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かすみ草の髪飾りの作り方!必要な材料や手順を動画を絡めて紹介!

成人式や結婚式、発表会や卒業式など、
生花の髪飾りが輝く場は多いですね。

 

生きた花はそれだけで華やかですし、
造花にはない独特の魅力がありますので、
いやが上にも周囲の眼をひきます。

  • 「他人とはひと味違うものにしたい」
  • 「誰よりもかわいい髪飾りで豪華にしたい」

などと思っている女性は多いでしょう。

そんな方には、手作りの生花の髪飾り
など、いかがでしょうか?

 

特にかすみ草は、名前通りのかすんだよ
うな白い小さな花が、清楚で可憐な雰囲
気を醸し出します。

花言葉も「夢心地」、「親切」、
「人の魅力を引き出す」など、
チャーミングですね。

そこで今回は、かすみ草の髪飾りの作り
方を、必要な材料や手順も含めて紹介し
ていきます!

かすみ草の髪飾りの作り方

かすみ草の髪飾りは、楽天などのネット
通販でも多数販売されています。

価格的にもそれほど高価ではありません。

ですからネット通販を利用する手もあり
ますが、自分で作れば、好みに合わせて
自由に作れるのが魅力ですね。

 

というわけで、自分で作るかすみ草の髪
飾りの作り方を紹介しましょう。

自分で作るかすみ草の髪飾り

生花で作る髪飾りは、綺麗で豪華ですが、
それだけでなくメリットも多いのです。

 

まず作る時間は30分程度で作れます。

 

それに作るための技術も、
特別な技術は必要ありません。

 

なによりも、髪飾りを自分好みにアレンジ
できるのは、最大のメリットでしょうね。

 

美容師さんも、生花と造花では生花を推すそうですよ。

 

なにより生花は一番綺麗ですし、造花で
は出せない華麗な雰囲気があるとのこと
なのです。

必要な材料と道具

髪飾りを作るのに、必要な材料と道具は、
以下のようなものです。

 

  • 生花(かすみ草+好みの花)
  • ワイヤー(24番から30番)
  • フローラルテープ(黒)
  • クッキングペーパー
  • ペーパータオル(又はコットンかティッシュペーパー)
  • 活力剤(無くても可)
  • ペンチ
  • ハサミ

かすみ草の髪飾りを作る手順

生花や葉をカットして水につける

生花や葉の茎を5センチほどの長さに斜めにカットします。

 

切り口を水に30分から一時間程つけます。

 

この水には活力剤を入れておくと、花がより長持ちします。

 

花が開ききっていない場合は、40度から
43度位の集めのお湯に入れると、花が大きく開きます。

 

ワイヤーを刺す

茎にワイヤーを真ん中まで刺し、
「へ」の字形に曲げます。

 

花が大きい時には、十字型にワイヤーを
2本刺し、交差させます。

 

コットンを巻く

コットンを水に浸してから、
生花や葉の切り口に巻きつけます。

 

キッチンペーパーやティッシュを使用す
る時は、巻きつけた後で水で湿らすと巻
きやすいです。

 

この水も活力剤に入れておくと、生花が
長持ちします。

 

フローラルテープを巻く

このコットンなどの部分に、フローラル
テープを巻いていきます。

 

フローラルテープを巻くときの力加減は、
ちょっと難しいですね。

 

あまり強く巻くと水が出てしまいますし、
緩すぎるとうまくくっつきません。

 

余分な部分を切りとる

ワイヤーの余分な部分をカットし、
ワイヤーより少し長めにフローラルテープ
を巻きたします。

 

これは髪に挿した時、頭を傷つけないためです。

 

これで花飾りは完成です。

髪に飾る

髪に飾る際は、
髪に刺してヘアピンなどで固定
します。

 

自信がない人は、美容院に持って行き、
美容師さんにセットをお願いしましょう。

 

美容院に持って行く際は、霧吹きをして
ビニールや生け花用のシートでくるんだ
りし、傷まないよう箱に入れて持っていきましょう。

 

保管方法

使用する当日ではなく、前日に髪飾りを
作る場合は、涼しい場所に保管しておきます。

 

この作り方の手順ですが、動画を参照す
ればよりわかりやすいでしょう。

 

生花の髪飾り作りの動画です。

 

 

 

かすみ草の花冠の作り方

かすみ草は白い清楚なイメージの花なの
で、髪飾り以外にも色々と使えますね。

 

かすみ草の花冠の作り方を簡単に書いてみます。

 

