かつて大川慶次郎という、競馬の予想屋がいました。
既に故人となっていますが、
パーフェクト的中を4回成し遂げて
いることで有名でした。
現在は長女の大川智絵が、大川慶次郎亡
き後を引き継いでいます。
しかし、そのサイト名が、「大川慶次郎
～競馬の神様と女神のパーフェクト馬券
メソッド～大川智絵監修」という、無茶苦茶長いのです。
大川慶次朗という人は、競馬界随一の有
名人ではありますが、かなり特異な人だっ
たらしく、エピソードも色々とあるようですよ。
そこで今回は、大川慶次郎～競馬の神様
と女神のパーフェクト馬券メソッドは、
予想として使えるのか、その人となりなどを調べてみました。
（注 本記事では敬称略となっています）
Contents
競馬の神様と女神のパーフェクト馬券メソッドは使えるのか？
競馬の予想でパーフェクト的中とは、
1日の全レースの連複を当てることを言います。
1レースでは、枠数にもよりますが、連複
合わせての組合せ数は、30前後になるの
ではないでしょうか。
それを全部当てるというのは、1回でも
凄いことですが、それを4回やっている
となると、もはやレジェンドの域ですね。
しかし、大川慶次朗は既に故人となって
いて、現在の競馬の神様と女神のパー
フェクト馬券メソッドサイトは、長女の大川智絵が主催しています。
血が繋がっているとか、遺伝とか言って
も、親の才能がそっくり子に引き継がれ
るということは、遺伝学的にみてもあり得ません。
後天的に獲得した知識や技術、才能は
遺伝しないというのが、遺伝学の常識なのです。
これを頭の片隅におき、またレジェンド
も一時忘れて、競馬の神様と女神のパー
フェクト馬券メソッドを見てみました。
まず最初に、当たり前ではありますが、
このサイトの予想は
大川慶次朗本人とは全く関係ありません。
本人は既に彼岸に渡っておられるので、
当然のことですね。
まあ、恐山に行って
イタコに口寄せしてもらえば別ですが･･･
予想の的中率については、「あたるも
予想、あたらぬも予想」という所で、
少なくとも全てボロはずれということはないようです。
大川智絵公式ブログでは、フランス語で
「victoire」とあり、
「勝利の女神」と訳されています。
しかし、フランス語の勝利の女神は、
「Deesse de la victoire」となる
のではないでしょうか？
それにしても「女神」とはねえ･･･（笑）
競馬の神様と女神のパーフェクト馬券
メソッドの会社情報はこのようなものです。
- 運営会社 株式会社ターフ
- 運営責任者 石川佳彦
- 東京都新宿区北新宿1-29-7 303号
- 電話番号 0570-022688
- 資本金・事業内容などは記載無し
ただし、これらのサイトでメールアドレ
スを登録すると、翌日から勧誘メールが
わんさと来ます。
登録前によく考えておくべきでしょう。
メール攻撃についての口コミには、
このようなものがあります。
「メールがしつこいので受信拒否をした
んだけど、翌日には違うメールアドレス
からバンバンメールが送られてくるよ?」
「このサイトのメール攻撃有名ですよねえw
私には高配当.comっていう聞いた事のない
サイトから、大川名義でメールがジャンジャン届きましたよ?」
「補てん、補てん、そして補填 キャン
ペーンでは大々的に「当選」を煽ってる
のに、外れた時はポイント補てんで誤魔化す」
まあ、これは有名サイトに対する
やっかみもあるのかも知れません。
そのおすすめポイントは？
競馬の神様と女神のパーフェクト馬券
メソッドには、系列の別サイトがあります。
「大川慶次郎の地方競馬予想」です。
URLを見ると
https://fm.keijirou-chihoukeiba.jp/?id=6dbbc7ac8e&ad_code=to20687&cid=b5950f3acd
と、本家とおなじサイトの下にあるようです。
それにしても、故人となってからも競馬
予想を続けるとは、さすが競馬予想の
神様だけのことはあります。
サイトには小さく「大川智絵監修」と書
