冬が終わり、暖かい日が続き、今度は夏が待ち遠しい季節ですね。
暖かい日も多くなってきたし、寝室の毛布は撤去しようとコインランドリーへ洗濯に行こうと思い立ちました。
いや、でも、待てよ。
毎年ゴールデンウィークから梅雨ぐらいで、ぐっと冷え込む時があるよな
それからでもいいかな、とついつい面倒なことは後回しにしてもらうズボラなあなた。
その時期は梅雨が始まりコインランドリーも混み合っているんじゃない?
毎年、じめじめする梅雨って一体いつから始まるの?
地域別に調べてみました★
2018年の梅雨の時期は?
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梅雨入り・梅雨明けの予報は毎年気象庁が、過去のデータを遡り、算出しています。
「梅雨」は梅雨前線が沖縄方面から北上することで雨が降る仕組みですので、日本の中でも梅雨入りが1番早いのが、沖縄です。
では1番遅いのは北海道かというと、そうではありません。
なぜなら、北海道と青森県の間にある津軽海峡の影響で、北上した梅雨前線は消滅してしまうので、北海道には梅雨はありません。
どのくらいに梅雨に入る?
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1番初めに梅雨に入る沖縄では、毎年平均的に5月10日ごろとなっております。
ゴールデンウィークが過ぎると、すぐ梅雨がやってきますね。
そこからだんだんと梅雨前線が北上していき、
九州地方は5月末から6月上旬、
四国・近畿地方では6月7日ごろ、
東海地方では6月9日ごろ、
関東地方では6月10日ごろ、
北陸・東北地方では6月15日ごろ、となっております。
ご覧頂いて分かる通り、沖縄が梅雨入りをして約1か月後に、関東では梅雨入りを迎えます。
また、本州に梅雨前線が近づいてくると、そこからは地域差が少なくなります。
これは梅雨前線の性質によるものです。
梅雨前線は広い範囲で雨を降らすものではなく、南北に沿って100キロほどの長さでしか停滞しません。
100キロを除く部分は、気団同士がぶつかりあわず、晴れ間もみられます。
また天気のことなので、必ずしも予想通りにくるとは限りません。
例えば、関東地方では1963年、5月6日に梅雨入りしていますが、1967年は6月22日ごろ梅雨入りしたという年もあります。
どのくらいの時期に梅雨明けする?
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では梅雨明けは、いつごろでしょうか。
梅雨が明けると夏になり、遊ぶ計画も立てなきゃいけないので、是非目安にしてみて下さいね。
梅雨明けの流れは、梅雨前線が抜けるとなりますので、梅雨入りの動きと同じです。
沖縄では、平年6月20日前後を予定しております。
そして、九州地方は7月15日、
四国・近畿地方では7月19日ごろ、
東海地方では7月21日ごろ、
関東地方では7月22日ごろ、
北陸・東北地方では7月25日ごろ、となっております。
北陸や東北地方が梅雨入りをして数日経つと、すでに沖縄は梅雨明けを迎え、夏になります。
梅雨の期間は、だいたい40~50日ほどと言われています。
ですが、ご存じのとおり、その間ずっと雨というわけではなく、微妙な晴れ間や曇りなどもあります。
しかし、朝が雨だとその日は1日雨が降り続くことが多く、夕方に晴れ間が見られる、ということは少ないです。
是非お洗濯の参考にしてみてくださいね。
なぜ予測日が曖昧なの?
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上記にも記載した通り、梅雨前線が北上していくなかで、停滞するのは100キロほどとなっています。
範囲が狭くて、細かな日にちは、気象庁にも測定が不可能です。
そのため、毎年気象庁が発表する予測自体も「○日ごろ」という曖昧な表現のみとなっています。
「○日です!」と決めつけてしまうと、「当たらないじゃないか!」とクレームに発展することが過去にあったそうです。
そのクレームがきっかけで、一時は予測自体をやめていたこともありました。
ですが梅雨の時期は田植えの時期と重なり、田んぼにも水が入ります。
すると用水路などの水も必然的に多くなります。
さらに梅雨が重なり、時期によってはお子さんの夏休みと重なると、水害につながりかねません。
また7月ごろから台風が接近してきて、日本上空では荒れ模様となります。
ですから予め、天気予報を確認し、水害を無くすためにも、水量を調節する必要があるからです。
「じゃあ梅雨なんてなくなればいい」と思うかもしれませんが、梅雨が無いと今度は田植えに必要な水が十分に確保できないことも考えられます。
こうやって考えると、すべてのことは巡り巡って繋がっているんだなぁ、という気になってきますね。
最後に
最初はじめじめして嫌だなぁ、と思っていた梅雨も、私たちの生活を取り巻く上で、必要なものなんだなぁ、という気になってきますね。
じめじめした夏が終われば、カラッとした夏がやってきますが、それもそれで「暑くて嫌だ」と思うものですよ。
天候に左右されることなく、普段から「雨が降ったらこうしよう!」と出来る趣味を見つけておくのが、1番ベストですね。
あなたなりの、梅雨の過ごし方を、今一度考えてみてください♪