秋になると、
そこらへんに転がっているどんぐり。
子供の頃に拾ってきては
並べて遊んだりしませんでしたか?
飾ると可愛いし、
アクセサリーのモチーフとしても
とても愛らしいものです。
しかし気をつけなければなりません。
ある日、
拾ってきたどんぐりを見たら
穴が空いていた…
なんてことはありませんか?
そう、実はこれ、
どんぐりの中に寄生する虫が原因なのです。
えーーーーーー!!!!嫌だ!!!
そう思う人もいるかもしれません。
でもご心配あらず。
虫を退治してしまえばいいのです。
きちんとした処置をすれば、
どんぐりをきれいなまま保存することができます。
さぁ、どんな方法でしょうか?
Contents
どんぐりの保存方法で大切なことは?
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どんぐりの保存でまず大切なことは、
綺麗に清潔に洗うことです。
どんな処置をするにしても、
泥が付いていては
虫の繁殖の原因になりかねません。
どんぐりの中にいるのはゾウムシの仲間。
考えるだけでゾッとしますね。
拾ってきたどんぐりをそのまま置いていて、
気がついたら虫が出ていた、
あるいは穴が空いていた、
なんてことになったら、
残念でなりません。
そんなことにならないためにも、
しっかりした処置が必要です。
そして、
処置をする前に拾ってきたどんぐりは
一度綺麗に水で洗いましょう。
ざーーーーっと、
思い切って水で洗い流してしまいましょう。
しっかりと水気を取ることもお忘れなく。
泥が落ちたら次の工程に移ります。
どんぐりの保存方法 レンジのやり方は?
どんぐりの保存方法で、
手っ取り早いのがレンジでチン!することです。
器に、洗って水気を切ったどんぐりを広げて、
そのままレンジの中へ。
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なーんだ、簡単じゃん!
そう思うでしょう。
実際、とても手軽です。
ですが、注意事項もあります。
火の中に入れた栗が爆ぜるように、
どんぐりも加熱をしすぎると爆ぜてしまいます。
非常に危険です。
では、
どのくらいの加熱が適切なのでしょうか?
実は、加熱時間はたったの20秒でいいのです。
それ以上やってしまうと、出したとき、
あるいは出す以前に爆ぜてしまう可能性があり、
非常に危険です。
秒数はきちんと守りましょう。
レンジから取り出したどんぐりは
熱くなっている可能性がありますので、
しっかりと冷めたことを確認してから取り出すなど、
十分に注意しましょう。
一番いいのは、レンジでチンした後に、
さらに天日干しをしてやると、殺虫効果が期待できます。
どんぐりの保存方法 冷凍のやり方
えーーーー。
レンジだと危険なこともあるの?
怖くて私にはちょっと…。
という方。
そんな方には、
逆に冷凍して保存するやり方がオススメです。
冷凍保存もとっても簡単。
綺麗に洗って泥を落としたら、
ビニル袋などに入れて、
1週間ほど冷凍庫に入れておきましょう。
たったこれだけです。
たったこれだけで、どんぐりの中の虫は死滅します。
あとは、取り出して、タッパーなどに広げて、
自然解凍すればOKです。
ただし、日陰に置いてゆっくりと自然解凍させてくださいね。
ほうら、簡単。
すぐ使いたい人からすると、
時間がかかると思いがちですが、
レンジで爆ぜる危険性を考えると、
安全面ではダントツ、
冷凍の方が安全と言えるのです。
どんぐりの保存方法はどちらがいい?
じゃあ、レンジでチンする方法と、
冷凍保存する方法とどっちがいいの?
ってなりますよね?
結論は時間の差です。
とにかく急ぐ人、今すぐ使いたいんだ、っていう人。
爆ぜるのなんか怖くない、
だってちゃんと爆ぜないように
管理できるもんっていう人。
こういう人にとっては一番楽チンな方法は、
レンジでチンする方法でしょう。
20秒という時間ですが、
やはりそこは個体差があるもの。
20秒でも爆ぜてしまう可能性がゼロとは言い切れません。
そのため、安全管理はきちんと行う必要があります。
例えば、
万が一爆ぜたときに皮膚に触れたり、
目に入らないように、
取り出す前にはくれぐれも
気をつけておく必要があります。
火傷などを負わないようにしましょう。
その一方で、
いいや、
時間がかかるのなんて気にしない、
準備の時間は十分にある、
むしろ安全第一!
という人には、冷凍保存がオススメです。
洗って水気を切って冷凍庫に入れるだけ。
1週間して取り出して、
あとは自然解凍するのを待つだけです。
あら、簡単。
計画に時間のある人にとっては、
こちらの方が爆ぜるリスクを負わずに、
綺麗なまま保存処理を行えるという
メリットがあります。
そう、結論は時間の差なのです。
急ぐか、急がないか。
それによって処置の仕方も変えていけば
いいと思いますよ!
結び
どんぐりの保存方法は他にもいくつか
やり方がありますが、
簡単な2つをご紹介しました!
どんぐりの保存処置をしっかりすれば、
食べることだって可能ですが、
それはまた別の機会に。