かれていますが、七光りの使いまくりと
いう感がしてなりません。
そしてここには無料予想があります。
無料予想の公開は、毎日20時前後に
1～2レースが公開されるようです。
ただし、メール登録は必須なので、
メール攻撃が怖いです。
大川慶次郎の地方競馬予想では、
チケット制を採用しています。
毎日ログインしていればチケットが
溜まるので、ある程度は実質無料で
利用することもできるかも知れません。
ただ、競馬の神様と女神のパーフェクト
馬券メソッドにしても、「大川慶次郎の
地方競馬予想」にしても、問題があります。
それは、各種の情報、例えば予想情報は
どんな内容なのか、はずれた場合は補填
はあるのか、などが全く書かれていないことです。
これは安心して使うには大きな心配点になりますね。
大川慶次郎とはどんな人？そのエピソードも紹介
大川慶次郎は、1929年2月6日生、1999年
12月21日没の、競馬予想家、評論家です。
予想家として通算4度のパーフェクト予想
を成し遂げ、「競馬の神様」と呼ばれていました。
亡くなる前には、
「21世紀初めての競馬を見ることが夢」
と、しばしば言っていたそうです。
しかし、その21世紀を目前にして、川の
向こうへ旅だってしまいました。
死因は高血圧性脳出血とのことでした。
死の2週間前、「大川さんにとって、
競馬とは?」という取材には、こんな答えをしたそうです。
「それは、僕の「天職」です
僕は決して運命論者じゃなく、
むしろ完全なリアリストです
でも、これだけは運命論者になってしまう
競馬は最初から僕の前に、天職として
用意されていたとしか思えないのです。
大川慶次郎は、その強い個性から自分の
主張を決して曲げないと思われがちです。
しかし、彼は自分の主張が謝りであった
時には、それが
誤りであることを潔く認める性格でした。
そんな大川慶次朗のエピソードを幾つか
紹介しましょう。
大川慶次朗のエピソードあれこれ
1983年の菊花賞のレース
関西テレビ『競馬中継』のゲスト解説者
として出演、アナがレース回顧をしても
らおうとしたのです。
ところが、大川慶次朗は本命としたミス
ターシービーが勝ったことに感動、
涙を流していて言葉もなかったそうです。
1983年の第3回ジャパンカップ
その他のレースで、放送中に、「（メジロ）
ライアン! ライアン!」などと叫ぶ声が
実況に入ってしまうことが、たぴたびあったとか。
1984年のスプリングステークス
の時は、関西馬を酷評したので、
アナさんもあきれていました。
しかし、結果は関西馬は惨敗に終わったのです。
馬の将来性を予言
ある時、函館3歳ステークスの優勝馬(リ
ザーブユアハート)の将来性を否定する発言をしました。
しかし、関係者からの抗議があり、翌週
には「言い過ぎだった」と謝罪したのです。
ところがその馬は、その後約1年半、中央
競馬に出走したものの、上位に入ること
はありませんでした。
つまり、大川慶次朗の競馬馬眼は正しかっ
たわけですね。
論争で放送打ち切り
1999年、盛岡競馬場で行われたマイル
チャンピオンシップ南部杯のイベントに
出演した時、井崎脩五郎との間で論争となりました。
その論争のあまりの激しさに、テレビ局
側が驚いて放送を打ち切るという、
前代未聞の出来事がありました。
見ていた人は、さぞびっくりしたことでしょうね。
結び
大川慶次朗という競馬の予想家がいました。
既に故人となっていますが、
パーフェクト的中を4回成し遂げて
いることで有名でした。
現在は長女の大川智絵が、大川慶次郎亡
き後を引き継いでいます。
ただし、そのサイト名が、「大川慶次郎
～競馬の神様と女神のパーフェクト馬券
メソッド～大川智絵監修」という、やたら長いものなのです。
この種の予想サイトの評価は大変難しい
のですが、大きな問題があります。
それは、各種の情報、例えば予想情報は
どんな内容なのか、はずれた場合は補填
はあるのか、などが全く書かれていないことです。
これは安心して使うには大きな
心配点になりますね。
