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米国MBAが欲しい人はオンラインで!マサチューセッツ大MBAのおすすめポイントは?

MBAとはなんのことでしょうか?

 

学位には、学士、修士、博士があります
が、英語ではそれぞれ、Batchelor、
Master、Doctorとなります。

 

MBAとは、
「Master of Business Administration」
の略で、日本では経営学修士となります。

 

大学院修士課程で経営学を修めた者に対
して授与される、専門職学位です。

 

学士は大学を卒業すれば自然になってし
まいますが、修士や博士は大学院の修士
課程、あるいは博士課程を卒業しなければなりません。

 

これらの課程は、入学が難しいというよ
り、就職のためにはあまり役に立たないので、
進む人が少ないのです。

 

事実、博士浪人とか修士浪人という
人たちが、ゴロゴロいますからね。

 

しかし、現在ではオンラインでも修士
課程をクリア出来るようになり、今回の
テーマであるMBAにもオンラインの課程があります。

 

そもそもMBAという学位は必要なのでしょうか?

 

必要な人はオンラインでもよいのか、それに
マサチューセッツ大(UMass)MBAのおすすめ
ポイントなども、合わせて見ていきましょう。

MBAは必要なのか?

ではまず、そもそもMBAという学位は必要
なのでしょうか?

 

一般的には、職業に就く上では、より高
いクラスの資格(学位など)を持ってい
る方が有利とされています。

 

特に教職員では学位の有無とその内容は、
決定的な要素になります。

 

しかし、それ以外の会社などの商業的組
織では、そこまで有利になるとは思えません。

 

ではMBA取得の必要性は、どんなところに
あるのでしょうか?

 

それは、MBAは学術的知識を得るのが目的
ではなく、実践のためのスキルの向上
最大の目的だからです。

 

具体的には、

  1. 限られた情報と時間しかない状況のもとでも
  2. 論理的に推論して
  3. 最適な意思決定ができる
  4. 人間を養成する

ということですね。

 

つまりは、専門的な学術を掘り下げて研
究するのではなく、即戦力として実務力
をつけるためのコースということになります。

 

MBAの条件として数年の実務経験が要求
されるのも、そのためでしょう。

 

MBAプログラムは、1900年代初めに
アメリカで始まりました。

 

その後、特にアメリカでは、
MBAは大きくビジネスに浸透していきました。

 

大手企業のCEOの半数近くが、MBAを取得
しているとさえ、言われています。

 

また、MBAがないと経営幹部育成コースに
エントリーすらできない企業もあるそうなのです。

 

給料にも差が出て、MBA取得者の給与は、
他の修士修了者と比べて約30%高く、
学士修了者のほぼ倍といわれています。

 

このように、アメリカではMBAを取得する
か否かで、キャリアに大きく差が出てしまいます。

 

日本ではMBAは未だアメリカほどは一般的
ではありませんが、MBAを取得して有利に
なることはあっても、不利になることは全くありません。

 

ただし、MBAで学んだことが、即現実の
経済、つまり収益の向上に繋がるか
なると、それはまた別の問題です。

 

企業にとって最も大事なことは、
収益の増大に尽きます。

 

経営学的に正しいかどうかは関係ありません。

それにMBAで学ぶ期間は、
僅か2年程度しかありません。

 

その2年の間に、経済学、統計学、マーケ
ティング、アカウンティング、ファイナ
ンス、人事戦略などをびっしり学ぶのです。

 

上記以外にも学ぶ案件は、非常に多数あります。

 

当然、一つの案件を学ぶのに
充分な時間は取れません。

 

要点のみ、概略のみ、さわりのみ、とい
うものが多くなるのは当然です。

 

しかし、実際のビジネスの現場では、歴
史的経緯や、暗黙の了解、その他が複雑
に絡みあっています。

 

実際のケースでは、理論とまるで違う
ことも屡々あります。

 

要点のみ、概略のみ、さわりのみの知識
で、それに対応できるのか、ということですね。

 

ミンツバーグの「MBAが会社を滅ぼす」
(日経BP)は、それらを鋭く指摘しています。

 

遠藤功の「結論を言おう、日本人にMBA
はいらない」(角川新書)も、少し別の
観点からMBA不要論をとなえています。

 

日本ではMBAが重視されないのは、
このあたりの問題もあるのかも知れません。



オンラインでとるMBA

通常大学院の修士課程は、フルタイム、
つまり昼間の課程というのが、
暫く前までの常識でした。

 

しかし、現在は大きく様変わりしていて、
夜間や土日のパートタイム制の課程を設
ける大学も増えて来ました。

 

