残暑は2019年はいつからいつまで続く?平均気温や時期の決まりは?

今年の夏も、どうやら猛暑になりそうですね。

 

気象庁の3ヶ月予想でも、

6月から8月まではかなりの

高温になるとされています。

 

このところの日本の気候は、

熱帯化というより大陸性の気候が続いていまして

低温と高温の差が大きくなっている

ような気がしてなりません。

 

地球温暖化という現象は確かにあるようで

1960年代あたりでは

東京の夏の気温が35度を

越えるなどということは

ほとんどありませんでした。

 

しかし、現在では35度越えなど当たり前で

40度近く迄気温が上がる日さえあります。

 

その分残暑も長く厳しく

うんざりしますよね。

 

そこで今回は

2018年の残暑はいつからいつまでなのか

残暑の時期の決め方はどうなっているのか

さらには気温のどの位なのかなどを見ていきましょう。

2018年の残暑はいつからいつまで

 

いつからいつまでが残暑なのかは

実際の気温による場合と

二十四節気などによる決まり事の

2つの意味があります。

 

実際の気温となりますと

9月以降は未だ気象庁の長期予報でも

発表されていないので

これまでの例などにより予想するしかありません。

 

二十四節気の場合でも

立秋などは年により変動しますので

9月1日からは残暑と

決まっているわけではありません。

 

という前触れにつづいて

まず二十四節気での残暑について

見てみましょう。

 

これは暑中見舞いや残暑見舞いなどを

出す場合には非常に重要ですね。

 

二十四節気による残暑はいつからいつまで?

暑中見舞いや残暑見舞いなどを

出す時には二十四節気が目安となります。

 

残暑はいつからというその目安とは、

立秋 (りっしゅう)

で、暑中見舞いはこの前日まで、

この日以降は残暑見舞いとなります。

2018(平成30)年の場合は8月7日

で、2019(平成31)年は

8月8日となっています。

 

このように年によって変動があるのは

立秋の決め方が何月何日という決め方ではなく、

太陽が黄経135度に達した時

と定められているからなのです。

 

この時点は毎年少しずつ違いますので

年による変動が起こるわけです。

 

いつまでの方は、いつからと違って定説はありません。

  • 8月一杯
  • 処暑(しょしょ) 8/23頃まで 2018年は8月23日
  • 白露(はくろ)9月8日頃まで 2018年は9月8日

などがありますが、一般的なのは8月一杯でしょうね。

気温による2018年の残暑は、いつからいつまで?

 

人間の感覚による残暑となりますと

個人の感覚には大差がありますので

一概には言えません。

 

私個人の感覚では、

「立秋とは、後1月もすれば秋が立ちますよという、前触れ」

という所ですね。

 

これは二十四節気の日時は

本来旧暦の日時によるものなので

当然でしょう。

 

二十四節気の気候は

1月遅らせれば実感に近くなります。

 

これがいわゆる『月遅れ』です。

 

現在は地球温暖化による影響で

夏が長く厳しいものになっています。

 

その実感による残暑は、

9月始めから10月始め

というあたりでしょうか。

残暑の時期の決め方は?

残暑の時期の決め方ですが

残暑見舞いなどでは前項のように

二十四節気を元にしています。

気象庁による季節の決め方は、

  • 春:3月から5月
  • 夏:6月から8月
  • 秋:9月から11月
  • 冬:12月から2月

となっていますが、非常に常識的な季節の決め方ですね。

 

一方、二十四節気での季節の区分は、

  • 立春:2月4日頃
  • 立夏:5月6日頃
  • 立秋:8月8日頃
  • 立冬:11月8日頃

とされています。

 

立春は、これから春になりますよ

立夏は、そろそろ夏ですよ

立秋は、暑さも収まりこれから秋ですよ

立冬は、いよいよ冬がやってきますよ

という意味です。

 

一読しておわかりのように

現実の季節感とは大分ずれがあり

概ね1月強遅らせると

実際の季節感に近くなります。

 

これは新暦と旧暦の違いによる

だけではなく二十四節気の

発祥の地である中国と日本の

季節の相違もあるようなのです。

 

 

殷という古代の中国の国家が

ありましたがそこに近い現代の

太原市の季節は日本に比べて

1月ほど前にずれているのです。

 

この新暦旧暦の相違と

土地による季節のずれが合わさって

二十四節気と現実の季節感の

ずれになったものと思われます。

 

残暑の平均気温はどのくらい?

東京の9月の残暑の平均気温は、画像のようになっています。

 

9月初旬では20度前後もありますが

下旬になると16度から

18度前後まで下がってきて

ようやく秋らしくなって来ますね。

 

残暑の平均気温は上がっている?

気象庁の年別の平均気温のデータでは

1876年の9月の平均気温は

21.5度

1890年あたりまではほぼ

同じ程度の気温なのです。

 

しかし、1940年代に入ると次第に

平均気温は上がり始め

1960年代には23度前後

1990年代後半からは

25度近く迄上昇しています。

 

2012年には26.2度と

真夏並みの平均気温だったのです。

 

この気象庁のデータを見ますと

やはり地球温暖化の影響は

まざまざと伺えますね。

 

尚、赤線は気象庁の測定方法が

変わった時点を表していますが、

温度そのものには関係ありません。

 

9月の残暑の平均気温は

6月とほぼ同じ程度で

22度から25度前後もあり

とても『残』暑ともいえない暑さですね。

 

それでも7月8月に比べればかなり低くなってきていて、秋の訪れを感じさせます。

 

結び

最近の残暑は、もはや『残りの暑さ』ともいえない暑さですね。

今年も又残暑は厳しくなりそうで、それを考えると今からうんざりしてしまいます。

今回は、2018年の残暑はいつからいつまでなのか、二十四節気などでの決め方や、平均気温の推移などを見てきました。

こうして見てきますと、確かに地球温暖化の影響は感じられて、このまま行けば日本が熱帯と化すのもそう遠くはないとさえ、思えてきます。

おそろしいことですね。

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