11月といえば、各地から紅葉の便りが入り、山々は紅に燃える頃ですね。
朝夕はぐっと冷えこみ、冬の訪れも間近・・・
気の早いクリスマスの話題も聞こえてきます。
そんな11月の行事やイベント、記念日や花、旬のおいしい食べ物など、盛り沢山に紹介して行きます!
Contents
11月のイベントとは?
11月のイベントとなりますと、七五三や酉の市などが代表格でしょうね。
立冬(11月7日ごろ)
冬が立つと書いて『りっとう』と読みます。
つまり、冬の始まりの日という意味ですが、体感的にはまるで合わないですね。
立冬は『二十四節気』という、季節の節(境目)の一つですが、立冬に限らず二十四節気はおよそ1ヶ月遅れで見た方が、体感的には合っているようです。
二十四節気は感じとしてはこんなものです。
二十四節気は中国の戦国時代に、季節を春夏秋冬の4つに区分して、暦の代用的な区分とした方法です。
中国の戦国時代とは、紀元前403年から紀元前221年にかけての戦乱の時代を言います。
およそ2000年以上前のことですね。
太陽が移動する天球上の道を黄道といいますが、二十四節気はその太陽の動きの黄道を、24等分したものが二十四節気です。
なぜ二十四節気が使われるようになったかは、恐らくは農業上の必要性からではないかと思われます。
当時の太陰暦では、季節がずれて実用性に乏しく、そのため毎年同じ時期に同じ節気がめぐってくる、二十四節気が使われるようになったのでしょう。
秋分の日など、昼夜の長短を基準で季節を区分する方法については、こちらの記事で説明しています。
9月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
七五三(11月15日)
七五三とは、子供が三歳、五歳、七歳の時に、子供の健康と健やかな成長を願い、神社へ参拝する行事です。
数え年で男は三歳と五歳、女は三歳と七歳の時に行いますが、今は年齢にはあまりこだわらず、おおよそそれに近い年齢で行う人が多いようです。
日時にしても本来は11月15日にする行事ですが、現在はその日時にもあまりこだわりは無く、11月になれば適宜お参りをしているようですね。
その由来は、天和元年11月15日(1681年12月24日)に、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の長男である、館林城主徳川徳松の健康を祈って始まったとされています。
この七五三は当初は関東地方のみで行われていましたが、後には全国に広まって行きました。
何故11月15日なのかと言いますと、旧暦の15日は二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、吉日だったということからのようです。
又も寒冷地の北海道などでは、11月15日では寒すぎるので、1か月早めて10月15日に行う場合も多いのです。
七五三では千歳飴がつきものですが、その理由は千歳、つまり千年の齡まで健やかに、ということからです。
そのため千歳飴の袋には、松竹梅、鶴亀、高砂の尉(じょう)と姥(うば)などの縁起のよい絵柄が描かれています。
この千歳飴は、江戸時代の元禄から宝永の頃に、浅草の飴売り七兵衛が千年飴という飴を売り出して大当たりしたのですが、これが開祖のようですね。
ボジョレヌーボー解禁(11月の第3木曜日)
そもそも『ボジョレー・ヌーボー』とは、なんなのでしょうか?
これは、フランスのワインの名産地、ブルゴーニュ地方のボジョレーで作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)の総称なのです。
ですから、『ボジョレー・ヌーボー』という特定の銘柄のワインがあるわけではありません。
つまりは、日本酒で言えば『新酒』にあたるお酒です。
しかも、これは試飲用のワインで、数週間で醸造しますので、ワイン本来の深みより、軽い味になるようです。
もともとボジョレーヌーボーには、解禁日など特に定められてはいなかったのです。
そのため販売者たちは、ボジョレーヌーボーの販売開始日をどんどん前倒ししていったたのです。
先に売り出した方が売れるのは当然なので、これはしょうがないでしょうね。
しかし、あまりにも発売日が早くなり、ワインの醸造が終わらないうちに、販売を始めるところさえ出てくるようになりました。
それではボジョレーヌーボーの質が落ちてしまうので、解禁日を定めてその日以前には販売を禁止するようになったのです。
それがボジョレヌーボー解禁で、11月の第3木曜日となっています。
尚、フランスではこれは法律で定められているのです。
こちらはソムリエの小田昌宏さんによる、ワイングラスの持ち方の動画です。
新嘗祭(11月23日)
新嘗祭(にいなめさい)とは、大地の恵みに感謝して、天皇陛下が五穀の新穀を天照大御神など天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、自らもこれを召し上がるという儀式です。
例年、11月23日に執り行わせますが、この日は勤労感謝の日でもあります。
尚、勤労感謝の日については、後項で紹介いたします。
その場所は、宮中三殿の近くの神嘉殿にて執り行われます。
儀式は、23日の夕方に始まり翌日の未明まで続きます。
新嘗祭の歴史は大変古く、日本書紀では『天武天皇六年(西暦677年)十一月乙卯の日』に行ったという記録があります。
およそ1400年近く前の事です。
さらには、天皇陛下が即位の礼の後に、初めて行う新嘗祭を大嘗祭といいますが、これは一代で一度きりの儀式です。
再来年にはその儀式が行われる予定ですので、お見逃しなく!
