年間行事

鴨川をどりの2019のチケットや当日券、普通席の買い方!服装やお茶席はどうする?

京都の春たけなわを告げる「鴨川をどり」
は、明治5年(1872年)から連綿と続く
歴史を誇る、京都最大の踊りの祭典です。

 

京都五大花街の一つで最も有名な先斗町
の歌舞会による、春のをどりが「鴨川をどり」なのです。

 

第182回鴨川をどりは、今年も例年通り
新元号元年5月1日(水)~24日(金)

にかけて行われます。

 

公演中には立礼によるお茶席もあり、
美しく着飾った舞妓さん芸妓さんが
お茶を点ててくれます。

 

そこで今回は、鴨川をどりの2019の
チケットの買い方や、お茶席や服装は
どうすれば良いのかなどを紹介いたします!

鴨川をどり2019のチケットの買い方は?

鴨川をどり2019は、今年も例年通り
新元号元年5月1日(水)~24日(金)
に行われます。

 

今年2019年は第182回となりますが、
演目(公演内容)は今の所未だ発表され
ていないようです。

 

鴨川をどりは、京の春のイベントでも
一二を争う人気イベントです。

 

当然観光客も殺到しますので、観覧を希
望する場合は、できるだけ
早期にチケットを予約しておくべきでしょう。

 

こちらが第182回の鴨川をどり2019の要項です。

 

第182回 鴨川をどり2019要項

 

日程 5月1日~5月24日予定

第1部 12:30~14:20

第2部 14:20~16:10

会場 先斗町歌舞練場

 

電話番号 先斗町歌舞会 TEL:075-221-2025

住所 〒604-8003 京都市中京区先斗町通三条下ル

 

地図

 

鴨川をどり 公式サイト

以下チケットの予約方法です。

チケットの予約方法

チケットの予約方法は、
直接先斗町歌舞会に電話又はWEBサイト
で予約するか、JTBなどの代理店で予約します。

 

第182回鴨川をどりのチケット発売日程と
料金は、このようになっています。

 

各旅行代理店扱い 1/8(火)~

数量限定WEB先行予約 2/1(金)AM10:00~

お電話一般予約 4/1(月)AM10:00~

WEB一般予約 4/8(月)AM10:00~

観覧料金

お茶券付特別席/4,800円、特別席/4,200円、

普通席/2,300円、お茶券/700円

当日券あり

先斗町歌舞会直接申込は、

電話での申込みの場合 (4月1日(月)AM10:00~)は
特別席(4,800円、4,200円)のみ取扱いとなります。

 

先斗町歌舞会【TEL.075-221-2025】へ電
話して、希望の観覧日、券種、枚数を申
込みます。

 

この場合、席の指定はできません。

 

申込みが完了後に、

郵便振替・郵貯銀行振込、現金書留

のいずれかで代金を支払います。

 

この振込先などは、申込み時に案内する
とのことです。

 

入金確認後に『観覧券引換券』が、封書
で郵送されてきますので、紛失しないよう
大事に保管しておきましょう。

 

観覧当日に、この『観覧券引換券』を
「入場券」および「座席指定券」と交換
することになります。

 

JTBなどの代理店の場合は、

最寄りの旅行会社、JR窓口で申し込みます。

 

観覧券引換券の代わりにクーポン券が
発行されますので、これを観覧当日に持参します。

 

契約旅行会社は、JTB、日本旅行、近畿
日本ツーリスト、東武トップツアーズ、
阪急交通社、びゅうプラザなどとなっています。

 

WEBでの申込みの場合は、

2月1日(金)AM10:00~ 数量限定先行予約

4月8日(月)AM10:00~ 一般予約

特別席(4,800円、4,200円)のみ取扱い

となっていますが、いずれも席の指定はできません。

申込みページにて必要事項を記入し、
支払いはクレジット決済となります。

 

クレジット決済後はいかなる場合も、
キャンセル・変更はできません。

 

入金確認後に、
『鴨川をどり/観覧引換証』PDF
がメールで送られてきます。

 

メールに添付されている
『鴨川をどり/ご観覧引換証』をプリントし、
観覧当日持参します。

 

これを忘れると、入場券などとの引き替えができません。

 

また、『鴨川をどり/ご観覧引換証』の
プリントができない場合は、スマホ・タ
ブレット等で『鴨川をどり/ご観覧引換証』をスタッフに提示します。

 

当日券は歌舞練場の玄関横にある
チケット販売所で
当日の午前10時から購入できます。

会場へのアクセス

2019年の第182回鴨川をどりへのアクセス方法です。

 

会場 先斗町歌舞練場

連絡先電話番号 先斗町歌舞会 TEL:075-221-2025

住所 〒604-8003 京都市中京区先斗町通三条下ル

 

地図

電車の場合

地下鉄

京都駅より烏丸線に乗り「御池駅」へ
東西線に乗り換えて「京阪三条駅」下車
6番出口より徒歩5分

京阪電鉄

「三条駅」下車 6番出口より徒歩5分

阪急電鉄

「河原町駅」下車 1番出口より徒歩10分

市バスの場合

5系統岩倉行、17系統錦林車庫行
205系統河原町通・北大路バスターミナル行

いずれも「河原町三条」下車、徒歩5分

タクシーの場合

JR京都駅より約1,000円~1,200円

車の場合

<
名神高速・京都東IC/京都南ICより約1時間

先斗町歌舞練場には駐車場はありません。

 

近隣のコインパーキングなどを利用してください。

 

こちらは鴨川をどりの動画です。

 

服装やお茶席はどうするの?

