サンタクロース

サンタクロースは本当にいた?実在した人で本当に見た人がいる?

と白の服をまといプレゼントを持って

子ども達に夢を与え続ける

サンタクロース。

 

そんなサンタクロースは

実在するのかしないのか・・・

これはもう何年も論争され続けている議題です。

 

そもそも「実在する」という

根拠はあるのでしょうか。

 

本当に会ったことがある人が

いるのかなどサンタクロースの存在を

徹底的に調べました!

サンタクロースは本当にいるの?

『出典元』『https://goo.gl/images/ZxaSDa』

 

サンタクロースが

本当にいるのかどうか。

 

その結論は

はっきりしていない」です。

 

なぜはっきりしていないのか?

 

 

その理由は受け取る側が何をもって

実在している」と判断するのか、

その基準が人によって異なるためです。

 

そこで、まずはサンタクロースが

実在していると考えている人、

実在していないと考えている人

それぞれの見解についてご説明していきましょう。

 

そもそもサンタクロースとは何か

 

Wikipediaでは、サンタクロースは

「クリスマス・イブに良い子のもとへ

プレゼントを持って訪れる人物」

とされています。

 

その歴史はとても長く

伝説として語り継がれてきた内容

海外の学者によって受け継がれ

現在に至りました。

 

とても特徴的な風貌をしていますが、

元々は国によってサンタクロースの

イメージが大きく異なっていました

 

 

見た目を統一するきっかけになったのは

コカ・コーラ社であり、1931年に

イメージキャラクターとして,

 

 

 

起用されてから世界中で

「赤と白の服をまとい、

大きな白いヒゲが生えている」

というイメージが定着したのです。

 

日本でのサンタクロースの風貌・見た目

 

サンタクロースのイメージは

定着しているもののクリスマスの文化が

世界中で異なるため特徴に細かな違いがあります。

 

 

現在の日本ではが知っているような

見た目が定着していますが、

日本での初めてのサンタクロース

見た目は現在とは

似ても似つかない格好をしていました。

 

 

日本で初めてのサンタクロース

戸田忠厚(とだ ただあつ)

という人物でした。

 

クリスマスはフランシスコザビエル

キリストの宣教師として

12月24日にミサを行ったことが

起源だと言われております。

 

 

その後サンタクロースが

日本に生まれたのが

1874年と言われています。

 

原胤昭(はら たねあき)という人物が

クリストファー・カロザース宣教師に

洗礼を受けた際、感謝の気持ちとして

クリスマス会を開催しました。

 

 

ここで日本初のサンタクロースを

戸田忠厚が演じました。

 

 

その時の格好が裃を着て

大小の刀を腰に差し、かつらをかぶった

純日本風のサンタクロースだったそうです

 

 

その後、各地の教会で

プレゼントをサンタクロース姿で

寄付をしたところ

プレゼントを配るおじいさんとして

イメージが定着していきました。

 

こういったところから

日本のサンタクロース=男の大人=お父さん

という現在のイメージができました。

 

あくまでこれは日本のサンタクロースの

イメージですが外国のサンタクロースとは

大きく異なります

 

その違いをいくつかご紹介します。

 

『出典元』『https://goo.gl/images/twTBZz』

 

海外でのサンタクロースの風貌・見た目

 

イギリス

 

イギリスではサンタクロースのことを

ファザークリスマスと呼びます。

 

元々は緑色の服を着ていたそうですが、

最近では赤色の服

主流になってきたみたいです。

オランダ

 

オランダではクリスマスが一年に

2回あります。

 

12月6日と25日

プレゼントをもらえるので

子供はうれしいですが

サンタクロースは忙しそうです。

 

イタリア

 

イタリアでは

1月6日までクリスマスが続き、

5日に魔女が来ると言われています。

 

いい子にはお菓子

悪い子には石炭を渡す

という言い伝えがあります。

 

ドイツ

 

ドイツでは赤いサンタクロース

の後ろから黒いサンタクロース

がついてきます。

 