こちらは宮中での新嘗祭の動画ですが、恐らくは史上初めてのものと思われ、非常に貴重な映像です。
新嘗祭と神嘗祭は、よく似た行事ですが、違いもあります。
重要な違いは、神嘗祭が『神に供える』だけにとどまるのに対して、新嘗祭は『神を祀り、自らも食す』という点です。
神話では、天皇は天照大神の子孫なので、天照大神から豊穣の力を受け継ぎ、その力によって翌年の豊饒を言祝ぐということになります。
ですから、天皇陛下が即位の礼の後に行う大嘗祭は、
天皇陛下が日本の繁栄を、天照大神らの神々に祈る
ということですね。
一代に一度だけの非常に重要な儀式というのも、それで頷けます。
神嘗祭については、こちらをどうぞ!
10月といえばの行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介!
酉の市(11月の酉の日)
酉の市(とりのいち)とは、日本各地の鷲(おおとり)神社で例年行われる行事で、11月の酉の日に市がたつことから『酉の市』、或いはおとりさまと呼ばれています。
特に縁起ものがついた縁起熊手が名物で、来年の開運招福や商売繁盛を願うお祭りとして、庶民に親しまれているのです。
酉の日は、月に2回の時と3回ある時があり、それぞれ一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれますが、三の酉がある年は火事が多いなどといわれています。
しかし、それは俗説に過ぎず、確たる理由はないようですね。
酉の市で有名なのは、浅草の鷲神社の酉の市で、熊手店が約150店舗、露天が約750店、人出は毎年80万人前後と、大変な規模になっています。
実際に行ってみると、時間帯によってはまともに歩くことも出来ない位の混雑ぶりですので、小さなお子さん連れなどの場合は、危険なこともあります。
酉の市での名物は、やはりなんといっても縁起物の熊手です。
縁起熊手にはお多福、鶴、亀、大入り袋、打出の小槌、鯛、米俵、大黒様、大判小判、宝船、巻物、松竹梅、福笹など様々な縁起物がいっぱいついています。
大きさは大小様々ですが、大きいものでは1メートルを遙かに超えるものまであり、これをどうやって持って帰るのか、人ごとではありますが、心配になってしまいますね。
この熊手の売買には、一種の作法というか慣例というようなものがあり、それが江戸の粋というものををよく表しているので紹介しましょう。
まず最初に値段を聞きます。
次ぎに値切ります。
さらに値切ります。
これを適当に繰り返して、頃合いを見て商談成立となります。
しかし、この値切った価格で支払うと
野暮
ということになります。
値切った分は『ご祝儀』として店に渡すのが『粋』なのです!
こうして、威勢の良い手締めとなり、お店では
「まけた! まけた!」
のかけ声となり、
お客さんは
「かった! かった!」
とお大尽気分を味わえる、という寸法です。
江戸に限らず、現代の東京の下町でも、
粋は善、野暮は悪
の象徴なのです!
11月といえば?
