんね。
庶民に限らず、宮中でも新嘗祭や神嘗祭など、神話上の祖先である天照大御神を言祝ぐことが、重要な儀式になっているなど、祖先崇拝は広く日本に定着しています。
初日の出と初詣
お正月といえば、まずは初詣です。
その初詣も、除夜の鐘を聞いてから初日の出を待ち、その後初詣というスタイルが一般的になっています。
元々は年籠りと言う、祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神神社に籠る習慣だったようです。
その後、年籠りは、大晦日の夜の除夜詣と元日の朝の『元日詣』の2つに分かれ、その元日詣が今日の初詣の原形となったのです。
初詣に行く場所は、神社・寺院のいずれでもかまわないとされています。
それは明治時代初期に神仏分離が行われる前は、神仏習合(神と仏は同じものとする考え方)が一般的だったためのようです。
又、初日の出は、四方拝という天皇の元旦の儀式が始まりで、それが庶民の間にも広まり、初日の出を拝むという習慣になりました。
東京箱根間往復大学駅伝競走(1月2日~3日)
東京箱根間往復大学駅伝競走と長たらしく書くより、『箱根駅伝』の方が通りがよいですよね。
新年の2日と3日に、東京から箱根にかけての往復で競う、学生駅伝の華です。
出場はシード校10校と、予選会通過校10校に加えて、関東学生連合チーム1チームとなっていますが、5年ごとの記念大会では関東インカレの成績枠もあります。
この箱根駅伝では、毎年のようにエピソードが生まれていますが、その中のいくつかを紹介しましょう。
山の神
箱根の山登りのスペシャリストを讃える言葉です。
第81回(2005年)で5区担当の順天堂大学の今井正人選手が山上りで11人抜きをごぼう抜きした際に、実況では「山の神が降臨しました!」と言われたのです。
これは当時同じ5区を担当した日本体育大学の北村聡選手が、「今井さんは神様のような存在です」と言ったことに由来しています。
現在でも、5区の山登りで格別優れた成績を残した選手は、『山の神』と呼ばれています。
ゴミ拾い駅伝
箱根駅伝終了の翌日から2日間、出場した大学の学生たちなどがゴミ拾いして、同じコースをもう一度歩くのが、『ゴミ拾い駅伝』です。
1998年に神奈川大学のウォーキング活動復活の動きがきっかけとなり、2006年に『大学対抗・ゴミ拾い』としてリニューアル、開始となりました。
『もう一つの箱根駅伝』と呼ばれています。
万引き逮捕駅伝
第79回(2003年)では、本番前に、大学近くで万引き犯を見つけた専修大学の選手が、
「俺は絶対に箱根駅伝を走るんだ。どこまでも追い掛けてやる!」
と犯人を追いかけ、取り押さえて逮捕に貢献しました。
箱根駅伝を走るのと、万引きを追いかけるのが、どこでどう繋がるのかがよくわかりませんが、それはまあ、ご愛敬(笑)
この選手は実際に本番を走ったのですが、腹痛で区間最下位となってしまいました。
そのため、「万引きは捕まえたものの、前を行く選手までは捕まえられなかった」と新聞のネタにされました。
七草(1月7日)
七草(七草粥)とは、1月7日に7種の野草を入れた粥(七草粥)を食べる風習のことをいいます。
「せりなずな ごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草」
が七草(春の七草)です。
元々の七草は秋の七草のことで、小正月1月15日のものは『七種』とするのが正しいのですが、いつしか1月7日のものを『七草』とするように変わってきています。
七草がゆは、邪気を払い万病を除く占いとして食べるのですが、野菜が少ない冬場にビタミンを取るという、実用的なメリットもあります。
往時の七種は、前日の夜に七草をまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れたそうです。
囃し歌は鳥追い歌に由来するもので、七種がゆの行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられています。
歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」などというものです。
大学入学者選抜大学入試センター試験(1月13日以降の最初の土・日曜日)(1月7日)
大学入学者選抜大学入試センター試験は、国立大学・公立大学等への入学条件となる学力テストのことを指します。
比較的新しいイベントですが、学生や学生の親を中心に、今ではすっかり1月の行事として定着しています。
通称『センター試験』と言われ、1989年までは「大学共通一次試験」(共通一次)と言われていました。
国公立大学や高度な専門学校等では一次試験にセンター試験の点数を採用したり、センター試験の受験を出顧条件に含めていることが多いので、国公立の大学へ進学する為にはセンター試験を受けることが必須と言えます。
また、私立大学でも、センター試験の成績のみで合否を判定する所もあり、一般入試を受験せずに合格することもできます。
このセンター試験は全てマークシート方式での回答なので、運がよければ適当に選んでも全問正解する場合もありえます。
学生の本当の学力を測るには妥当な方式ではない、ともいえますね。
1月といえば?
