SNSで「#手話言語の国際デー」が流れてきたり、街のタワーが青く染まっているのを見て、「何の日?」と一瞬考えたあなた。その好奇心が、実はとても大切な一歩です。
この記事では、その「結局なに?」を3分で完全解説します。読み終わる頃には、あの美しいブルーライトアップの意味がわかり、誰かに話したくなるネタが手に入っているはずです。
1「手話言語の国際デー」の正体。目的はたったひとつ
結論から言えば、この日の目的はシンプルです。「手話は立派な“言語”である」という認識を世界に広め、ろうあ者の人権を守ることにあります。
「言語」というのが最大のポイント。私たちが声で話す日本語や英語と同様に、手や指、表情を使った「視覚言語」が手話なのです。
- いつ? 毎年9月23日
- 誰が決めた? 国連(国際連合)が2017年に正式制定
- なぜ9月23日? 世界ろう連盟(WFD)の設立日(1951年)に由来
つまり、単なる記念日ではなく、国際社会が共同で掲げる重要なメッセージデーなのです。
2日本では「手話の日」にも!2025年の大きな変化
今年(2025年)、日本でこの動きがさらに加速しました。2025年6月に「手話施策推進法」が施行され、その中で9月23日が「手話の日」と定められたのです。
これにより、日本では「手話言語の国際デー」と「手話の日」が同じ9月23日にダブルで重なることになりました。法律ができたことで、国や自治体による手話普及の取り組みがより明確に、活発化しています。街中で目にする機会が増えた背景には、この法律的な後押しがあるのです。
3話題の「ブルーライトアップ」は連帯の証
この日を象徴するビジュアルが、あの神秘的なブルーライトアップです。世界中のランドマークが、ろうあ者コミュニティを象徴する「ブルー」に染まります。
- 色の理由: 世界ろう連盟(WFD)のロゴカラー。連帯と支援のシンボルです。
- 主なスポット: 東京タワー、スカイツリー、通天閣、あべのハルカス、名古屋テレビ塔など、全国のタワーや県庁舎、市役所。
あなたの地元のシンボルも、青く光っているかもしれません。SNSで #ブルーライトアップ と検索すれば、各地の美しい写真がすぐに見つかります。
4 ライトアップだけじゃない!見逃せないイベント
この日は、ライトアップ以外にも様々な形で理解を深める機会が設けられます。
- 手話パフォーマンス: デフ(ろうあ者)アーティストによる手話歌など。
- 手話体験コーナー: 商業施設などで簡単なあいさつを学べます。
- 「サインエール」の普及: 拍手の代わりに両手を上げて揺らす応援法。スポーツ観戦で広がりを見せています。
5 私たちが今日からできる、小さな一歩
「すごい日だな」で終わらせず、ほんの少し関わることで、見える世界が変わります。
- SNSでシェアする: この記事やライトアップの写真を共有するだけで、関心の輪が広がります。
- ライトアップを実見する: その美しさと意味を体感してください。
- ひとつ覚えてみる: 「こんにちは」「ありがとう」だけでもOK。YouTubeで検索してみましょう。
- サインエールを実践: 静かな応援がふさわしい場面で、さりげなく。
9月23日のブルーライトアップは、決して単なるイルミネーションではありません。「手話も言語だ」「多様なコミュニケーションを認め合おう」という、世界中からの力強いメッセージが込められた光なのです。
次に青い光を見かけた時、その背景にある思いにほんの一瞬、想いを馳せてみてください。そして誰かが「これなに?」と聞いてきたら、あなたが知ったことを話してみてください。理解は、そんな小さな会話から確かに広がっていくものです。

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