11月の行事としては、紅葉狩りなどがありますが、最近ではクリスマスイルミネーションも一般的になりました。
紅葉狩り
11月ともなると、山々は紅葉で赤く染まり、街の家々の紅葉の葉も色づいてきます。
紅葉狩りは秋の代表的な風物ですが、不思議なのは『狩り』というと普通は狩猟を思い浮かべますよね。
なんで植物の紅葉を見るのが、『狩り』なんでしょうか。
それは『狩り』には、
山や野で、植物を観賞したり採集したりすること
という意味もあるからなのです。
しかし、どうして『狩り』が植物を観賞採取するという意味になったのかは、定説はないようですね。
ひとつには、ある貴族は、草花などの自然をめでることを『狩り』と言っていたそうですが、他には昔は植物を観賞する際には、草花を手折り手にとって眺めたりしたからという説もあります。
そのためか、昔はお花見のことを『桜狩り』と言っていた頃もあったそうですよ。
赤い羽根共同募金(10月1日~12月31日)
赤い羽根共同募金が始まったのは、昭和22年(1947年)のことで、当初は市民が主体の『国民たすけあい運動』として始まりました。
その後、社会福祉法により、中央共同募金会が主催となり、現在に至っています。
駅前などに学生さんがズラリと並び、
「ご協力をお願いいたしまぁ~す!」
という、あれですね。
寄付をすると赤い羽根をつけてくれるようになったのは、赤い羽根は欧米では『勇気』や『良い行い』の象徴とされていたかららしいですね。
寄付金の使い方は、募金の約70%は、募金をした市区町村で使われ、残りは都道府県単位で使われています。
使い道は、高齢者福祉施設への助成学童保育、地域防犯活動、障害者への活動支援など、さまざまな支援活動です。
この赤い羽根共同募金で問題になるのは、本来は募金する側も寄付する側も、完全な自由意志によるものの筈なのですが、
実際には半強制的に行われる場合も多い
という点です。
行政や自治会組織を通して集める戸別募金の占める割合が高く、募金活動を行う募金者も事実上の強制動員になっている場合があるのです。
これについての解決策としては、戸別訪問に募金をやめ、寄付したい人が役員の所に直接持参する方式や、回覧の時に募金箱を回し寄付したい人だけが入れる方式に改めた自治会もあるそうです。
もう一つ、募金の額は、1995年度の約265億7,935万円がピークとして、以後は前年比3-4%程度ずつ減少しています。
減少の原因としては、半強制的な集金のやり方に対する反感が考えられますが、その他にも、集金の配分額や配分方式が不透明であることもあるようですね。
クリスマスイルミネーション
いつの間にか、クリスマスイルミネーションはすっかり定着し、街々を彩るようになりました。
クリスマスは12月の末なのに、早いところでは11月始めからクリスマスイルミネーションが始まっていたりします。
これは欧米の、11月の最終週からアドベントというクリスマスを待つ期間がありますが、それに習ったもののようです。
アドベントとは、『出現、降臨』のことで、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことを指します。
5世紀後半には、アドベントはクリスマス前に断食をして身を浄める期間とされていましたが、現在では特殊な場合を除いて断食は行われていません。
アドベントでのお楽しみの一つが、『アドベントカレンダー』です。
欧米の子供のいる家庭では、アドベント期間中に12月1日から24日までの日付の1つ1つに、小いさな窓をつけた『アドベント・カレンダー』を作るそうです。
これは書店でも大きな所では、売っているそうなので、手作りが苦手な人にはありがたいですよね。
クリスマスイルミネーションは、そのアドベントの日本版というところかも知れませんが、各地で大人気のクリスマスイルミネーションも出て来ています。
- 青の洞窟 SHIBUYA
- 恵比寿ガーデンプレイス クリスマス・イルミネーション
- ミッドタウン・クリスマス
- 東京スカイツリータウン(R) ドリームクリスマス2017
- カレッタ汐留 Caretta Illumination 2017 ~真実の愛の物語~
- 東京ドームシティ WINTER LIGHTS GARDEN
青の洞窟
ミッドタウン・クリスマス
これらが人気のクリスマスイルミネーションスポットですが、秋の夜長をこれらを見ながら過ごすのも、また一興ではないでしょうか。
お火焚祭
お火焚祭りは、秋の収穫の後、五穀豊穣に感謝する神事で、宮中行事の新嘗祭に由来しているといわれています。
現在では主として京都を中心に広く行われていますが、特に伏見稲荷大社のお祭りが規模も大きく有名です。
護摩木に、その年の出来事や来年の願い事などを書き、書いた護摩木は感謝の気持ちと共に、炎の中に投げ入れます。
夜間ですと、暗闇に燃える火が11月の夜空を焦がさんばかりに燃えさかり、一際荘厳華麗ですので、見に行くのなら夜の方が良さそうですね。
伏見稲荷大社のお火焚祭り
11月の生き物といえば?