1月といえば、という言葉で思い浮かべるのは、おせち、年賀状、凧揚げ、羽根突きというあたりでしょうか。
ここではその1月の風習など見ていきます。
おせち
御節料理(おせちりょうり)は、節会や節句に作られる料理ですが、節日の中で最も重要なのが正月であることから、お正月の料理を指すようになりました。
その由来は、中国から伝わった五節供の行事に由来するものと言われています。
おせち料理の基本形は、
祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ 酢の物、焼き物
ですが、時代と地方によりかなりの違いがあります。
三つ肴の内容も、関東では『黒豆、数の子、ごまめ』ですが、関西では『黒豆、数の子、たたきごぼう』となっています。
又、容器は現在重箱詰めがほとんどで、これはデパートなどが、見栄えの良いきれいな重箱入りのおせち料理を発売したことによるようですね。
内容も、以前は保存の利くものばかりでしたが、食品の保存技術の進歩のため、現在では、生ものや珍味、中華料理、西洋料理など様々の料理が取り入れられています。
マリネやローストビーフ、その他色々なおせちのレシピまで、ネットには書かれているのです。
又、これらのおせち料理はインターネットの通信販売でも重要なメニューとなっていますので、それも後に紹介いたします。
年賀状
インターネットメールが普及した現在でも、年賀状の販売枚数は国民一人あたり約27枚もあるそうです。
年賀状という風習は、平安時代から始まりました。
現存する日本最古の年賀状といわれるのが、平安時代の学者である藤原明衡が作った、
手紙の文例集『庭訓往来』の中にある正月の文例
です。
それには、
「春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」
とあります。
又、平安時代には、年の始めにお世話になった人などの家をまわって挨拶をする、『年始回り』の風習も始まりました。
しかし、江戸時代になると付き合いの範囲が広くなったため、書状で挨拶を済ませるようになっていきます。
現在では年始回りをする人は、完全に少数派でしょうね。
年賀状が一般になったのは、明治4年(1871年)の郵便制度開始がきっかけで、その後年賀状は激増し、郵便局の押印担当者の手はマメで腫れ上がるほどだったそうです。
現在ではお年玉付きの年賀状が大半となっていますが、初回の昭和24年(1949年)の初回の特賞はミシンでした。
その後は海外旅行や液晶テレビなども商品になりましたが、現在では現金となっています。
これは個人の好みが多様化したため、特定の商品では対応できなくなったためでしょうね。
凧揚げ
凧揚げは日本以外でも世界的に盛んで、さまざまな形の凧があります。
角凧は最も一般的な和凧の基本形です。
長方形と正方形、中には菱形など、様々な形があります。
ぐにゃぐにゃ凧とは、二つの棒の間にビニールを付けて作る凧で、製作が簡単な割にはよく飛びます。
ゲイラカイト(Gayla Kite)はアメリカで発明された三角形の凧です。
これは実は商品名であり、登録商標にもなっています。
NASAの元技術者が開発したという触れ込みですが、実際にはNASAではなく、その前身の航空諮問委員会〈NACA〉だったようですね。
その他には、行灯凧などの立体的な凧もあります。
また、連凧といって、小型の凧を複数連ねたものもあります。
変わり種としては、丸い形をした丸凧というものもあり、静岡県袋井市ではその丸凧が伝承されているそうです。
その他、セミの形をしたものや六角形をしたものなど、枚挙にいとまがないほど色々な形の凧があります。
羽根突き
凧揚げが正月の男の子の遊びなら、女の子の遊びが羽根突きですね。
羽根突きは、羽子板でムクロジの種子に羽を付けたものを、打ち合う遊びです。
この『ムクロジ(無患子)』の漢字は、右から読むと『子に 患い 無し』となります。
大変縁起がよいということで、羽根突きが一般化する要因になったようです。
羽根突きの遊び方には追羽根と揚羽根の2種類があります。
追羽根は、2人が向かい合って羽子板で羽根を打ち合いますが、打ちそこなった場合には顔に墨を塗るというペナルティが与えられるのです。
これで顔中墨だらけということもありますね。
揚羽根は、1人で羽根を打ち上げてその回数を競う遊びです。
1月の生き物といえば?