今回紹介しているマサチューセッツ大の
MBAも、フルタイムでなくオンライン、
つまり通信制を取り上げています。

 

オンライン学習のメリットは、
費用と時間が少なくて済むことが、
最大のものです。

 

実際、MBAに限らず高位の学位を取る上で、
最も障害になるのは(学習のための能力
がないことは別にして)、上記の2点です。

 

特に海外の大学の修士課程となりますと、
費用と時間は深刻な問題です。

 

時間の点でも、既に就職している人は、
一旦離職するしか方法はないでしょう。

 

費用にしても、海外、特にアメリカの
大学の費用は、公立であっても
かなり高額な場合が多いのです。

 

これらの点で、海外でのフルタイムMBA
取得を断念している人も多いかと思われます。

 

となれば、大学側でもオンラインなどの
パートタイム課程に力を入れるのは当然でしょう。

 

アメリカでMBAをオンラインで取得できる
学校は、2008年の68校から2012年には
90校に増加しています。

 

それではマサチューセッツ大学MBA
(UMass)の
入学資格と学費を紹介します。

 

マサチューセッツ大学MBAの入学資格と学費

入学資格

入学には、以下の条件を全て
満たしていることが必要です。

 

  1. 4年制大学卒業の学位
  2. 2年以上の実務経験
  3. 英語力(TOEICスコア700点以上が目安)

なお、入学時点でTOEICを受験していない
場合でも入学は可能です。

 

但し、上級課程科目に進級する時点で必須
となりますので、上級課程進級時までに必
ずTOEIC700以上のスコアを提出する必要があります。

 

学費

MBAプログラム学費は、一括納入の場合は、

  1. MBAプログラム受講料【基礎科目(6科目)+
  2. 上級科目(10科目)】 合計2,940,000円(税込)

と、なっています。

 

2回分割納入の場合は、

  1. 入学時 基礎課程学費 1,440,000円(税込)
  2. 上級課程進学時 上級課程学費 1,740,000円(税込)

と、やや割高になります。

 

注 上記MBAプログラム費用に含まれて
いない費用もあります。

 

  1. 英語スキルサポート(6ヶ月パック) 34,560円(消費税8%込)
  2. マサチューセッツ大学MBAプログラムへの出願手数料(50ドル)
  3. 教科書・教材費(1科目あたり100~200ドル)
  4. インターネット接続機器、プロバイダー料金、および通信費
  5. 成績証明書の取得および発送手数料、英語試験(TOEIC等)受験料および成績発送手数料
  6. その他基本サービス以外の一切の諸費用

なお、これらの学費は、学費ローンも利用可能です。

 

マサチューセッツ大MBAのおすすめポイントは?

ではなぜ、マサチューセッツ大MBAオン
ラインが好評なのか、そのおすすめ
ポイントなど見てみましょう。

 

  1. TOEIC700点で入学可能 TOEFL・GMAT準備の時間は不要
  2. 国際認証『AACSB認証』取得

以上がマサチューセッツ大MBAの
おすすめポイントです。

 

いずれも重要ポイントでメリットが大きいですね。

 

TOEIC700点で入学可能 TOEFL・GMAT準備の時間は不要

これは入学のための敷居が低い、という
点で最大のおすすめポイントでしょう。

 

TOEFLとは英語の能力を見る試験で、
TOEICのアメリカ版といったところでしょうか。

 

TOEICは日本でも取得している人は多いの
ですが、TOEFLとなると日本人でクリアし
ている人はごく少数かと思われます。

 

その準備期間も2年程度は必要です。

 

GMATは英語での数学や言語の能力を見る
試験で、これも日本にいると馴染みはありません。

 

こちらも準備期間は2年程度必要です。

 

それらが不要という点で、マサチュー
セッツ大MBAオンラインが好評なのも
理解できますね。

 

国際認証『AACSB認証』取得

AACSBとは、MBAの品質を担保するための
認証機関のことです。

 

AACSB認証は、そのMBAの品質が優れてい
ることを認める認証なのです。

 

結び

MBAとは、
「Master of Business Administration」
の略で、日本では経営学修士となります。

 

MBAの目的は、学術的知識を得ることではなく、
実践のためのスキルの向上にあります。

 

マサチューセッツ大MBAでのオンライン
学習のメリットは、
費用と時間が少なくて済むというものです。

 

マサチューセッツ大MBAのおすすめポイ
ントとしては、まず日本人には不慣れな
TOEFLやGMAT取得が不要で、TOEIC700点でOKという点です。

 

もう一つは、権威ある国際認証
『AACSB認証』を取得している点です。

 

ただし、学費は300万円前後と、
かなり高額ではあります。



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