生き物たちにとっては、秋は長く寒い冬への準備の時ですね。
虫たちは土や落ち葉にもぐったり、木は固い冬芽をつけたり、それぞれの方法で冬を過ごすための準備をしているのです。
マガモ
カモと言えばまずマガモでしょう。
オスは青首とも呼ばれ、アヒルの祖先だそうですよ。
全長は約59センチで、オスは体が上下面とも淡褐色ですが、遠目には白っぽく見えます。
ユーラシア大陸では飼育されることも多いのですが、野生のマガモはずっと人間から命を狙われていたことからか、人には近づかず逃げ足が速くなってしまいました。
鴨ネギと言う言葉のように、肉は質、量ともにカモの最高位とされ、食用とされ続けたことからかも知れませんね。
住むところは、湖沼、河川、海岸などですが、主に穀物や水草の葉や茎など、植物質のものを多く食べますが、時には魚やカエルなどの両生類なども食べることがあります。
ホオジロ
全長は約16センチ前後でほぼスズメと同じと、比較的小さな鳥です。
尾はスズメより長く、顔に黒白の模様があるので、ホオジロと呼ばれるそうです。
分布は屋久島以北の日本全土で、国内ではポピュラーな鳥です。
林の周辺、農耕地、河川敷などのやや開けた環境にすむ
さえずりの節回しが独特で、『ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー』などと鳴きます。
この鳴き声は、「いっぴつけいじょうつかまつりそうろう(一筆啓上仕候)とか、「源平つつじ白つつじ」などと聞こえることがあるそうですよ。
ヤマガラ
ヤマガラはシジュウカラ属に属し、全長14センチと小さな鳥です。
背と翼の上面は灰色で、腹は鮮やかな茶色です。
ほぼ日本全土に生息し、巣はコゲラがあけた穴や、小さな樹のうつろなどに作りますが、人工の巣箱もよく利用します。
食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べますが、エゴノキの実を好み、後肢で挟んでくちばしでたたいて穴をあけ、中身を食べています。
人間になれやすく、またこの実をたたく姿がかわいらしいので、昔は見せ物として『おみくじ引き』『釣瓶引き』などをさせていました。
現在は野生の鳥を捕獲することは禁止されていますので、この芸は見ることは出来ません。
アキアカネ
アキアカネはいわゆる『赤とんぼ』です。
秋のトンボとしては、お馴染み中のお馴染みですね。
名前の通り、雄は腹部が真っ赤で、まさに『赤』トンボなのです。
しかも日本の特産種で、全長はオスが32~46ミリ、メスは33~45ミリと、ごく普通のトンボのサイズです。
アキアカネは夏は高地で避暑生活という優雅なトンボで、秋になると天気のよい早朝、一斉に低地に移動します。
5月末から6月下旬にかけて夜間に羽化した成虫は、数日間を餌取に専念し、飛翔のためのエネルギーをため込みます。
その後、日中の気温が20~25℃程度の2000~3000m程度の高原や高山地帯へ移動して、7月~8月の盛夏を過ごします。
まさに避暑そのもので、炎暑にあえぐ人間共からみると、羨ましい限りですね。
その後は、秋雨前線の通過を契機に一斉に山を降り、平地や丘陵地、低山地へと移動するのです。
11月のお花といえば?
11月のお花といえば、アザレア、ポインセチア、サザンカ、エリカと、かわいい花がそろっていますね。
ここではこれらの可憐な花々を紹介して行きます。
アザレア
アザレアはツツジの一種ですが、台湾のタイワンツツジや日本のケラマツツジ、サツキがベルギーに伝えられ、更にそれが日本に入ってくると、『アザレア』と呼ばれるようになりました。
しかし、元々ツツジの英名が『Azalea(アザレア)』なので、『ベルギー・アザレア』と呼ぶのが正しいのかも知れませんね。
ピンクと白の可憐な花ですが、他のツツジ科植物と同様有毒なのです。
グラヤノトキシンとロードヤポニンを含んでいて、症状は嘔吐・痙攣などで、重症の場合は昏睡に至る事もあります。
サザンカ(山茶花)
サザンカ(山茶花)は一見椿と間違えるほど似ています。
それもその筈、サザンカは椿の一種なので、当然ではあります。
山茶花の名山茶花は中国語でツバキ類を指す『山茶』に由来し、山茶花の本来の読みである『サンサカ』が訛ったものだそうです。
歌にもしばしば取り上げられていて、童謡の『たきび』や、平昌オリンピックでのNHK放送テーマソング『EKAI NO OWARI:サザンカ』など、耳にしたことがある人も多いかと思います。
又、あまりにも椿と似ているので、よく間違えられます。
サザンカと椿の見分け方は、
椿は花が散る時に、花首から落ちる
山茶花は花が散る時は、花びらが落ちる
というものです。
椿は花首から落ちるために、「首が落ちるのは縁起が悪い」と武士には嫌われていたそうですよ。
エリカ
ここでのエリカは花(木)の名前として取り上げていますが、特に日本では人名や音楽のグループ名としてのエリカの方が、有名でしょうね。
女優の沢尻エリカさんや、その他シンガー・ソングライター、ファッションモデルなど、有名な人がエリカ(Erika)を名乗っています。
花のエリカは、樹木全体が美しい紫色の花が咲かせますが、その名前はギリシア語のエイレケー(砕く)に由来するとされています。
昔はエリカが体内の胆石をとる(砕く)薬効があると信じられていたので、そのような名前になったそうですよ。
エリカは小説『嵐が丘』では館の周囲に生えていたとされ、英語ではヒース(heath)と呼ばれます。
変わった所ではアンドロイドの名前で『Erica』というものがあります。
見た目はいろいろな美人の顔の特徴を参考にコンピューティングされ、現時点で最先端の音声認識、音声合成、動作認識、動作生成の技術を駆使して作られています。
こちらがそのEricaさんの動画ですが、いやぁ!美人ですねえ!