1月の生き物といえば、ウグイスやルリビタキなどを思い浮かべますが、1月に活発に活動する生き物は、少ないのが実状です。
ウグイス
ウグイスは全長15.5センチ程度の小さな鳥ですが、独特の鳴き声で知られていますね。
「ホーホケキョ」という鳴き声ですが、これを知らない人はいないでしょう。
鳥だってお経を唱えるのです。
「法 法華経 ホーホケキョ!」
ホーは吸う息、ホケキョは吐く息で、胸を一杯に膨らませてさえずります。
この声を挙げるのは早春に多いということで、1月の生き物ナンバーワンとして取り上げました。
ルリビタキ
ルリビタキは、全長約14センチと小型の鳥で、美しい瑠璃(るり)色の姿がその名前の由来となっています。
但し、瑠璃色なのはオスだけで、メスは尾だけが青色なのです。
しかも、オスの体の色がが瑠璃色に変わるまでには、3年程度はかかるそうですよ。
青色の宝石『瑠璃』の名前がついた鳥は、ルリビタキのほかにオオルリ、コルリが知られていて、『瑠璃三鳥』と呼ばれるそうです。
日本では夏は北海道と本州・四国の高地で繁殖し、冬は関東地方よりも南の山地か、低い林に移ります。
又、市街地でも見かけることができます。
シロハラ
シロハラは渡り鳥で、冬鳥として中国東北部やロシア沿海部から、10月から11月にかけて関東平野などに渡ってきます。
もっとも、例外的ですが広島県の山間部などでは繁殖したという記録もあるようです。
シロハラはツグミの一種なので、ツグミとよく似ていますが、アカハラやマミチャジナイにも似ています。
日本国内ではかなり希少な鳥の内に入り、鳥獣保護法により禁猟とされていますので、捕えると処罰の対象となります。
1月のお花といえば?
1月は果物と同じく、これが旬という花は少ないですね。
やはり、春が来て暖かくなる頃から、旬の花が増え始めるようです。
福寿草
福寿草の花は、南天の実とセットで「難を転じて福となす」という語呂合せですが、縁起のよい花です。
元日草や朔日草(ついたちそう)と言われるのも、旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことからで、新年を祝う花として、こんなおめでたい名前がつけられたのでしょうね。
学名の『Amur adonis』は、アドニスという、ギリシャ神話に登場する、イノシシの牙に突かれて死んだ青年の名前からのものです。
尚、名前はおめでたいいのですが、根には毒があります。
アドニン、にシマリンやアドニトキシンなどですが、これらには強心作用、利尿作用の薬効もありますが、同時に副作用としての毒性もあります。
黄梅(おうばい)
黄梅(おうばい)は、迎春花(げいしゅんか)とも呼ばれる、冬の花です。
中国が原産ですが、江戸時代初期に日本に渡来しています。
花は鮮やかな黄色の花で、昔から鉢植えや盆栽などで親しまれています。
黄梅の名は、黄色い花が梅の花に似ているのと、咲く時期がほぼ同じ頃から黄梅という名になったのですが、種類としては梅とは全く関係ありません。
香りはありませんが、ジャスミンの仲間です。
ロウバイ
ロウバイというかわった名前には、蝋梅或いは臘梅という字が当てられています。
鑞細工のような梅に似た花から、『鑞梅』という名になったようですよ。
学名は『Chimonanthus praecox』ですが、『Chimonanthus』は、ギリシャ語の『cheimon(冬)+ anthos(花)』が元で、『冬の花』を意味します。
花の少ない冬のお正月頃から咲き出すという、うれしい花で、香りがとてもよいのも特徴の一つです。
1月の旬の食べ物といえば?
1月の旬の食べ物というと、まず寒ブリ、ホタテ、シジミなどの海産物が挙げられますが、豆腐や納豆も1月が旬なのです。
おせち
おせちを旬の食べ物に入れるのも妙ではありますが、しかし1月以外におせちを食べる人は、まずいないと思いますので、カラスの勝手で旬の食べ物にいれました。
こちらは、北海道礼文島の和洋創作おせち料理です。
ムラサキウニ、イクラ、ボタンエビ、たらこ、カマボコと、3人前て45品目と豪華極まりないおせちです。
利尻昆布から取ったダシで味付けしています。
ぶり
https://item.rakuten.co.jp/yamatsu-rs/1045899/
黒潮ブリのしゃぶしゃぶセットです。
たれを入れて煮るだけでできあがり!
しめ用としてちゃんぽん麺まで附属していますよ。
ホタテ
オホーツクで獲れたホタテの貝柱、生食用です。
急速冷凍していますので、食べたいときに食べたいだけ解凍して食べることが出来ます。
勿論刺身で食べられます!
名古屋の中央卸売市場に店を構える専門店の味です。
わかさぎ
わかさぎは食材と言うより、氷上のわかさぎ釣りが冬の風物詩として定着していますよね。
こちらは北海道の網走・石狩・釧路などから空輸した生ワカサギです。
天ぷら・甘露煮、南蛮漬け・素焼き・から揚げ、なんでも最高の味!
しじみ
しじみ汁は二日酔いの特効薬!
島根県宍道湖産の大和シジミの味噌汁セットです。
もちろん完全砂抜き済み。
とうふ
豆腐は究極の健康食として、今や海外でも話題になっているのです。
その豆腐のとろけるような温泉湯豆腐のセットです。
国産大豆ふくゆたかを使用していて、温泉調理水も附属していますよ!
