今回は教員の異動に関する色々ところを深く掘り下げて
記事を書いていきます。
教員の異動の内示の時期は?
(引用元https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/00_PP16_PP_TP_V1.jpg)
まず、教職員の立場はどうなっているのか?から書いて行きます。
立場は地方公務員で県に採用されたら、その県以外の学校へ動く
事はありません。
また、教職員は大体一つの学校に3年から5年在籍し、その後教員の空きがある学校へと異動する事になり、大体
校長室に呼ばれて内示を受けるこれが通常のパターンでそれでいつ出るのかそれは区々で早いところで、異動の可能性があるかどうかが解るのが前の年の11月から12月ぐらい。
その上で赴任校決定が2月から3月と言うことでこれが管理職だと、もっと遅くて3月中旬位に内示を受けるようです。
正式に異動に向けて準備をするのは卒業式終了後
異動先の学校の管理職の先生との打ち合わせ等を行い詳細を詰めていきます。
また他府県異動は、自治体により異なりますが異動の前の年の10月、因みにこの場合は行きたい先の都道府県の採用試験を受けて合格する必要がありそれが出来ない場合は教職員として希望の他府県で教壇に立てません。
また、他府県同士の交換制度みたいな物が有る時期も有りましたが、現在そのような制度を設けている自治体は有りません。
東日本大震災発生時、福島県で期間限定採用が有ったようですが、今はそのような特例は無いようです。
因みに、教職員が出世するためには昇進試験を受けて上がっていきます。
昇進試験を受けずに、管理職になることはありません。
先生の中でも、昇進を目指すタイプの人と定年退職するまで、生徒の前に立ち続けたいという願望を持ち続けている先生の二パターンがいて生徒にウケル先生は後者の方かもしれません。
異動の内示というのは口外するとダメ?
(引用元https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/150415341856_TP_V.jpg)
基本的に異動の内示を口外することはNGです。
なぜならその時点で何処の学校に異動するか等が決まっていないからです。
これをもし口外してしまうと、異動校が変更になるなどした場合に収集がつかないからです。
これは一般企業でも一緒で公言して昇進が消えたり、自分の行きたい部署や学校にいけなくなる可能性が孕んでいるためできる限り口外しない方が良いと思います。
まあ、家族がいて引っ越しなどの準備が必要な場合は内示を受けた旨を伝えても良いかもしれません。まああくまでも内示で、そういう話が来ているよ。
と言う話で有ってそういう方向で考えておいてねという感じなんです。
しかし、よほどのことが無い限り異動の内示が覆る事はなく、そのまま異動が現実化する事が有ります。
また、異動を拒否することは基本的には出来ませんから最悪、退職をする事になるみたいです。
異動が考慮される事情としては、本人が妊娠しているや親の介護をしていると言った場合には、異動の候補から外される可能性が有ります。
また、異動を口外することは法律的に特に問題がある事ではありませんが、一般常識として口外しない方が世の中が丸く収まる様な気がします。
因みに異動期限を明言しているかどうか文部科学省のサイトを除いてみました。
因みに岩手県は同一校に6年以上いる先生は異動の対象になり、宮城では同一校に10年以上茨城は6年以上、群馬県は異動の対象の規定が無いようです。
埼玉県は10年以上7年未満の同校在籍で異動の対象となり、東京都は3年で異動の対象となります。
私立校でも無い限りあまり同じ先生が同校に長くいると教師としての成長の妨げにもなるからでしょうか何処の自治体も基本的には異動を推進しています。
異動させることで色々な生徒とふれあい、教師の経験値を上げるというメリットも考えられる可能性がありますし、今後も盛んに異動があるかもしれません。
因みに各都道府県の教職員異動年数は小中学校の先生対象の物です。私立高校は、この限りでは無く学校の運営母体の考え方により、異動は行われる事ありません。
生徒たちに4月1日までに話した場合はどうなる?
引用元https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/150415211966_TP_V.jpg
生徒達には教師のルール上4月1日まで話してはいけないそのようなルールを取り決めている自治体もありますが最近では修了式で生徒に発表する学校もあります。
教師の異動については自治体や学校のルールの下で運営されているため、その学校で決められたとおりに執り行われます。
また、新聞に4月1日に教職員の異動は掲載されて世間が知ることになります。
まあクラス運営がうまくいってる先生は異動を聞かされた場合生徒が多少動揺するかもしれません。
また、異動を口外してしまうような教師だとレッテルが張られると信用が失われてその後の教師生活が厳しい物となるかもしれません。
出来ることなら生徒にはギリギリまで公言しない方が賢明だと考えます。
また、校長の人柄にもよりけりで異動の告知も遅い人早い人がいるみたいで大切な事をギリギリに告知してくる校長先生についた場合は異動を命じられ慌てるなんて事があるみたいです。
結び
今回は教職員の異動について書いてきました。
やはり口外しての良いらしいのですが、その結果として異動先が変わったり、無くなると困るのギリギリまで公言しない方が良いようです。
また、生徒についてはやはり言わない方が良いと思います。
いずれにしてそんなに早く異動が解ることは無いらしいのでいずれにしても異動は心に秘めて生きていくことですべてがうまく回っていきそうな気がするそれが今回この記事を書いての感想でした。
人生が変わるかもしれない微妙な問題ですから、慎重にやって行きたいですね。