11月の旬の食べ物といえば?
11月の旬の食べ物といえば、伊勢エビ始めふぐ、けがに、ししゃもと、涎が垂れそうなものが、ずらりと並んでいますね。
今すぐにでも食べたい!
伊勢エビ
伊勢エビの本場和歌山産の冷凍伊勢エビです。
訳ありの理由は、足折れ角折れですので、味は正規品と変わりありません。
蒸し器で蒸したり、鍋で茹でれば、すぐ食べられます。
毛ガニ
こちらの毛ガニは、鮮度に自信の浜茹で毛ガニです。
又、重さの1キロは茹でた後の重さで、茹でる前の重さに換算しますと、1.2キロ相当となり、身もぎっしりと詰まっていますよ!
ふぐ
山口県と長崎県産の、トラフグのフグ刺しです。
直径30センチという大きなお皿に、ぎっしりとしかも見栄え良くセットされています。
特製ポン酢と紅葉おろしもついていますので、そのまますぐに食べられますよ!
ししゃも
本場北海道産の、子持ち本ししゃもの天日干しです。
日高や十勝で獲れた本ししゃもは、通常出回っているカラフトシシャモ(カペリン)とはまったく別の魚です。
当然味もまるで別物、嘘だと思ったら一度試食してみてくださいな。
いくら
こちらはサーモントラウトのいくら醤油漬けです。
250グラム入りでいくら丼で5人分と、たっぷりの量ですが、もちろん軍艦よし手巻きよし、なんにでも使えます。
千歳飴
11月は七五三のシーズン、その七五三贈答用の千歳飴『夢色結び』7本入りです。
上品な風呂敷で包み、中の袋には水引もついていますし、そのままお贈りできますよ。
赤『苺ミルク味』(2本)、白『ミルク味』(2本)、紫『グレープ味』(1本)、黄『レモン味』(1本)、緑『抹茶味』(1本) 全5種類(計7本)の千歳飴を楽しめます。
見た目が非常にきれいなので、贈答用としては最適でしょう。
11月の果物といえば?
11月の果物というと柑橘類が多い感じですね。
みかんやライムなどサッパリ系の味が楽しめそうですよ。
みかん
愛媛中島産のせとかみかんです。
愛媛中島地区は、瀬戸内海に浮かぶ島々で、『この島で作れない柑橘はない!』と言われるほどのみかんの名産地です。
中島ではハウス栽培ではなく『露地栽培』でせとかみかんを作っています。
そのため、ハウスものより1ヶ月以上木になっている時間が長く、糖度も高くなっています。
それがせとかみかんの甘さの秘密なのです!
梨
こちらはいわゆる『和梨』、つまり洋ナシに対して日本古来からある梨です。
和梨は洋ナシに比べて甘さではやや劣りますが、その分さっぱりした癖のない味が楽しめます。
福島産の秋峰という梨で、1玉が400グラム以上、大きいものでは1キロ!以上にもなるという、ジャンボ梨なのです。
大きなものでは子供の顔くらいありますね。
レモン
無農薬有機栽培の国産レモンです。
ワックスがけなども一切していませんので、安心安全ですね。
こちらも柑橘の里、愛媛・中島産なのです。
ライム
こちらはメキシコ産ですが、防腐剤、防カビ剤、ワックスがけなどは一切していません。
ですので、皮ごとジュースにしても安心です。
しかもレターパック配送で送料無料です。
11月の記念日といえば?