いい子には赤いサンタクロースから

プレゼントが悪い子には

黒いサンタクロースがジャガイモの皮や

動物の内臓を渡すそうです。

 

もっと悪い子

灰が入っている袋でたたかれた後、

袋に入れられて地獄に

連れて行かれるそうです。

 

オーストラリア

 

オーストラリアは南半球にあるので

夏の格好をしたサンタクロースが

やってきます。

 

服装は同じですがソリではなく

サーフィンをしてやってきます。

 

サンタクロースは実在するのか

『出典元』『https://goo.gl/images/5ZT2SC』

 

ここまでサンタクロースの特徴について

お話してきましたが、

ここからは長く論争がされている

サンタクロースが実在する実在しない

かについてそれぞれの点から

お話していきたいと思います。

「サンタクロースは実在している」という考え

 

元々サンタクロースのモデルが

「ニコラウス」という方で、

トルコのミュラという町の司教でした。

 

とても慈悲深く子供を助けたり

荒れた海を鎮めたりと生前の功績

認められ聖人となった人物です。

 

なぜこの人がサンタクロースの

モデルになったのでしょうか。

 

ニコラウスさんが

貧しい姉妹を助けるために

家の煙突に金貨を投げ入れたところ、

 

「暖炉の近くにあった靴下にたまたま入った」

 

という伝説が今の長靴や靴下に

プレゼントを入れる風習に繋がりました。

 

そしてグリーンランドで1957年に

長老サンタクロースを補佐するために

グリーランド国際サンタクロース協会

が設立され、1984年には国家事業として

フィンランドにサンタクロース村を建設しました。

 

今では一年中サンタクロースに

会うことができる

人気スポットとして有名です。

 

 

現在協会公認のサンタクロースは

全世界に120人もおり、

クリスマスに自宅で過ごせない

子どものためにクリスマス前に

訪れているそうです。

 

このようなエピソードを踏まえて、

サンタクロースとは

「幸せな子どもを増やすために

大人たちが作り出した実在する人物である」

と捉えることが出来ます。

 

ただこれは妖精など

ファンタジーの世界にいる存在とは

全く別の考え方でありますよね??

 

 

子ども達には夢を与えるために

「神秘的なもの」として

話が伝わっているのではないかと考えられます。

 

『出典元』『https://goo.gl/images/U5NMdv』

 

「サンタクロースは実在しない」という考え

 

逆に実在しないという考えは

今から100年ほど前のアメリカの

「ニューヨーク・サン」

という新聞で当時8歳の

ヴァージニア・オハンロン

という女の子が

「サンタはいますか?」という

質問をしたのがきっかけでした。

 

これに対し

同社のフランシス・チャーチの回答が

以下になります。

 

サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする

 

実はこの文章の後にはサンタクロースが

妖精と同じような存在であり、

子供にも大人にも見えない

と書いてあるのです。

 

つまりこの言い方は、

サンタはいるけれど普通に見えないもの

ということを伝えています。

 

先ほどのように存在を理論的に捉えず、

道徳的な感性で実在すると断定しています

 

これは「実在する派」の人たちが

子どもに伝えていることと少し似ていますね。

 

この文章を読んだ大人たちが

「この見解はおかしなものだ。フィンランドに行けばサンタクロースは普通に歩いている」

 

批判し、サンタクロースを

神秘的な存在として扱うならば

それは存在していないのと同じ、

という意味で「実在しない派」の人が

いるということです。

 

また、サンタクロース=慈善的な行為

をしている人間

なのだから実在していないのと

一緒だと考える人もいるようです。

 

サンタクロースは子どものために存在している

 

『出典元』『https://goo.gl/images/xmqF2F』

 

実在しているしていないの言い合いは

ほとんどが大人同士で行われている

議論であることがわかりました。

 

しかし、サンタクロースは

元々子ども達のためにいる存在であり

大人が決めてよいものではない

のかもしれません。

 

サンタクロースに対して

子どもがどんな考え方を持つのか、

ただ見守ってあげることが

大人に出来る唯一のことではないかと思います。

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