納豆
納豆も豆腐と並ぶ健康食品の横綱格ですね。
こちらは三重県松坂の国産大豆納豆の専門店の製品です。
国産大豆(三重県産・岡山県産)使用の、小粒・大粒・黒豆が入った4種類の納豆です。
お試し用としても好適です。
1月の果物といえば?
果物は春から秋にかけてが旬というのは、沢山ありますが、1月が旬の果物というのは、案外少ないのですね。
なので、果物ではありませんが、広義の植物として野菜も取り上げてみました。
いよかん
サッパリした味の伊予柑の外成り完熟『きらきら』です。
生産者限定で、人工着色など一切しない自然のままの伊予柑です!
糖度も11度~12度と程良い甘さになっています。
訳ありの理由は、傷あり・不揃いですが、愛媛県産ですので中身は美味!
キウイフルーツ
石綿キウイフルーツ 約1.7kg 有機JAS (神奈川県 石綿敏久) 産地直送
キウイフルーツとは、キウイの中でも特にActinidia deliciosaのことを言います。
こちらは、日本で初めてのキウイフルーツだそうですよ。
JAS認定の農薬・化学肥料・動物性肥料を一切使わないキウイフルーツです。
国産なので安心して賞味できます。
白菜
白菜はこれがないと、鍋物とは言えないという、鉄板野菜です。
福知山産で朝採れた白菜をそのままお送りします。
鍋物によし漬けものによし!
安全・安心の有機栽培で、くせがなく、下ゆでなしでそのまま食べられます。
土がついていないので、さっと洗って調理できると好評です。
1月の記念日といえば?
1月には行事は多いのですが、記念日は少ないのですね。
でも、中には『愛と希望と勇気の日』などという、不思議な記念日もありますよ。
元旦、元日(1月1日)
これはもう、説明の必要はないでしょう。
しかし、『元日』、『元旦』、『正月』は、実は全く同じということではなく、それぞれ意味は異なるのです。
1月1日から1月3日或いは7日までが正月ということではありません。
正月とは、1月1日から31日迄の1月間を指します。
正月とは1月の別名だからなのです。
又、元日とは1月1日のことで、元旦とは1月1日の夜明けもしくは日の出を指す言葉なのです。
元日は1月1日の丸一日、元旦はその1月1日の特定の時間帯
ということですね。
成人の日(1月第2月曜日)
成人の日は、当初は1月15日に固定されていましたが、その後ハッピー-マンデー制の犠牲(笑)となり、1月の第2月曜日となりました。
成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日とされています。
これは私の表現ではなく、国民の祝日に関する法律での文言です。
随分と成人の日の現実とはかけ離れているので、あえて注釈を付け加えました。
では現実の成人の日とは?
成人の日とは、
主として女性が振り袖の豪華さを競う、競技会の一種
です。
この競技会の参加者は女性に限定され、男性は振り袖の付属品としてのみ参加できます。
『振り袖の歩くつっかい棒』ですね。
愛と希望と勇気の日(1月14日)
この『愛と希望と勇気の日』とは、どんな記念日なのか、一発でわかる人は偉大な賢人だと思います。
私は、メロドラマの記念日だとばかり思っていましたよ。
これは、南極で生き抜いた、カラフト犬のタロとジロの生存が確認された日のことなのです!
高倉健さん主演の映画『南極物語』でご存知の人も多いことでしょう。
1956年の秋のことです。
南極観測船『宗谷』で、南極へと向かったのは、越冬隊の11人の隊員と15頭のカラフト犬でした。
1958年には次の越冬隊がやって来て、交替する筈だったのですが、厚い氷にはばまれて基地に近づけません。
こうして、11人の越冬隊員はヘリコプターで救出されたのです。
しかし、カラフト犬たちまで救出する余裕はなく、鎖につながれたまま氷原に置き去りにされたのです。
これを知った人々からは非難の声もあがりましたが、状況から見るとやむをえなかったのでしょうね。
ところが・・・
翌年にタロとジロの生存が確認されたのです!
タロとジロは鎖を引きちぎって自由になり、食べ物はペンギンその他で飢えを凌いでいたようなのです。
しかも近寄って来た人間達には尻尾をふりながら飛んで来たそうです。
自分達を置き去りにしたその人間達にです・・・
このニュースはたちまち世界を駆け巡り、大きな反響がありました。
その日が『愛と希望と勇気の日』なのです。
尚、ジロは南極で死亡しましたが、タロは無事日本に生還して北海道で余生を過ごしたということです。
結び
1月は行事やイベントは多数あります
元旦や成人の日、七草や箱根駅伝、初詣など、ありすぎて紹介に困るほどです。
ですが、花や果物はこれが旬というものはあまりありません。
まあ、冬の最中ということで、しょうがないのでしょうね。