11月の記念日といえば、まず文化の日、続いて勤労感謝の日というあたりでしょうか。
11月は意外に祝日が少ないのですね。
文化の日(11月3日)
11月3日は文化の日です。
ではなんで11月3日が『文化の日』なのでしょうか?
ひとつにはこの11月3日は、1946年(昭和21年)に日本国の新憲法が公布された日だからなのです。
新憲法の下、荒廃した日本を立て直すために、文化を増進してよりよい国にしよう、というような意味での『文化の日』だろうと想像しています。
しかし、この11月3日には、もう一つの意味があります。
それは戦前の重要な祝日である『明治節』です。
戦前の日本には、『四大節』という、最重要の祝日がありました。
その四大節とは、
- 四方節:1月1日(元旦)
- 紀元節:2月11日(神話上の初代天皇である神武天皇の即位日)
- 明治節:11月3日(明治天皇の誕生日)
- 天長節:その年代の天皇誕生日
の4つです。
明治時代では、明治節と天長節は同じ日なるのですが、これは明治節は昭和になってから制定されたので、祝日が重なることはなかったわけですね。
では、憲法を記念する日には、別に憲法記念日があるのに、なぜ憲法記念日が文化の日ではないのか?
このあたりが微妙な所で、あえて明治天皇の誕生日を持ち出したのは、あるいはアメリカ占領下にあった当時の日本人による、アメリカへの反抗なのかも知れませんね。
ユネスコ憲章記念日(11月4日)
11月4日はユネスコ憲章記念日です。
ユネスコ憲章記念日はとは、1946年11月4日にユネスコ憲章が発効し、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が発足したことを記念する日なのです。
ユネスコの理念は、世界の人々の教育水準の向上により、平和と反映を目指すというものです。
未開発国での識字率の向上や、図書館の設置、教育機関や制度の普及などを行っていますが、その運営方法を巡ってしばしば対立も起こっています。
アメリカやイギリスが一時脱退するなど、決して一枚岩の組織ではありません。
ユネスコの活動の一つに、世界遺産の登録があります。
世界では、962件の世界遺産がありますが、日本の世界遺産は、全部で16件あり、内訳は文化遺産12件、自然遺産4件となっています。
世界最多の世界遺産国はイタリアで、47件もあります。
日本の約3倍ですね。
将棋の日(11月17日)
将棋の日は、日本将棋連盟が定めた将棋の記念日ですが、記念日は一つでもイベントが複数あるという、ちょっと変わった記念日なのです。
イベントとしては、日本将棋連盟主催、日本放送協会協力のイベントが最大のものですが、その他にも将棋の日のイベントが幾つかあります。
なので、「これが将棋の日」という単一のイベントはない、ということになります。
将棋の日が11月17日なのは、将棋を好んだ八代将軍徳川吉宗は、享保元年(1716年)から、毎年旧暦の11月17日に『御城将棋の日』として御前将棋をした、ということからです。
将棋の起源はインドですが、それが東洋に伝わって将棋となり、ヨーロッパではチェスとなりました。
中国のシャンチー、朝鮮ではチャンギとして、将棋とよく似たゲームが行われています。
勤労感謝の日(11月23日)
この11月23日は、前項で書きました新嘗祭の日でもあります。
そしてハッピーマンデーにならないという、珍しい祝日でもあります。
その理由は、新嘗祭の項をお読みいただいた方にはピンとくると思いますが、新嘗祭は
天皇陛下が日本の繁栄を、神話上の先祖である天照大神らの神々に祈る
という最重要クラスの記念日だからです。
ハッピーマンデーだからといって、その日を他の日に変えてしまったのでは、天照大神のバチが当たりますよね。
現在の勤労感謝の日は、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とされています。
アメリカでは、感謝祭(Thanksgiving)という日がありますが、勤労への感謝という点ではレイバー・デー(Labor Day)の方が似ているかも知れませんね。
結び
めっきり冷え込んできて、朝晩は暖房が欲しくなる季節が11月です。
北の国では霜が降り、高山では雪が積もり始めます。
そして街々ではクリスマスイルミネーションも輝き始めるのです。
今回は、そんな11月の行事やイベント、記念日や花などネタの種を紹介してまいりました。