花冠の材料
  • かすみミ草 5本
  • クリスマスローズ アルグティフォリア 5本
  • SPバラ スプレーウィット 5本
  • ローズゼラニウム(グリーン) 3本
  • ミスカンサス[斑入り]  1/2束
  • ワイヤー 18番
  • フローラルテープ
花冠の作り方

カスミソウを4センチ程に切り分け、
水につけておきます。

 

クリスマスローズやアルグティフォリア
も、同様に水につておきます。

 

使う人の頭の大きさをワイヤーで計り、

印としてそこを折り曲げておきます。

 

先ほど頭の大きさに合わせたワイヤーを
伸ばしてから、白のフローラルテープを巻きます。

 

次ぎはワイヤーを頭にのせ、
クリスマスローズの位置を確認します。

 

位置を決まったらペンなどで印をつけておきます。

 

ワイヤーにカスミソウをつけて花冠を作っていきます。

 

リースを作るように、カスミソウ数本を
フローラルテープで巻きつけます。

 

印の所には、クリスマスローズをつけます。

 

これにて完成です。

 

かすみ草とはどんな花?

カスミソウは、ナデシコ目ナデシコ科に属する植物です。

 

かすみ草は背丈が1m以上にも伸び、
白い小さな花を沢山咲かせます。

 

花の色は大半が白ですが、時にピンクや
まれには深紅もありますが、いずれも
花が多数咲くというのが特徴です。

 

もう一つの特徴は、肥料があまり必要で
ないというものです。

 

肥料無しでもちゃんと花が咲くそうですよ。

 

かすみ草は別名「ムレナデシコ(群撫子)
とも言い、一年草と宿根草の両種があります。

 

花言葉は「夢心地」、「親切」、
「人の魅力を引き出す」など、魅力的ですね。

 

花言葉にふさわしく、かすみ草の花は、
小さく可憐で清楚です。

かすみ草の匂いについて

最高にチャーミングな花なのですが、ひ
とつだけあまり魅力的でない点があります。

 

それは「匂い」なのです。

 

人により表現は違いますが、
「ウンチ臭い」とか「オジン臭い」
などとも言われています。

 

勿論、髪飾りに使う程度の少量でしたら
問題はありませんが、栽培している畑位
の量になりますと、かなり強烈に臭います。

 

お花屋さんによっては気にならない程度
に消臭してくれる所もあるそうですので、
匂いが気になる人は、花屋さんに相談してみてはいかがでしょうか。

 

この匂いはかすみ草自体のもので、含有物質「イソ吉草酸」
によるものだそうです。

 

イソ吉草酸は特に宿根かすみ草に多く含まれています。

 

イソ吉草酸は天然の脂肪酸で、チーズや
汗、足、加齢による口臭のような匂いが
あります。

 

これはまさに「オジン臭」ですね。

 

進化の過程で、宿根かすみ草はハエの力
を借りて受粉するようになりました。

 

これは花によっては、蜜蜂やその他の昆
虫を呼び寄せるのと、似ていますね。

 

そのハエを呼び寄せるための臭いが、
オジン臭だったのです。

 

イソ吉草酸の臭いを減らす物質もあります。

 

「イソアミルアルコール」などのアルコール類です。

 

これはフーゼル油の主成分であり、独特
臭気と毒性があり、品質の悪い清酒の
中に含まれ、悪酔いの原因となることもあります。

 

匂いを消す成分にも強い匂いがあるとは、
毒をもって毒を制すとはこのことですね。

 

これは商品されており、
「クリザール カスミSC」などとして
販売されています。

 

結び

かすみ草の髪飾りを作るには、ワイヤー
(番線)、フローラルテープ、クッキン
グペーパーなどが必要です。

 

作り方は特に複雑ではなく、ワイヤーと
フローラルテープで、かすみ草を固定し
ていくだけです。

 

とはいえ、始めて作る時には戸惑うこと
もあるかと思いますが、実際に作ってみ
れば解決出来るものばかりでしょう。

 

かすみ草の花は白い小さな花で、
清楚可憐という言葉をそのまま花にした
ような花なのです。

 

なのに、かすみ草、特に宿根かすみ草に
は独特の匂いがあります。

 

この匂いは、かすみ草のイソ吉草酸によ
るもので、チーズや汗、足、口臭のよう
な匂いなのです。

 

勿論、髪飾りに使う程度の少量でしたら
全く問題はありません。

 

それにしても乙女の象徴のような清楚可
憐な花が、オジンの匂いとは、皮肉なものですね。

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