小中学校や幼稚園、保育園での運動会
といいますと、ちょっと前迄は
玉入れ、徒競走、リレーなどが定番でしたね。
でも最近の運動会は大分
様変わりしているようなのですよ。
聞いた事もないような変わった競技が
ずいぶん増えてきているのです。
その中には
自転車などの多数の道具立てが
必要なものもあり
そのような競技は簡単には実施できませんよね。
又、時には
「これはちょっと危険なんじゃないか?」
と思うような競技もあります。
おもしろで盛り上がる
しかも安全で楽しい競技はないものかと調べますと
これが結構あるんですよ。
今回は、そのおもしろ楽しい競技の幾つかを、年代別に紹介します!
Contents
運動会の競技の面白いものは?保育園・幼稚園
まず保育園・幼稚園での運動会ですが
年齢が幼いということもあり
安全性には特に気をつけたいですね。
保育園児や幼稚園児にも安全でおもしろ楽しい競技としては、こんなものがあります。
風船バレー
文字通り、ボールの代わりに風船をつかってするバレーボールです。
ルールは落としたら負けというのは、普通のバレーボールと同じです。
相手が風船だけに落ちてくるまでの
時間が長くその分安全で幼児でも
十分対応できる、という所がミソですね。
別ルールとして、
手の代わりにうちわで扇ぐ
というものもあります。
このルールなら
腕力の強さが影響しないので
盛り上がりも大きくなるかもしれませんね。
ダンシング玉入れ
これは普通の玉入れなのですが
変わっているのは
玉入れの途中で曲が変わるとダンスをする
という所です。
まずは動画を見てみてくださいな。
大人も混じっているようですが
大人も子供も楽しそうですね。
そういえば、宝塚でも
この『ダンシング玉入れ』が行われているそうですよ。
各組生徒30名による玉入れです。
玉入れの間に各組オリジナルの
振り付けのダンスを踊り
そのダンスも採点の対象とする
というものだそうです。
四方綱引き
これは綱引きではありますが
普通の綱引きと違うのは
4つのチームが十字の縄をそれぞれに引き合い
ます。
普通の2組のチームによる綱引きでは
結局の所力比べになってしまいます。
ところが、この
四方綱引き(十字綱引きとも言います)では
前後だけではなく、左右にも引っ張られます。
その力のバランスを
どう取るかが面白いところですね。
又、左右のチームと『談合』して
他のチームを陥れるという
少々悪辣な戦術もルール違反ではありません。
このあたりも見ていて楽しいですよ。
運動会の競技の面白いものは?小学校
小学生になると運動能力も判断力も
発達してきていますので
かなり激しい運動もできるでしょう。
ラッキーチャンス
これはこれはよーいどんで走り出し
並べられたカードを拾うだけという
至極単純な競技ですが
単純な割りに盛り上がるという
不思議な競技なのです。
そのカードには順位が書かれていて
その順位が即競技の順位となります。
早くカードを取ったから良い順位になるという
保証は全く無く
最後の一枚に1位があるということもあります。
従って、順位と運動能力には全く関係がありません。
こんなシンプルなルールなのに
大いに盛り上がるのはその偶然性が
面白いからなのでしょうね。
幼児でも高齢者でも、誰でも安心してできる、お勧めの競技です!
移動玉入れ
これも本来のルールは単純な玉入れそのものです。
ところが、この玉を入れるかごを
持っているのは、対戦相手のチームなのです。
当然、なるべく玉を入れられまいとして
逃げ回り動き回ります。
その動くかごにどのように玉を入れるか
逃げるかご対投げる人の駆け引き
そこが興味の中心です!
借り人競争
これは誤記ではありません。
『借り物』ではなく、『借り人』なのです。
借り物競技は
会場に居合わせる人の中から
お題にそった『物』を借りてくるのですが
借り人競争は、お題が
『人』
になります。
「イケメンのおとうさん」
「ひげのおじさん」
とかのお題にあった人を会場で見つけ
『借りてくる』わけですね。
競技の参加する児童だけでなく
運動会の会場全てが参加者になりますので
これは盛り上がらない方が不思議です!
但し
会場の人々には事前にルールをよく説明しておかないと
トラブルの元になりますのでご注意を!
バック走リレー
これも誤記ではありません。
『爆走』ではなく、『バック走』なのです。
ルールは簡単至極、
後ろ向きに走ってリレーする
だけです。
しかし、後ろ向きに走るというのは
意外に難しいものなんですよ。
待っている次の走者とはまるで
違うトンデモ方向に走ったりもします。
人間の身体は
構造上後ろ向きに走るようには
出来ていません、
走るのではなく
歩くのだって結構難しいんです。
まして後には目がついていません。
たまについている人もいるようですが・・・
えっ! そんなのいないって?
まぁ、そういうこともあるかも知れませんね。
ということで
この競技はやる人は大変ですが
見物人には大受け間違いなしっ!
運動会の競技の面白いものは?中学校
中学生ともなりますと
大人と余り変わらない体力と運動能力
がありますのでオモロ競技の選択幅も
ぐっと広くなりますね。
その中でも特に面白そうなものを紹介しましょう。
宅配便リレー
まずルールですが、
各チームの全員が段ボール箱を一つずつ持って待機します。
第一走者は一つの段ボールを持って走り出しますが、
次の第二走者に自分の段ボールを渡すのです。
つまり第二走者は二つの段ボールを持って走ることになります。
こうして、第三走者は三つの
第四走者は四つの段ボールを持って走るわけです。
もちろん、段ボールは落としたら拾わなければいけません。
五人のリレーですと、最終走者は五つ!
の段ボールを持って走るのですが
五つも段ボールを持てば
当然前など見えるわけがありませんよね。
その前を伺うありさまや
落として拾おうとして持っている
段ボールを全てとり落としたりするさまが
オカシイと、大評判の競技です!
五人六脚大玉ころがし
これは玉転がしなのですが
普通の玉ころがしと違うのは
五人が足をむすんで六脚となり、それで大玉をころがす
のです。
はっきり言って、これは非常に難しいです。
五人の息がぴったり合わないと
大玉を転がすどころか
人間が転がってしまいます。
なんとか調子を合わせようと
苦戦しているわが子を見て
お父さんお母さんも思わず興奮してしまうでしょう。
デカパンリレー
文字通り、大きなパンツを二人ではいて走るリレーです。
これ以上単純なルールははないという
シンプル競技ですが
大きなパンツをはいて不自由そうに
走る子供は、とてもカワイイです!
もっとも見る方は見る方は楽しいけど
走る方は必死ですけどね。
そこがまたかわいい!
結び
最近の運動会では、色々と変わり種の競技が増えていますね。
デカパンリレーとか宅配便リレーとか借り人競争とか、名前を聞いただけではなにをする競技なのか見当がつかない、というものが多くなっているのです。
現在の運動会の競技は、ネーミングにも凝っていまして、風変わりで目をひく名称の競技がたくさんあります。
今回はそれらの運動会の競技を、幼稚園や保育園、小中学校と年代別にわけて紹介いたしました。
もしご自分でもやってみたいなとか、一度見てみたいなと思っていただければ、大変うれしいです。