鴨川をどり2019の服装は、取り立てて
決まったものはないようですね。

 

フォーマルな服装は必要なく、
普段のままの服装で全く問題ありません。

 

むしろあまりかしこまった服装では、
周囲から浮いてしまいますので、
普段着のままがよいでしょう。

 

雰囲気に合わせたいということであ
れば、和装などはよいかも知れませんよ。

 

荷物は館内1階に荷物を預る
クロークがあるとのことです。

 

鴨川をどり2019では
劇場内での飲食はできません。

 

その代わり、館内2階と3階に休憩所が
あり、自販機などもあります。

 

また、車いすでも行くことができます。

 

但し、古い建物なので段差がありますが、
そのような場所では会場の職員さんが手
伝ってくれるとのことです。

 

鴨川をどりの茶席

開演前に会場4階で行われ、美しく着飾っ
た芸妓さんのお点前を楽しむことが出来ます。

 

また、菓子皿はそのままおみやげとして
持ち帰りできるそうですよ。

 

お茶席で出てくるお菓子は「団子皿」
に乗って出てきます。

 

「団子皿」というのは、都をどりの名物と
も言える、団子の絵が描かれたお皿です。

 

色は5色ありますが、どの色をもらえるか
は、その時の縁次第です。

 

緑や赤の人気が高く、中には転売している人もいるとか。

 

その位人気のあるお皿なのですね。

 

また、一時2019年の第182回都をどりで
は、一部ではお茶席はないという噂がありました。

 

しかし、公式サイトではお茶席の項目
ありましたので、お茶席なしの心配はな
さそうですよ。

 

鴨川をどりの茶席は立礼式で、椅子とテーブルを用います。

 

この式は椅子点と言い、明治5年仙洞御所
で博覧会が開催された際に、裏千家玄々
齎宗匠が外国人客の接待のお茶のために考案した点前作法です。

 

偶然ですが、鴨川をどりも明治5年に創演しているのですね。

 

以下その立礼の作法ですが、これを無理
にそのまま行う必要はありません。

 

全くの自己流でお茶を飲んでもなんら差し支えありません。
一応、こんな礼式もあるよ、程度にお考えください。

 

尚、私の家は代々茶道具屋を営んできま
したが、私自身は茶の作法は全く知りません。(笑)

 

立礼の作法

 

最初にお菓子が出され、「お菓子をどうぞ」
と勧められます。

 

隣の人に「お先に」と挨拶し、
お菓子をいただきます。

 

次にお茶が出てきますので、隣の人に「お先に」
と、お茶を持ってきてくれた人に「お点前頂
戴いたします」と言って頭を下げます。

 

茶碗の正面が飲み口側にこないように、
茶碗を時計回りに軽く2回回します。

 

お茶を三口半で飲みます。

 

飲み終わったら親指と人指し指で飲み口
を拭き、手を懐紙でふきます。

 

茶碗を反時計回りで回し、自分と反対側
に正面がくるようにして置きます。

 

とまあ、こんなものですが、挨拶抜きで
片手でわしづかみにしてガブガブと飲ん
でも、それもご愛敬でしょう。

 

実際にこの茶席に参列した方の体験談を
見ると、中々面白いですね。

 

席は茶券付き特等席というものがあるそうです。

 

料金は1等席より500円高いだけなので、
あまり違いません。

 

待合場所に開演前に集合し、パイプ椅子
で待っていると、一定人数毎にお茶席に
案内されます。

 

お茶席は長椅子で、空いている席に着席します。

 

すぐ受付で渡されたお茶券と交換に、
お抹茶(薄茶)と焼き物の団子皿に
載ったお菓子が出されます。

 

これは芸妓さん舞妓さんが、お点前を何
回も続けている間に客が入れ替わって、
お点前の進行とは関係なくお茶を頂くシステムだそうです。
つまり、芸妓さん舞妓さんと相対しての
普通のお点前ではないのですね。

 

回転お点前

というか、流れ作業というか、
少しばかり味気ないような気もします。

 

こちらは鴨川をどりの茶席ではありませ
んが、立礼の茶とはこんなものという例
です。

 

 

結び

2019年の第182回鴨川をどりは、先斗町
歌舞練場で例年通り、
5月1日~5月24日開催の予定となっています。

 

演劇的内容の第1部と、
純粋に踊りを楽しむ第2部の構成です。

 

チケットの予約方法は、
直接先斗町歌舞会に電話又はWEBサイト
で予約するか、JTBなどの代理店で予約します。

 

服装は特にしきたりなどはなく、普段着のままでOKです。

 

会期中は、開演前にお茶席があり、人気の的となっています。

 

これが回転寿司ならぬ
回転お点前という、
変わったスタイルなのです。

 

この時貰える「団子皿」という菓子皿も
大人気で、転売する人もいるそうですよ。

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